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服部希美
心理カウンセラー/講師
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人見知りの人嫌いが、本当に嫌いなものは「人」じゃない?!

いつもお読みいただきありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

今日は「人見知りの人嫌い、が、
本当に「嫌い」なものは「人」じゃない?!」をお送りします。

目次

人見知り=人が嫌い?

知らない人、はもちろんなのですが、
それなりに仲が良い人相手でも、
人と話すとき、緊張しちゃうんですよね・・。

あー、緊張してるなって気づくと
頭のなかが真っ白になってしまう。

何か話さなきゃ、うまい反応を返さなきゃ、
そう思えば思うほど、挙動が不自然になっていく自分を見て

なんていうか・・相手の表情が曇っていくのが分かるんですよね。

そんなこんなで、いたたまれなくなり、
その場を逃げるように去る・・
みたいなことを繰り返してしまっています。

場所が変わっても人が変わっても、同じことの繰り返し。
最近は、だんだんと人付き合いが億劫になっている自分もいます。

たぶん私は、人が嫌いなんだと思うんです。

こんな私が人とうまくやっていくためには、
どうしたらいいのでしょうか?

人前で意見を求められることが苦手。

会話を振られると、一気に緊張してしまう。

知らない人と話すのはもちろん、友達でも、
久しぶりに会うとどう会話したら良いか分からなくなっちゃう。

お買い物や美容室に行ったとき、
タクシーに乗ったとき、

「頼むから話しかけないでくれ!!!」と思いながらも
話しかけられると、一生懸命、返事をしてしまってクタクタ・・(汗)

みなさまはいかがでしょうか?
こういうご経験、されたことはないですか??

このお悩みを抱えていらっしゃる方のなかには
「私は人嫌いなんだ」と誤解されている方も多いかもしれませんが

本当は、とても「人」のことが大好きで、
大切に扱ってあげたい!!という思いが、人一倍強い方なんですよ。

そしてとてもまじめで、誠実な方なんです。


でも、人に対する気持ちの強さゆえに、
負のループにはまっていることがとてもとても多いのですね~。

人見知りさんが本当に嫌なのは?

  というのも、こういう場合の人嫌いって
本当に人のことが嫌いなわけじゃないんです。  

実は、嫌いなのは「人といるときに感じる自分の感情」なんですよね。


どんな感じか、ご説明しますね。

過去の会話を思い出しては凹み、
明日の会話に悩み、ということを繰り返していくと
私たちは、どんどん自分が嫌いになっていきますよね。

あー、あんなこと言わなきゃ良かった。
あの人、どう思ったかな。
傷つけちゃったかも。ごめんなさい。

ひとり反省会が止まらない、って感じですね(汗)

それでも「私に原因があるのだから、がんばらなければ」
と自分を追い込んでいくと、どうなるかといいますと。  

だんだんと「私には、うまくできない」という感情を感じるのが辛くなってくるんです。

そうすると、「人と一緒にいる」とその感情を感じやすくなるので
「人と一緒にいること」が、辛いと感じるようになっちゃうんですね。

その感覚が「人嫌い」だと誤解させ
更に、苦手意識を強化させてしまうんです。


つまり、その人のことは好きだし、
もっと仲良くなりたい気持ちが強すぎる分、
「できない自分」を感じちゃうのが辛い、ということですね。

一生懸命、相手の気持ちを考えて
何がベストなのだろうか?と尽くせることは、素晴らしいこと。

「もっと、あの人と仲良くなりたい」
「心でつながるコミュニケーションが取れるようになりたい」
「人と一緒に、楽しめる自分になりたい」

そんな前向きな思いがあるがゆえに、
人嫌いになっちゃっているとしたら、
それってとても悲しいこと・・だと思いませんか?

もっと仲良くなりたいときに、大切なこと

ですからね。
こういうときには、まずは
負のループを、とめることからはじめましょう。

その方法は、今の自分を丸ごと認めてあげること。

会話が続かない私。緊張しちゃう私。
人付き合いが億劫に感じちゃう私。
本当はうまくやりたい私。
本当は人が大好きな私。

いまはそう、思えない私。  

できること、できないことで自分の価値や善悪を判断しないで、
「これが今の私だよね」って、まず、受け容れてあげてほしいのです。


その上で、信頼できる人と一緒に
苦手意識を取り除いていくこと。

すべてを「自分のせい」にせず、共に作っていく感覚を覚えていくことが、
分かち合い、支えあい つながり合う世界で生きていく、近道になりますからね。

その切り替わりのタイミング、 私たちカウンセラーにも応援させてくださいね。


この記事が、あなたの寂しさを、笑顔に変える
参考になれば嬉しいです。

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