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服部希美
心理カウンセラー/講師
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「寂しさ」に、そろそろ気づいてあげても良いころ。

お仕事でも私生活でも
起きた物事に対して、 今、目の前にあることに対して、
がむしゃらに頑張れることって、素晴らしいことだと思うんですね。

でも、そんな「頑張り屋さん」な方の心の中に

「自分で何とかせねばならない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
「一人でやっている感じ」
「人に頼れない」    

こういった感覚が強くある場合、  
「必死に頑張ること」で 「寂しさ」という感情をみないようにしていることって、けっこう多いんですよ。

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

今日は「寂しさ」に、そろそろ気づいてあげても良いころ。

とある、とってもとっても「がんばり屋」さんの 女性の方のカウンセリングのなかで、  

「寂しい」って自覚してしまったら、足元から崩れ落ちちゃいそうな、
すべてダメになっちゃうような、 もう立ち上がれないような、そんな感じがして怖いですね。  

だから、仕事がない日のほうがしんどいんです。
休日にもスケジュールをいっぱいにしてしまうけど、実は、くたくた。  

みんなからは「充実しているね」って言われるし、
仕事自体は好きだからいいんですけどね・・・    

そうか~、私・・本当は、寂しいのかもしれませんね。  

こんなお話を、お聞きすることがありました。    

(掲載の許可をいただいております。ありがとうございます)

泣き笑いのような表情でお話してくれたその方の心の中に  
どれだけたくさんの「寂しさ」や「がまん」が詰まっているのだろうか。

そんなことを思うと、私のほうがうるっときちゃったのですが  
私もその気持ち、なんとなく分かるなって思ったんですよね。      

実は、毎日を   「一人でがんばらなければいけない」 「自分でやらなければいけない」    
という「自立した」世界に住んでいると  

私たちは「寂しさ」を感じてしまったら、何もできなくなっちゃう感じがするんですね。

そうすると「寂しさ」を感じないように、
必死にそこに蓋をするために「頑張る」ということが起きちゃったりするんです。    

でも・・・
「寂しさ」に蓋をして、感じないようにして頑張ことって
特別「自立している」人にだけに起きているわけじゃないよね、って私は思っているんです。    

そんなの、一つ一つ感じていたら、やってられない。
それよりも守るべきもの、大切なものがあるのよ。      

こうやって、私たち大人は日常的に   大切な人、愛する人のために
自分の「寂しさ」を押さえ込んで、 毎日頑張っていることって、多いと思うのですよね。

とはいえ「寂しさ」って、
見ないふり・気づかないふり・蓋をしていると
減るどころか、増えていく、という特性があるんです(汗)  

心もどんどん、疲弊していってしまうんですね。

そして「寂しさ」って、辛いので あまり感じたくはない感情ではあると思うのですが・・
「つながり」が切れてしまったときに私たちが感じる「寂しさ」というのは、    
実は、人と人とを「つなげる」ための、大切な感情でもあるんです。

もっと、人と心をつなげたい。
もっともっと、愛し合いされたい。  

そんな欲求の裏返し、

つまり「寂しさ」に素直になる、ということは
「人とつながりたい」自分に素直になることと同じなのです。

ですからね。      
もうそろそろ・・  
あなたの「寂しさ」に、 そろそろ気づいてあげてもいいのではないでしょうか?      

ひとりきりで抱えていくこと、
愛する人のためにガマンするのではなく、その先。    

分かち合い、支えあい つながり合う世界で生きていく。    

その切り替わりのタイミングは
「いま」なのかもしれませんよ!      

そのためには、まずは 「寂しさ」に気づいてあげることからスタートしましょう。

そしてそんなあなたで、 誰かとちょっぴり「つながって」みましょう。      

疎遠にしているお友達にメールや電話してみる、でもいいでしょうし、
彼や仲間と、のんびりと過ごす時間を増やしてみるのもおすすめです。  

旅行や、新しい場所に出かけて、 一期一会のコミュニケーションを楽しんでみるのも、いいですね!

寂しさを知っているからこそ、感じる「つながりの尊さ」を
感じてみていただけたらと思います。

この記事があなたの寂しさを、笑顔に変える参考になれば嬉しいです♪

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