変わりたいのに変われない理由～「すごい人」になりたい！心理～

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　心理カウンセラー服部希美です。

その理由はさまざまで、
ケースバイケースなんですが

最近、特にお伺いするのが

こんな私じゃ誰からも好かれないから
もっとより良い私にならなきゃいけない。

だから変わらなきゃ、と思うんだけど
私には無理かも、と思ってしまっているかも・・・いうお話。

こういうときには、

じゃあ、どんな風に変われたら
人から好かれる人になれそうだって、思っていますか？

ってお聞きしたりするのですが

かーなーり、
極論が出てくることが多かったりします。

「すごく、できる人」
「すごく、可愛い人」
「すごく、立派な人」
「すごく、素晴らしい人」

この「すごく」という言葉は、
比較が入っているんですよね。

「私は人より、劣っている」
「ありのままの私は、ちっぽけだ」

と信じ込んでいるがゆえに
「人より秀でていないと、愛されないだろう」

という心理が、
心の中に眠っている状態を表しているんです。

ですから、こういうときの「変わりたい」って

「外側から、その足りない分を補わなきゃ！」という
心理から出てくる発想なのですよ。

＋＋＋

でもですね。
これって実は、いつまでたっても「満たされない」んです。

たとえば「できる人」の証明のために
血のにじむような努力をして、有名企業に入ったとしましょう

一瞬は、良い気持ちになれるかもしれない。
誉められることも増えるかもしれませんね。

仕事に誇りを持てることは、素晴らしいことでもあります。

でも、だんだんとその環境に慣れていく（当たり前）と、
その企業の中で、人と比べることが始まってしまい

また「人より、できる人」になるべく、
頑張り続けなければいけない・・なんてことが起きたりするんです。

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行動自体は悪いものではないのです。

自分を否定し、ちっぽけに扱っている状態での
埋め合わせの「変化」では、

更に、自己否定を
強化してしまうことになりかねない、ということですね・・＞＜

変わりたいのに、変われない。

それは、勇気がないとか根性がない、とか
そういうことではなく、

ちゃんと「理由」と「意思」があるのですよ＾＾

こういうときに、取り組んでいくことは

変わる変わらない、よりも、
「もう、すでにある」ということを知り、
自己肯定感をあげていくこと

そして、自分の力を使っていく練習が
大切だったりするわけですね～～。

変わりたいけど、変われない。

そんな頑張り屋さんなあなたこそ
一度、立ち止まって

あなたの本当の気持ち、
そろそろ、耳を傾けてあげませんか？？

カウンセリングもご利用くださいね。

参考になれば幸いです。

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