許したいけど許せない、そんな人がいるあなたに

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　心理カウンセラー服部希美です。

「より幸せで豊かに生きるために、やっておくといいこと」シリーズ第３弾。

今日は、恋愛でも仕事でも、友人関係でも有効な
「対人関係」をよりよくするための「許し」のエクササイズです。

許せないなぁと思う人って、誰でもいるものですよね・・。

職場で、友人関係で・・
この人とは合わないなぁと思う人。

以前、ぶつかり合ってしまい
関係性がぎくしゃくしちゃった人。

いまはもう、目の前にいるわけじゃないのに
思い出すたびにイライラしちゃう。

そんな人って、誰しもいらっしゃるのかな～？と思うのですよね。

私たちは別々の個性を持ったユニークな存在ですし
心は経験を通して成熟していくわけですから、
意見がぶつかり合ってしまうことや、苦手な人が出てきちゃうことって、
どうしても、避けられないことだとは思うのです。

お互いが、一生懸命生きていればいるだけ
ぶつかり合ってしまったときの衝撃や、
嫌いだ！って感じる大きさは、大きくなってしまうものかもしれません。

でも、ですね。

そういう存在が「自分の心にい続ける」ことで
自分の幸せのために活用できればいいのですが、

心の中にずっとい続けて、今でもイライラしちゃう、とか。

自分の自由を奪ってしまったりしてしまうときには
「許し」の力を活用してみるといいと思うのですね～。

基本的な「許し」の考え方〜相手のためではなく、自分のためにやることが大事〜

基本的に「許し」というのは

「あの人のために許しましょうね」というのではなく
「あの人に捉われている状態から、自分を解放する」

つまり「自分」のために取り入れるものです。

では、みなさん。
ちょっと、考えてみてくださいね。

みなさまには、「もう、手放したいなぁ」と思う人やエピソードはありますか？

その人やその時を思い浮かべて、
こう、呟いてみましょう。

「私はあの時の私を許します。
私はあの時のあなたを許します。」

・・・え？

「まず、あの人を許すのではなくて、自分を許すのですか？」
そんなふうにびっくりされちゃう方もいらっしゃるかもしれませんが、
そうです。まず、自分を許してあげるのです。あのときの自分を。

自分なりに頑張っていた、あの時の自分。
相手にも事情があったのかもしれないけれど、
もしかしたら、自分にも火があったのかも知れないけれど・・
傷ついちゃった、純粋な自分を・・まずは、許して、受け止めてあげて欲しいのです。

うまく、やりたかったのですよね。

そして、実際に口に出してみると分かるのですが
実は、人を許すより、自分を許す方が難しいのですよね＾＾；

実は、許せない人がいるとき
私たちは必ず、自分のことも許せていません。

うーん、モヤモヤしちゃうなー。

そんなときには、何度か繰り返して呟いてみてくださいね。

＊

このエクササイズは、とても難しいものですから
うまく出来ない自分さんをも許しながら
チャレンジ出来る方は、やってみてくださいね。  

あなたが一生懸命生きてきた今までを
大切に扱うことが出来ると、自己価値も上がっていきますよ。 

参考になれば幸いです。 

面談カウンセリングのご案内