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服部希美
心理カウンセラー/講師
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人と人との板挟みになりやすいあなたが、心がけるといいこと

「上司の指示と部下の言い分に板挟みになってしまった!」
「上司と部下の意見が割れている、どっちの意見に肩を持てばいい?」
「この状況でみんなの意見をまとめろだなんて、ムリムリ!」

あなたは板挟みでこんなお困りになったことはありませんか?

今回は「優しい人ほど板挟みになりやすい」という視点から、
そんな方の心理と対処法に迫ってみたいと思います!

友人などのグループで、
みんなの話の聞き役になりすぎて
板挟みになってて苦しい、という方も
よければお付き合いくださいね。

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

さてさて
4月のカウンセリングがスタートしています。

さっそく、新生活(?)の
いろいろなお話をお聞きしていますが

新しく変わった環境になれていく段階であったり
年度末で業務に追われていたり、
新しい人との交流に緊張していたりと

変化に順応する段階の疲れ、みたいなものを
感じていらっしゃる方が多いように感じています。

頑張り屋さんほど、今の時期
いろいろな局面にいらっしゃるかもしれませんね〜。

頑張りたい方ほど、愛したい方ほど
悩ましい、そんな時期かもしれません。

目次

私ばっかり板挟みになるんです・・・その心理

職場での経験が長くなってくると
一番下っ端である時期は
あっという間に過ぎ去り^^;
部下を持ったり、リーダーやまとめ役になることって多いですよね。

そんなとき。

部下と上司との間で
板挟みになってしまって苦しい。

こういうことってありませんか?

上司×部下=板挟みになるわたし

たとえば上司は効率化を現場に望む。

もっと時間短縮できないの?
人件費カットできないの?一人削っても現場は回るでしょ?
この調子で、納期に間に合うの?ちゃんと現場に指示出してる?!
いま、経営が苦しいのは、君だって分かっているでしょう?

一方、現場からは「もうこれ以上無理です」と悲鳴が上がっている。

これ以上仕事量を増やすなんて、絶対無理!
できない!やったことがないし!
なんでそんなことやらなきゃいけないの?

この状況で「私」は中間の位置にいる。

「上司の指示と部下の言い分に板挟みになってしまった!」
「上司と部下の意見が割れている、どっちの意見に肩を持てばいい?」
「この状況でみんなの意見をまとめろだなんて、ムリムリ!」

こういうシチュエーションをいろんな場面で経験されて
私ばっかり辛いんです!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私も山ほどあります^^;

どちらかに寄っている立場なら楽?
どっちか選ばなきゃ!

それでもまだ現場寄りにいれば、
「現場はこう考えているのに、上層部はわかってくれないよね!」って
現場の人たちと意見を合わせることができるかもしれない。

上層部に近ければ
「こういうことだから、みんなよろしくね」って
上からの指示を下に流すだけで済むかもしれない。

でも

現場の事を考えるとこれ以上言えないよね。
でもでも、経営の視点からの意見もわかる。

こんなときにね優しい方ほど
「どっちの気持ちもわかる」って、ほとほと困ってしまうと思うのです。

でも、どっちか選ばなければいけない。

そんな板挟みになっているときのあなたには、
実は困ってしまう他にも感じている感情があるんです。

板挟みになってしまうあなたは
とっても心の優しい人

こういう時に感じているのは「罪悪感」です。

ごめんね、こんなことをさせちゃって。
ごめんなさい、あなたのお役に立てなくて。

「どっちの気持ちもわかるのに、どうにもできない罪悪感」を
あなたは感じているのだと思います。

板挟みになっても気にしない人もいます。
周りの意見を聞き入れない人もいると思うんです。
そういう方って罪悪感は感じていないと思うんですよね。

誰かの気持ちを優先したい、でも、できなくてごめんなさい。
罪悪感を感じて自ら板挟みになったままでいる。

あなたはとっても
真面目な心の優しい人なのですよ。

でも、いくら自分が優しい人で、
罪悪感があるからといって
いつもいつも板挟みの状態になってしまう
というのは、辛いと思うのですよね。

それで状況が改善すればまだいいですが
板挟みでいる状態って、現状維持にしかならないことが多かったりしますし。

いつも板挟みのポジションに入ってしまう人の中には
「板挟みの状態になることって回避できないのでは?」
「それしか方法はないのではないか?」
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんなことありません^^

ここからは苦しい板挟みになりたくない、
罪悪感を感じたままでいなくていいように
心がけるといいこと、をお伝えしますね。

板挟みにならない対処法は
「自分の意見を持つ」こと

優しいあなたがこういうときに心がけるといいことは
「私はこう思う」「私はこうしたい」という、
自分の意見を持つことなのかな?と思うのですね。

どっちの意見に賛成する、ということではなくて
私はどう思うか?ということです。

なぜ自分の意見を持つことが板挟みにならないために
必要なの?と思いますよね。
ポイントは板挟みにならない人となりやすい人の差にもなる
視点と意識の違いなんです。

悪気があるわけじゃないあなたの意識。

周りの人の気持ちを察したり気遣うことが上手な方ほど、
ついつい「どっちの意見に肩を持つか」という視点
意識が向いてしまうと思うのですよね。

この意識は、普段から
「自分のことは、まぁいいかな。
みんなの気持ちを大事にできたらいいか」という
自分が一番辛い役割を引き受けがちな人に多いです。

本人には悪気があるわけじゃないのですが、
言われると余計に自分の意見を引っ込めてしまう。
そんなあなたのことを
周りの人はどう思っているのでしょうか?

