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服部希美
心理カウンセラー/講師
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「苦労性」のパターンを手放して、幸せのリーダーシップを取ろう

職場のお局様に、
自分だけがターゲットにされちゃう。

学生時代、うまくお友達の輪に入れなかった。

お仕事が、長続きしない。

好きになる彼は、もれなくダメンズ。

口癖は「私だって、大変なのよ」

対人関係や、お仕事、パートナーシップで、
いっぱいいっぱいご苦労されてきた、そんな方の中に

「実は、苦労知らず」

という才能が眠っていることが、実は少なくありません。

「えーーーー!!」

こんなにいっぱい苦労してきたのに、「苦労知らずの才能」ですって???

きーーーー!って、
不思議(腹立たしく?)に思っちゃうかもしれませんが

実は「苦労知らず」の才能があるがゆえに
本当は「苦労知らず」でいいはずなのに、あえて「苦労」を背負いに行ってしまう。

こういうパターンって、あるのです。

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

今日は「苦労性」さんについて書いてみたいと思います。

面倒ごとや、悲しい出来事って
誰でも嫌だと思うのですけどね

深い心の奥底に
本当は「苦労知らず」の才能があるにもかかわらず
あえて「苦労を背負い込む」というパターンをお持ちの方って、
結構、いらっしゃるのです。

表面的には、いろんなことが起きちゃってるので

「なんて私は苦労人なんだ・・うんざり」

って感じていらっしゃる方がほとんどなのですが

カウンセリングで「客観的」にお話をお伺いしていると
「・・・あれ?」って違和感を感じることがあるのですねー。

どうしてこんなに、
しんどい道、しんどい道ばかり
選んでいらっしゃるのだろう?って。

+++

ちなみに、このパターンをお持ちの方は
とてもとても繊細な感性を持っていたり、やさしい方が多いです。

というのも「苦労知らず」な「苦労性」の方って
いままで生きてきた環境の中で

「すごくご苦労が多かった人」や
「大変そうに見えた人」
「悲しみがいっぱいだった人」がいたり、

「助けてあげたかったけど、
私には、助けてあげられない」

と感じた出来事をご経験された方が多いのですね~。

つまり、身近に「今自分が遭遇しているようなことを、
ご経験している人がいることが多い」のです。

ちょっと、みなさんに
想像していただきたいんですけどね

昨日失恋しちゃった友達の前で
大好きな彼との「のろけ話」・・って、なかなか出来ないですよね。

本当は飛び上がっちゃうぐらい、いいことがあった。
大好きなお友達だからこそ、喜び報告もしたい。

でも・・・・

これはこれ、それはそれ、
私は私だし、彼女は彼女よね、と分かっていても

「・・・いやー、私も最近、彼と折り合いが悪くてさ~」

私もあなたと同じで、いろいろあるよ。
って言いたくなっちゃうことって、あると思うのです。

実は私たちの心は
「恵まれていてごめんなさい」という
罪悪感を感じることがあるんですね。

あなたは、こんなに辛いのに

私だけ、持っていてごめんなさい。
私だけ、幸せでごめんなさい。

そんな風に感じていると
愛する人のために、自分の持っているものを投げうって

「ほら、私だって、こんなに大変なんだよ」
「ほら、私もあなたと同じだから安心してね」

って、相手の感じている(であろう)辛さと
同じ辛さを味わおうとしてしまったりするのです。

でもですね。
ここでめちゃくちゃ、大切なことがあるのです。

もし、あなたの目の前に
とてもとてもご苦労された方がいたとしたら・・・

あなたにも同じ苦労を
背負ってほしいと思うでしょうか??

とても寂しい想いや、
悲しい想いを経験されてきた方は

大切な人に、同じ思いを体験してもらいたいでしょうか???

突然ですが。

クリスマス、で私が思い出す童話の一つに
「オーヘンリー」の「賢者の贈り物」というものがあります。

貧乏な若い夫婦が、大好きなパートナーのために
こっそりとクリスマスプレゼントを用意するお話です。

主人公である奥さんは、彼にプレゼントを贈りたいけれど
プレゼントを買うだけのお金がなくて困っていました。

その時に、自分の自慢の髪の毛を売ればいいんだ!と思いつきます。

髪の毛を売ったお金で、彼の大事にしている「懐中時計」に似合う「鎖」を手に入れた彼女。

これで彼が喜んでくれる!と思っていたら。

彼は彼で、大好きな彼女にプレゼントがおくりたくて
大切にしていた懐中時計を売り払い、
彼女のきれいな髪の毛のために鼈甲の櫛を買っていた。

というお話です。
とても有名なお話なので、ご存知の方も多いと思います。

最終的に、お互いに送りあったプレゼントは役に立たなかったけれど
「思いやり」を送りあえたね、というハッピーエンドのお話なのですが・・

この「恵まれていてごめんなさい」という心のパターンって
この物語に似ているところがあると思うのですね〜。

お互いに愛情があるがゆえに、
すれ違ってしまった、というところにね。

でもですね。

大好きな人の笑顔が見たくて
大好きな人を助けたくて
大好きな人を悲しませたくなくて

同じ苦労を背負い続けてしまうこと。

大好きな人にこそ、
同じ思いを背負わせたくないと思う気持ち。

私のせいで、あなたも同じ思いをしてしまったのね
そんな風に感じちゃう気持ち。

この愛情がすれ違ったまま、では
ちょっと悲しい物語になってしまうのかな?って
私は思ったりするのですが・・・

みなさま、いかがでしょうか?
どんなふうに感じますか?

+++

このパターンを手放していくためには
まずはあなたが「苦労を背負う」パターンを終わらせることが大切です。

そして自分に、心から喜びを感じることを許可し
幸せのリーダーシップをとってあげることが大切ですよ~♪

どうぞ、カウンセリングもお役立てくださいね。

悲しみの連鎖を終わらせ
あなたのまわりにたくさんの
笑顔が咲き誇る日々がやってきますように。

参考になれば幸いです。

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