MENU
服部希美
心理カウンセラー/講師
カウンセリングサービス予約センター
受付時間 12:00~20:30
◎服部希美のカウンセリングを受けるには >>

セルフイメージをバージョンアップしよう

「私、気が利かない人なんです」
「私、オシャベリが苦手なんです」
「私、頭が悪いんです」

こんな「私って、こういう人間なんです」という
自分に対して抱いているイメージを、自己概念(セルフイメージ)というのですが、

実はこの「セルフイメージ」って、
対人関係やパートナーシップにおいても、深く影響してくるんですよ~

目次

どうしてセルフイメージは悪いイメージが多い?

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

「私は、運動が苦手」 「私は、文章を書くのが苦手」
「私は、絵が下手」 「私は、女子力が低い」
「私は、人から好かれやすい」 「私は、運がいい」 「私は、器用」

あなたは、どんなセルフイメージを持っていますか??
良かったら、紙に書き出して眺めてみてください。

セルフイメージって、
いいイメージと、悪い(ネガティブに感じる)イメージと、両方ありますよね。
みなさんは、どっちの方が多かったですか??

人は、いい面も悪い面も両方持っていますから、
どっちもバランスよく、がベストだと思うのですが

私たちはどうしても「ポジティブな感情」よりも、
「ネガティブな感情」のほうが、感じやすいので
「悪いセルフイメージ」ばかり偏ってしまいがちなんですよね。

みなさんの中にも「悪いイメージ」は、たくさん出て来たけど、
「いいイメージ」は、あんまり出てこなかったという方も多いかもしれません。

実は、セルフイメージというのは、 生まれつき持っているわけではありません。

育った環境や、周りの人との関わりの中で セルフイメージをつくってしまうキッカケがあり、
かつ、それを「刷り込まれてしまう(そうに違いない、と思い込んでしまう)」ことで、
セルフイメージは作られていくんですね。

たとえば・・「私は、かわいくない」というセルフイメージの場合。
私たちが生まれたばかりの赤ちゃんのとき。 「私って、かわいくないわ」なんて、思っていないですよね。

でも、生きて来た過程で、 誰かに、お友だちや、姉妹と比較され
「もっと、女の子っぽくしなさい!」って言われちゃったり、
「あの子に比べて、私って可愛くないな」と劣等感を感じてしまったり、手痛い失恋をしちゃったり、と

「私って、女性として魅力が足りないのかな?」と感じる(誤解も多いんですけどね)
さまざまな、辛い経験を繰り返していくうちに・・・

「私って、やっぱり、かわいくないんだなぁ」 って、潜在意識の中に刷り込まれていっちゃうんです。

つまり、暗示をかけてしまうんですね。

そして、悪いセルフイメージに縛られてしまうと、
私たちは、自分の可能性に、「制限」をかけてしまいます。

たとえば、「私は、かわいくない」という セルフイメージを抱いている女性の場合。

私たちは、自ら作り上げたセルフイメージに沿って、
物事を見たり、感じたり、行動を起こしていきますから、
「きっと私には、女性っぽい洋服なんて似合わないよね」と思い、
スカートやワンピースを着たり、お化粧することに抵抗があり、
ちょっとボーイッシュな格好しか、チャレンジできなかったり
出会いの場で、イマイチ積極的になれなかったり、

ちゃんともっているのに、
「女性としての魅力」を発揮できないことで、
ステキな男性と出会えても、いつも「いい友達」で終わってしまったり。

「こんな私を、女性としてみてくれる人なんていないよ」と諦めてしまい、
自分を好意的に見てくれている人を見逃ちゃう、 なんてことが、起きやすくなっちゃったりするんですね。

そして、そんな失敗感や無力感を感じるたびに、 どんどんとセルフイメージが悪くなっていってしまうんです。

つまり、「悪いセルフイメージに縛られてしまう」ということは
ただでさえ傷ついている自分を、さらに追い込んでしまったり
あなたのことを、そう見ていない人も沢山いるのに、
自ら、可能性を閉ざしてしまっている状態、と言えると思うんですね。

セルフイメージをバージョンアップしよう

先ほど説明したとおり、
「セルフイメージ」は、後天的に作られたもの、ですから
「新しいセルフイメージ」に変えることが可能です。

すべてを「いいセルフイメージに変えなければいけない!」 というわけではないのですが

自分の可能性を制限していたり、 誤解であったり
「もう、必要ないな~」と思う、悪いセルフイメージは、今の自分に合ったものに書き換えてあげると

いままで制限していた可能性や、本来持っている魅力やが解放されたり、
対人関係や恋愛の場面でも、より、自分らしくいられるようになるので、 自信がついたり、「ありのままの自分で良いんだ」という感覚で、 日々を過ごせるようになると思うんですね。

ということで、最後に 「セルフイメージをバージョンアップするアプローチ」をひとつ、ご紹介します。

◎普段使っている口ぐせを見直してみよう!

私たちは知らず知らずに、セルフイメージに沿った行動を取り、 セルフイメージをどんどん強化していきます。

なにげなくやっている「行動」をチェックして、
「悪いイメージ」を強化してしまう行動を減らしていきましょう。

とくに「口ぐせ」って、何度も何度も、繰り返し言ってるので
知らない間に、どんどん潜在意識に刷り込まれていってしまうんですね。

たとえば・・・日常生活の会話で、

「私って、かわいくないからさ~」
「あなたはいいわよね、かわいくて!それに比べて私と来たら・・」
「どうせ、私は、、、、」

こんな口ぐせをあなたがもし持っているとしたら
傷だらけの自分に、さらに追い打ちをかけているようなもの。

実際に、そう感じちゃったとしても(ここ重要です!)
自分を下げる口ぐせは、 「なるべく、言わないように」したほうがいいんですね♪

できれば、「自分にも優しい言葉をチョイスする」ことを、意識してみてください!

無理やり、自分をポジティブにもっていかなくても、
「自分を下げる口ぐせを減らす」だけでも、けっこう効果がありますよ~

(実体験済みです☆)

あなたが、本来持っている魅力や才能を充分に発揮できるようになり
大切な人たちと、よりよい関係になれますように。 参考になれば幸いです♪

あわせて読みたい
自分磨きをするときに気をつけるといいこと〜セルフイメージに目を向けてみる〜 仕事でもっと、結果を出せるようになりたい。人ともっと会話を上手にできるようになりたい。やりたいことを自由にやれる自分になりたい。もっと男性から愛される、愛さ...
あわせて読みたい
人にいくら誉めてもらっても、ネガティブなセルフイメージを変えられないのは、なぜ? 「ネガティブなセルフイメージ」 を「変えていくプロセス」も ポイントは「感情」 。心理カウンセラーの視点からネガティブなセルフイメージをどうして「人から誉められ...
  • URLをコピーしました!
目次