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服部希美
心理カウンセラー/講師
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繊細さんがタフな人と対等な関係を築くためには、まず「私らしくいられる居場所」が必要

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

最近ね、繊細であるがゆえに困っています
そんなお話をお伺いすることが多いような気がするんですよね。

他の人に比べて、バリバリと動くのはちょっと苦手。
疲れやすくて、1人の時間がないと壊れちゃう^^;
「そんなことまで気にしているの?」なんて言われちゃうことも多い。
人が困っていると、真っ先に気づいてしまう。

今日は、そんな「周りに気がつき過ぎちゃう」
優しいあなたに、一言メッセージを更新です。

服部

ずいぶんと、繊細さを理解し
受け入れてくれる人は増えてきましたが・・

いままでの世の中ってね、やっぱり
「打たれ強くて、タフで、自立している人」が有能、みたいな
流れってあったと思うのですよね。

いいとか悪いとか、ではなくて
そういったタフさが求められていた時代でもあったのかなーなんて思います。

もちろんね、体力的にも精神的にも
タフな方が活動的だったりもしますね。

力仕事や、変化を求められるお仕事なんかはとくに
そういった「タフな方」が担ってくださることで、社会が回っていたりもします。

でもね、誰かの心にそっと寄り添う、とか
共感して分かち合う、とか
忙しさの中に見失ってしまいがちなもの。

そんな「繊細さ」で、ものごとをキャッチできる感性もね、
社会でみんなで幸せに生きていくために必要な力、だったりするのですよね。

で、ここからが本題なのですが。

そんな自分を受け入れる、というプロセスの中で
結局のところ大事になることは「繊細な自分を受け入れる」だと思うのですが・・
ここで落とし穴があるんじゃないかな?って服部は思うのですね。

それは「繊細さ」をちょっと特別扱いしちゃうこと。

「あの人は私と違ってタフだから、私の気持ちはわからないし、分かり合えないよ。」
「タフで強い人が偉い時代は、終わったんだからね」

・・・・

「自分を認める」ということをやろうとして
自分以外の人のことを、まるで敵のようにしちゃうこと・・あったりしませんか?^^;

こういった心理の裏には、やっぱりね
自己否定や癒やされていない傷つきが隠れているのだと思います。

いままで、誰も私の繊細さを理解してくれなかったじゃない(泣)

この悲しみってね、すっごく深かったりしませんか?

繊細さに理解のある環境で生きてこれたならいいのですが、
まるで、お母さんをずっと探している迷子のような心細さや寂しさを抱えて
ずっとずっとずっと・・・「私、ここにいてもいいのかな」って問い続けてきた。

繊細な方ってね、そんな方も多かったりするんですよね。

こういった悲しみをひとり抱えて、
自分の心の中に眠ったままになっているとね・・
自分を認めようとするときに、相手を否定してしまいがち、だったりするのですね。

「私は、あの人とは違うのよ」

そう思っちゃうのはね、
その違いに傷ついてきたから、だったりするわけですね。

あなたが悪いとか、間違っているとか、
そういうことではなくて、そう思っちゃうもの無理のないこと、なんですよー。

でもね、その結果、
対人トラブルを引き起こしてしまったり、
恋愛がうまくいかないとしたら・・

あなたの持っている繊細さは、
あなたを追い詰め、傷つけるものになってしまいますね。

あなたも本当は、つながりたい。
そんなことを感じながら、頑張ってこられたのではないでしょうか?

ときには、タフな人のふりをしながら・・ね。

まずは、そんなあなた自身が安心して自分でいられる場所、
「私、ここにいてもいいんだな」という安心感を感じること、
そして、泣きつけるような「拠り所」をきちんと作ってあげましょうね。

もちろん、人っていろんな人がいますから
自分が仲良くなりたいと思っても、うまくいかないことってあります。

でもね、分かち合える人も、同じだけいるはずですから・・。

そうやって、あなたが世界に安心感を感じることができれば
今度は、自分とは全く違いタイプの、タフな人とも触れ合っていくこともできるようになります。

「私は私でいい」「私にも、あなたにしてあげられることがあるんだね」
「あなたはあなたでいい」「あなただからこそ出来ること、私は尊敬しているよ」

あなたのなかの繊細さは、あなたの良さ。
でも、あの人の持っているタフさもまた、あの人の良さ。

そういった「対等さ」と「敬意」を感じる時間をね
経験できるようになってくると思いますし、

より自分らしく、自信を持って
日々を過ごせるようになってくると思うのですね。

その結果、恋愛だったり仕事だったり
人生が好転していくことも多いですよー。

あなたの繊細さは、世界や大切な人を柔らかく包むことができますね。
誰かの優しさを見つけてあげることも、掬い上げてあげることもできますね。
あなたの繊細さで、世界をやさしいものにすることができますよ^^

対等さを手にするためにも。
自分の素晴らしさにも、どうぞ、目を向けてあげてくださいね。

「対等さ」は恋愛を始め
対人関係でとってもとっても大事なもの^^

でもねー・・・
なかなか、理屈では入っていかないものでもありますね!

来週末には「いまよりも、ちょっと自分のことを好きになる」というテーマのワークショップも開催しますのでね、よかったらご活用くださいませ♪

気負わずに、そのままのあなたでご参加くださいね。
お待ちしていますよ〜。

参考になれば幸いです。

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