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服部希美
心理カウンセラー/講師
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仲直りのコツは「優しい時間」を確保すること~子供のケンカに学ぶ、自分の感情の取り扱い方~

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。

今日は、年始に起きた出来事から
一言メッセージを更新です。

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みなさま、お正月はいかがお過ごしでしたか?

私は、家族&親戚が一気に実家に集結し
盛大に新年のご挨拶会を行ったり
お友達と一日中、おしゃべりしまくる。

そんな「人と関わり合いまくる」
年末年始を過ごさせていただきましたよ!

でもですね。

人が集まれば
いろいろ予想外のことが起きやすいのも事実。

とくに、子供が集まってくることが多かったので
しばらくすると、ケンカが勃発しちゃったりするんですよね。

たとえば…私のブログでもよく登場する姪っ子ちゃんズ。

お姉ちゃんが、妹ちゃんのおもちゃを
取り上げてしまう事件が、勃発しました。

妹ちゃんは、お姉ちゃんに勝てず泣き出す始末。
お姉ちゃんは「これは、私のおもちゃ」の一点張りで、絶対に返さない。

お姉ちゃんは、めちゃ頑固なのです。

この険悪な状態で、
外食に出かけたのですが…

食事中、すっごい気まずそうなんですよねー。
「お姉ちゃん」だけが。

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妹ちゃんのほうは、ご飯を前にして、
はしゃぎ始めたのだけれど

お姉ちゃんは、ジト目で妹を睨んだり
妹ちゃんのお世話をしている私を睨んでる。

めっちゃ「私、不機嫌ですー」という表情で
うらめしそうに、ご飯を食べているのです(笑)

べつに、大人側はお姉ちゃんを
叱ったわけじゃないんですよね。

妹ちゃんのおもちゃなんだから、返してあげて。
もしくは、ちょっと貸してあげたらいいじゃないの?

とはキッチリ伝えましたが、
頑として聞き入れないので
それ以上は「放っておいた」んですよ。

ですから、
拗ねているお姉ちゃんに対しても
大人はみんな普通に接し、
食事は普通に進んでいきました。

そんなこんなやっていること40分ほど。
ついに、お姉ちゃんが動きました!

テーブルの下から妹ちゃんに近づいて、そっと耳打ち。

その後、再び
きゃいきゃいと二人は遊びはじめ
元気なお姉ちゃんに戻ったのでした。

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けっきょく、おもちゃは
お姉ちゃんのものになっちゃったようですが
(このあたりが子供ですよね…すごい。)

妹を傷つけてしまったこと。
ごめんなさいを言えてないことは
彼女の心をずいぶんと痛め

妹や周りの人との心の距離を
作ってしまったようでした。

こんなに小さな子供でも
「罪悪感」との葛藤があるのですよね。

このままケンカしっぱなしも嫌だ。
でも、カンタンに謝りたくない。

私も悪かったかもしれないけれど、
私だけが悪いわけじゃないじゃん。

どうして周りが、なんとかしてくれないの?
私がなんとか出来るわけないじゃん。

でも…私も悪かった。
でも…私から折れたくない。
でも…このまま気まずいのも嫌だ。
でも…私のおもちゃも渡したくない。

でも…でも…でも…

時間はものすごくかかりましたが
彼女は自分から近づき、妹に謝罪をし
もう一度仲良くすることを選択しました。

大好きな相手じゃなければ、
こんなに葛藤はしませんよね。

なんて妹スキーで優しいお姉ちゃんなんだと
ちょっと感動しちゃいました。

子どものころ、私も妹に対して
ごめんなさいが言えてたかなぁ・・。

(うーん、言ってない気がする!笑)

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「謝りなさい」
「お姉ちゃんでしょ」
「あなたが悪い。バツとして食事抜きよ」

そんな風に、大人が追い込んでも
彼女は謝ったかもしれませんね。

でも、ご両親は
彼女たちとの日々の積み重ねの結果

自分で自分の気持ちに
折り合いをつけようと頑張っている
彼女のことを信頼し、理解に努め

子ども自身が動き出すまで「待つ」ことを
選択するようにしているみたいです。

「心の整理をするには時間がかかる」

この部分は、大人でもいっしょですもんねー。

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で。肝心のブログタイトルにある
「仲直りをするコツ」ですが

「心の整理をする時間をキチンと確保する(お互いに)」

ここ、めっちゃ大事です。

ようするに、自分にも相手にも
「優しい時間をプレゼントすること」が
幸せなパートナーシップや対人関係に
とても有効みたいなんですね。

たとえば、自分が腹が立つ出来事が勃発し
許せない気持ちに捉われれてしまったとき。

関係性を悪くしたくないし、
相手にも事情があるから、と

自分の心の整理が出来ていないままに
謝罪をする、というケースも正直あると思います。

それはそれで
相手を思う気持ちから来ているので
大事なことなのですけどね

パートナーなど、近い距離感の関係性において
いつもそれをやっていると
正直、モヤモヤを引きずってしまうようです。

<
br />かといって、
自分の気持ちや意見だけを、
勢いに乗せてぶつけてしまっても、
理解し合う関係性には、程遠くなってしまいますね。

そんなときには、まずは
「自分に優しい時間をプレゼントする」

つまり、キチンと自分の心を整理する時間を確保する
ことが、なによりも大事なんです。

葛藤というものは
二つの感情の引っ張り合いで起きていますから

自分の気持ちを安全な場所で吐き出して
すこし冷静になる時間。

そこを自分で向き合って、
本当は、どうしたいかな??って考えてあげる時間。

これ、本当に大事なんですねー。

ですからね。

腹が立つ!そんなときにこそ、まずは一呼吸。
「自分だいじに」のコマンドを入れてあげてくださいませ。

そして、自分以上に
相手にも心を整理する時間が必要なのだと理解し、
むやみに焦らないこと、も大事です。

こちらは「相手に対して、優しい時間をプレゼントする」ですね。

ここは「自分をだいじに」コマンドを
きちんと入れられるようになってくると
自然と出来るようになってくることも多いですが

ケンカが勃発しているときには
まず、そんなものかもと思って
すこし時間をあげてくださいね。

仲良し夫婦のお話をお伺いしていると

この「優しい時間のプレゼント」を
上手にプレゼントし合っているご夫婦が多いようですよ!

最後に。

意見の相違が起きてしまうことは
どれだけ仲が良い関係でも、起きちゃいますし

葛藤があるところには
「本当はこうしたほうがいいんだろうな」という
気持ちが眠っていることも、多いです。

そして葛藤を抱えながら
生きていくことは、とてもとても辛いこと。

心優しき頑張り屋さんにとっては
身を引き裂かれちゃうぐらい、
辛いことだと思うのですね。

とはいえ、
私たちは感情の生き物です。

こうすればいいじゃないの、という
理屈だけでは、なかなかうまくいかないものです。

ですからね。
大切な人との関係を改善したいときには、

まずはあなたの心から

大事に扱ってあげていただけたらなと思います。

いまでは打つ手がない、と感じてしまうことも

自分の感情に整理がついてくると
そこから見えてくる手が
いっぱいいっぱい、出てきますからねー。

心優しいあなたが、
あなたの愛のままに。

大好きな人と
幸せな関係を築くお手伝いが出来たら嬉しいです。

参考になれば幸いです。

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