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服部希美
心理カウンセラー/講師
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不安を安心感に変える方法5選〜ほっと一息つきたい時にオススメ記事、集めてみました〜

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。

2024年。
年始早々、色々なことが起きていますね。

直接、関わりがある方はもちろんのこと。

自分には影響はないのだけれど
なんだか気持ちが落ち着かない。

まるで自分のことのように、心配になっちゃう。

ニュースなどで見聞きするたびに
被災された方のことを思うと、心が痛い・・。
そんな方もいらっしゃると思うのですね。

で、こういうときって
その人が今できること、ほとんど、やっていらっしゃると思うのです。

それ以上のことは、いま難しかったりする。
それでも、なにか・・できないかって思って苦しくなっちゃう。
これ以上何か起きちゃったら、と不安になる。

それはそれで、あなたの優しさ。
大切にしていただけたらなぁと思うのですが

こんなときに、私たちにできることは
「まず、自分が落ち着くこと」なのかな、って思ったりします。

まーーー、なかなか難しいことでもあるのですけどね><

ということで。
今日は、服部の記事の中から

安心感やぬくもりに触れるような。
あなたのこころがホッとするような。
今の自分をまるごと受け止めてあげられるような。
そんな記事を集めてみましたよ。

かーなーりー昔の記事もありますが
当時の雰囲気も味わいながら(笑)
よかったら、読んでいただけたら嬉しいです。

また、緊急時に心を落ち着かせる方法を
いくつかご紹介しておきます。

よかったら、できそうなものをお試しくださいね。

被災地の安全と、1日も早い復旧を心よりお祈りいたします。
少しでも、皆様が笑顔で穏やかな毎日を過ごす支えとなれますように。

もしもマニュアル - 東京都防災ホームページ

目次

1:深呼吸

緊張している時や不安な時、というのは
呼吸が浅くなっていることが多いです。

すこし、意図的に
ゆっくりと呼吸を繰り返してみましょう。

ポイントは「まずは、吐くこと」

吐き切ると、自然と息は吸えますからね。
息は吸うことよりも「吐くこと」を意識するといいそうですよ。

それだけでも、すこし、落ち着くことも多いですからね。

また、すこし散歩をしてみる。
歩いてみたり、ストレッチをしてみる。
というのも効果があるそうです。

感情がままならないときには、
体からゆるめるアプローチも効果的のようですよ。

2:不安な気持ちを「見える化」してみる。

自分の予想していなかったようなショックな出来事が起きたり
過去、似たような怖い思いをしたとき
これから先、どうなってしまうのだろうと感じているとき
私たちの頭はフル回転し、最悪の想定をして不安を増幅させてしまったりします。

それは、あなたが一生懸命
あなたや、あなたのまわりのひとの命を守ろうとしている証拠!