周りの人になったイメージで考えてみると
わかりやすくなるかもしれません。

姑×私=板挟みの旦那さん、
立場が変わることで見えるもの。

たとえば、嫁姑の関係があったとして。
義理のお母さんと嫁である自分の意見の狭間で
板挟みになった旦那さんが
「まぁまぁ」「まぁまぁ」って、やっている感じ。

あっちの肩を持ってー
こっちの肩を持ってー・・・
結局何の解決にもならず、ずっと平行線。

もしもあなたが、お嫁さん(奥さん)の立場だったら

「あんたはどう考えているのよ!」

って、旦那さんに感じると思うのですね^^;
ここに、大切なことが隠れているんです。

「あんたはどう考えているのよ!」
とぶつけたお嫁さんにはこういう気持ちが隠れています。

旦那さんの優しい気持ちも分かるけど、
私はあなたがどうしたいか聞きたいから言ってるのよ!って。

もしもあなたが、こうしたいって
ちゃんと自分の気持ちを私に伝えてくれたなら。

あなたのために、私は協力することだってできるのにって。

立場を変えてわかった、
意見を言えていなかった自分

あなたが現場を任されている立場であるならば
上層部から買われていますし、
現場の代表として意見を出したっていいと思うのです。

そして部下も、本当はね
あなたのことを尊敬したいと思っているし、
できればお役に立ちたいなと感じていると思うのです。

あなたが、周りに対してそうであるように、ねー^^

立場を変えて見てみたら
周りの人は「あなたの意見を聞きたいのに」と
思われている
と思うのです。

「わたしはどうしたい?」という視点をもって
意識し直してみる
とどうでしょうか。

「どっちの気持ちもわかる」
「どっちか選ばなければ」と
人と人との板挟みになって困るあまり
あなたの意見が言えてなかったように思いませんか?

あなたなりの意見を周りに伝えていきましょう

ですからね。

板挟みになってしまいやすい人ほど
誰かの気持ちを優先するのではなく
てね。

あなた自身の気持ち。

上司がこう言っている
部下がこう言っている
私はどちらの意見に賛成、という視点ではなくてね。

もちろん、上司や部下の言いたいこともわかる。
そうですね、って認める。
その上で自分がどう思ったのか、どうしたいかを考えてみてくださいね。

「私は、こう思います」
「私は、こうしたいです」
「あなたはどうですか?」

あなた自身の気持ちをもとに考えた
あなたなりの意見を、周りに伝えていくことができると

板挟みになったりせず、罪悪感も感じるどころか
とってもスムーズに場が進むことって、多かったりしますよー。

自分の気持ち?出てきません!

  • どうにもできない自分に
    罪悪感を感じる優しい人
  • 罪悪感のあまり自ら板挟みのままでいる
  • 立場を変えて見ると意見を言えていない
  • 自分の気持ちをもとに
    自分なりの意見を周りに伝える



とはいえ、

自分の気持ちを考えて、どうしたいか伝える。
この部分がとってもと~っても苦手です!

と言う方もね〜多いと思うのです。

私も自分の意見が言えていなかったひとり

実は私がそういうタイプ。

君はどう思うのかね?って言われると
途端にしどろもどろになるという経験を、
何度もしていたりしますよ。

自分の気持ちを出すのが苦手で泣いちゃったり。

NOを言えないタイプにも多いかもしれませんね。

でもね、それがどうしてなのか?
そして、自分がそんな状態であるってことが
私は長年自覚がなかった
のですよねー^^;

人付き合いってこういうものでしょ、
って思っていましたもの。
私って不器用よねー、
なんでうまくいかないんだろう?って。

自分を大切にする意識から始めてみよう

意見を出すことが苦手と感じる場合はね、
まずはじっくり自分の気持ちを確認することや、
自分の感情がどう動くのか向き合う時間を作ったり。
自分を大切にしようって意識を少しずつ作っていくといいかもしれませんよ。

私の様に長年自覚が無い人は特にですね、
普段も「自分のことはどうでもいいや」、とか^^;
「横に置いておく癖」があるかもしれませんからね。

いやー、でも、とても実地では無理!
自分の気持ちなんて全然わからなくなっています・・・。
それがカンタンに出来れば困ってません!

そんな方はカウンセリングで練習していきましょうね。

あなたの意見を言うことは、我儘ではないですからね。
あなたの意見が聞きたい人、あなたに頼りにされたい人は必ずいますからね。

参考になれば幸いです。

面談カウンセリングのご案内

4月5、12日(月)オンライン
4月17〜18日(土日)名古屋Orオンライン

ピン!とこられましたら、ぜひー。

4月東京出張はすべて満席となりました。
5月は14〜16日にお伺いしますよ(ご予約開始まで少々お待ちください)

ご予約は予約センターまでお願いします。

この記事を書いた人

カウンセリングサービス 
名古屋/東京(出張) 所属カウンセラー 
心理カウンセラー服部希美(はっとりのぞみ)

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