「あのとき、あの人に愛されなければ意味がない」という思いが、あなた自身を傷つけてしまうとしたら

「あの人に愛されなかったら意味がない」
そんな思いに囚われてしまうことってあったりします。

たとえば、

＊

こういう気持ち自体はね
否定しないで欲しいな・・と思うのです。

それだけ大好きだった人がいた。
とってかけがえのない、大切なひとときがあったということでもあると思うから。

受け止めるにもね、ひとそれぞれ時間がかかると思いますしね。

たとえば、相手のために悩んだり、思いを馳せることで
たくさんの時間を費やしてきたとしたら・・・
エネルギーを注いできた分、当人にとって、
後戻りできない気持ちになるぐらい、大切なものになっていることも多いですしね。

ただ、この気持ちをずっと持ち続けるということは・・
自身を傷つけ続けてしまう、ということでもあるということ。
すこしだけ、頭の片隅に入れておいていただけたらなと思うのです。

なぜならば・・

「あのとき、あの人に愛されなければ意味がない」と感じているときって
「愛した人に愛されない自分」というセルフイメージに自分を縛り付けて、
「人を愛させない」という罰を、自分自身に与え続けるということでもあるからです。

＊

もしも、この記事をお読みの方の中に
私も同じ気持ちがあるなぁと思われた方はね
とっても愛したい方、愛することに大きな喜びを感じる方なんだと思うのです。

大好きな人を、私が笑顔にしてあげたかった。
喜ばせてあげたかった。
喜びの存在でいてあげたかった。

だからこそ、それほどまでに、悔しかった。悲しかった。
あのとき、こうしていればうまくいったかもしれないのに、という思いが消えていかない・・。

そんなあなたにとって、誰かを愛するということは
あなたの人生にとってものすごく大切なテーマなのではないでしょうか。

・・・それだけ、愛したいあなたが、ですよ。

一番、やりたいことができないこと。できていないこと。

これは、誰かから責められることよりも
辛く、苦しく、悲しく・・・
そしてなにより、大きな罪悪感を感じると思うのです。

ですからね。

準備ができたら、でいいのでね

（まず、自分のケアが大事なことも多いですから＾＾）

また、自分にね「誰かを愛する許可」を出してあげられたらいいと思うのですよね＾＾

最初は、恋人候補からじゃなくてもいいと思いますよ。

職場の人、お友達、家族、ご近所の人・・
いま、あなたの周りにいる人を
自分なりに「愛する」「大切にする」こと。

大切にしてくれる人の、愛を受け取ること。

まずは、ここに許可を出していきましょう。

とっても小さなことで構わないと思うのです。
心を込めて自分から挨拶をする、とか、すこし親切をしてみるとか。
いいところを見つけて褒めるとか、感謝をこまめに伝えるとか。
相手の立場に立ってみて、自分といるときに心地よく過ごせるよう、ちょこっと気を配ってみるとか。

あなたにとっては、「やって当たり前のこと」だったり
「いまでもやってるし」と思うようなことかもしれませんが＾＾；
それをあえて「愛する気持ち」「相手に与える」視点でやってみる。

それだけでも、自分の中の罪悪感は軽くなっていくでしょうし
周りの人と「心でつながる」ということができるようになってくると思うのですね。

「私の周りには、私のことを大切に思ってくれている人がいる」
「この人のためにも、私は幸せになりたいな」

そんな思いが、また、あなたの背中を押してくれることも多いと思いますからね。

たくさんの「うまく愛せない」を経験したあなたなら
きっと、とっても上手に愛してあげることができますね＾＾

自分の愛や優しさを、どうぞ、信じてあげてくださいね。

＊

まずは、心の整理がしたいな。
自分を立て直していくことが大事だなと感じたり、
伴走してくれる存在がいると心強いな
そんなふうに感じた方はね、よかったらカウンセリングもどうぞ〜。

あなたが大切な人と
愛し愛される関係を築くための参考になれば幸いです。

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