でも、このまま
不安だけが増幅されてしまうと
心の余裕がなくなってしまいますね。

心の余裕がなくなってしまったり、
心理的負担が長くかかりすぎてしまうと

心理学の難しい用語で「心理的視野狭窄」というのですが、
ふつうにしていたら見えているものが見えなくなっちゃったり
いい案が浮かばなくなってしまったり。

不安から体調を崩してしまったり
周囲と不安で共鳴しまうこともあったりするのですね。

ですからね。
こういうときには「不安を感じる自分」を否定するのではなく

いま考えていることを紙に書き出して
「私は、こんなことに不安を感じているのだなぁ」と
丸ごと認めてあげるといいかもしれませんよ。

そして、できるだけ
優しい言葉をかけてあげてくださいね。

「そうだよね、不安だよね」
「無理もないよね」

書き出すのが難しい・・という場合は、
できる範囲で構いませんよ。無理は禁物。

できそうであれば、やってみる。
そのぐらいで大丈夫ですよ。

あなたの不安さんに耳を傾けて
こころに余裕を作ってあげましょう。

そしてね。
できるなら、支援してくれる人とつながって
その不安をシェアすることも効果的。

いまの不安な気持ちを我慢せず、
できるなら、頼れる方と話してみてほしいなと思います。

とくに災害などで被害に遭われているときや
実際に被害を受けていない地域に住んでいる人の中には

「私よりもっと大変な人がいるから」と、
我慢してあまり不安を吐露せず頑張り過ぎてしまう方も多いですからね。

私たちカウンセラーもお役立てくださいね。

3:ハグをしたり手をつなぐ

言葉にならない不安を抱えているときには
物理的に「ひととつながる」こともオススメです。

わたしたちは、赤ちゃんのころ
お母さんのぬくもりの中で育ちました。

お母さんや養育者の
腕の中のぬくもりの中で、安心感を感じていたわけです。

ですから、肌のあたたかさや、抱きしめられる感覚を感じると
私たちは無意識に、そのころの「安心感」とつながることができるのですね。

安心感を感じると、ほっと体の力が抜けたり
凍っていた感情が動き出して消化されていくこともあります。

パートナーとハグをしたり。
お友達と握手をしたり、背中をさすってあげたり

小さなお子さんがいらっしゃるのであれば
ただただ抱きしめてあげてください。

セルフハグでもいいですよ。
自分で自分を抱きしめてあげて
ぬくもりを感じさせてあげましょう。

ちなみに、胸の中央、鎖骨のすぐ下あたり(みぞおち付近)を手であたためたり
背中側をホッカイロとかであたためると、不安な気持ちが安らぐことが多いようですよ〜。

私はよく、肺のあたりを
あずきをレンジで温めるタイプのホットパックで温めたりします。

触って心地よい場所が、きっとあなたの癒しポイント。

良かったらお試しくださいね。

4:必要以上に、情報を入れすぎない

実際に被災されている方にとって、
情報は、必要なことではあるのですが、

実際に被災しているわけではないけれど
過去のことを思い出してしまったり、心配になって不安が膨らんでしまう方は
ニュースやワイドショーなど、見聞きする情報を最低限に抑える、というのも大切なことかもしれません。

あなたの心を大切にすることを、
優先していただけたらと思うのですね。

なかには、辛い思いをしている人のことを思うと、
自分だけがラクでいてはいけないのではないか、とか
楽しんだり、笑ったりしてはいけないのではないかとか

被災されている方の中には、ご飯を食べることがままならない人もいるのに
私は安全な場所にいて、温かいご飯を食べている。

共感力が高い方ほど、
そんな状況に罪悪感を感じて
心を追い込んでしまう方も多いかもしれません。

でもね。
置かれている状況は、みんな違います。
できること、必要なことは、それぞれ違いますからね。

それぞれの場所で日常を過ごしながら
必要なところで、必要なタイミングで
助け合える余裕が作れたらいいですよね。

そのためにも、あなたが日常を楽しんで過ごしたり
喜びを持って過ごすことはとても大切なこと。

またこういった非常時には、とくに
「笑い」も大切にできるといいそうですよ。

なんて不謹慎な!って感じる方もいらっしゃるとは思いますが・・

お笑い番組や、スキなアーティストさんの曲を聞いたりして
楽しそうなもの、面白いことに触れて、クスッと笑う。

これだけでも、心がゆるんで、緊張がほぐれますからね。

5:ありがとう探しをしてみる

最後は・・感謝とつながること。

とはいえ・・
こんなことを書いちゃうと
実際に渦中にいらっしゃる方から

「こんな緊急事態に、ありがとうなんて探せないでしょ!」
「そんなこと、できるわけがない。ぜんぜん気持ちをわかってくれてない!」
「よく、そんなことを考えられますね!?もっと頑張れっていうのですか!」

そんなふうに言われちゃうかもしれませんね・・。

本当にね・・ごもっともだと思うのです。
腹が立つのも無理はないこと。

ただでさえ、お辛いのですから・・
無理はしてほしくないなと服部は思うので
できる範囲で、気が向いたものを試していただけたらなと思って書いているわけなのですけどね

心理カウンセラーとして
この方法をご紹介するには、心理的な理由があるのです。

それは・・「私たちは、同時に違う感情を感じることができない」という心の仕組みです。

たとえば、あなたが不安に飲み込まれているとき
不安はどんどんと膨らんでいきます。

そして、不安や深い悲しみから、私たちは身を守りたいという気持ちが出てきますから
周りの人や、思うようにならない現状、自分の気持ちなど・・
たくさん攻撃性がでてきて、心の余裕がどんどんなくなっていったりします。

そしてね、ピンチの時って、あなただけじゃなく
あなたの近くに、あなた以上に心の余裕がなくなっている人もいると思うのですよね・・。

周囲の人の怒りや悲しみと共鳴して
どんどんと心が落ち込んでいく、なんてこともあるかもしれません。

これもね、無理もないことだと思うのです。

でもここで。
「ありがたいな」と感じることをみつけたり
「失ってみてわかった、ありがたかったこと」を見つけたり
いま、自分のことを応援してくれている人のことを思い出したりして、つながることができると

不安と感謝は同時には感じられないので
不安な気持ちから、抜け出すことができることがあるのですね。

たとえば、いっしょにこの悲しみを乗り越えようとしている
人の健気さをみつけてみる、でもいいかもしれませんし

夜空を見上げて、星が瞬くのをみてみるのもいいかもしれません。
同じ空の下でつながっている仲間のことを思い出してみる、というのもいいかもしれません。

もちろん、服部も応援していますよ。

また、いまあなたが出来ることで、誰かの手助けをするのもいいと思います。

こんなに大変なことが起きているのに、私には何もできない。

この無力感が、自分を追い込んでいることも多いですからね。

たとえば、家族に笑顔で挨拶をする。ご近所さんに小さな親切をしてみる。ありがとうを、こまめに伝える。

粛々と。いま、あなたの出来る範囲で。

あなたの身近な人に、安心感をあげてみてくださいね。

みなさまが、1秒でもはやく。
暖かさと安堵を感じられますように。

少しでも、この記事が
こころ優しきがんばりやさんなあなたのお役に立てたら嬉しいです。

*****

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