突然ですが。
みなさんは・・・オシャレって、お好きですか?
私はいまでこそ、
オシャレを楽しめるようになってきたのですが・・・
実はつい最近まで、
「オシャレ」することに対して、ものすごく抵抗感がありました。
*
私が、オシャレに対して苦手意識が出始めたのは10代後半の頃からでしょうか。
そのころから、選ぶ洋服の色は、黒・茶ばっかり(理由は、無難だから)
スカートなんて、めったに履きませんでした。(年がら年中ジーンズでしたね)
お店で、可愛い服やステキな服を見つけても、
洋服を体に当てて、店内の鏡で見てみることすら出来ない。
店員さんに話しかけられそうになると、
ダッシュでお店を出てしまう始末。
洋服はいつも安いもの選んで、よれよれになるまで着ていましたし、
美容院もとっても苦手で、しぶしぶ行ってましたし
お化粧もあまりしたくなくて、してても化粧下地だけ。
20代は大都会・東京に住んでいたのですが、
それでも、オシャレには程遠い生活を送っておりました・・。
![](https://www.hattori-nozomi.jp/wp-content/uploads/2020/12/Top-View-scaled-640x360.jpg)
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
いきなりですが今日は、
オシャレが嫌いだった私、について、ちょこっと書いてみたいと思います。
女性にとってこのお悩みって、けっこう大きいですよね。
ただ単に見た目ということだけではなくて
恋愛や対人関係にも、けっこう影響を及ぼしていたりします。
ちょっと長い記事になりますが、
鏡を見ることすら嫌だった服部が、やってみたことや気づいたことが
かわいいあなたのお役に立てたら嬉しいです。
私なんかがオシャレ心を持つなんて、とんでもない!という気持ち
どうして当時の私が、
オシャレすることが嫌だったかというと、
なんだか・・・「分不相応」な感じがしたんですよね。
どうせ私には、おしゃれな洋服なんて似合わない。
私なんかが、おしゃれ心を持つだなんて、おこがましい。
部を弁えなさい!!
ぐらいの強い強い思い込みが、自分の中にあったんです><
ですから色んな人に「こういう洋服が似合うと思うよ!」って勧められても、 とても着る気にはなれませんでしたし、
誰かにお化粧をしてもらったこともあるのですが「なんだか気持ち悪いなぁ」って感じていました。
そして、キレイな人を見ると、勝手に劣等感を感じて
隠れたくなったり、卑屈になったりしていました。
実は、私たちの心理には
自分の心と外の状態が「同じ状態になる」ことで、安心感を感じるという仕組みがあるんですね。
たとえば、あなたが仕事で成果を上げて周りからめっちゃ褒められたとしましょうね。
もう、めっちゃくちゃ感謝され「さすが!」って褒め称えられた。
そんなときに「私、よく頑張ったなー!嬉しいなー!」と思える人は自己価値が高いと思います。
自信がなかったりすると、どんなことを感じるかというと・・
「次、がっかりされたらどうしよう」と不安になったり、
いやいやいや、私は本当はダメなやつなんです!っていいたくなっちゃうのです。
私たちは、自分が思っている自分と、周りが見ている自分とずれていると不快感を感じ
自分が思っている自分に近づけたくなる(下げたくなる)のですね。
実は、この心理はおしゃれにもすごく関わっているんです。
つまり当時の私の心境のように「どうせ、私なんて・・」と自分の価値を低く見積もっていると
「このぐらいがお似合いよね」と、自分が感じるものしか身に着けることが出来なくなっちゃうんですね。
これでは、なかなかオシャレって楽しめませんよね・・。
べつにね、安い洋服はオシャレじゃない、ということでも
ノーメイクはダメ、カジュアルじゃなくてフェミニンに!ということでもないんですよ。
あなたが「私を幸せにしてくれるもの」として選択したお洋服なら、
たとえ安い服でも、ノーメイクでも、よれよれのTシャツでも。
自分を良い気持ちにすることが出来ますよね!
「安くていいものを見つけて、嬉しい」だったり。
「素肌に負担を掛けない生活って、快適」だったり。
「着心地が良くてサイコー!」だったり。
でも、同じ洋服や、ノーメイクの生活を選択したとしても
自分にとって「このぐらいが、お似合いよね」という視点からみて
選択したとなると、ちょっと感じ方が変わってくると思いませんか?
「ちょっと、この洋服は安っぽいけど・・このぐらいが私にはお似合いよね」
「私にはお化粧なんて似合わないから、別に、すっぴんでいい」
・・・あまり良い気持ちを感じることは出来ませんよね。
*
とくに、なんだか女性って
まとうものひとつで気持ちがけっこう変わったりするみたいなんですよね。
可愛いなー、って思う洋服を着た日は
なんだかスキップをしたくなったり、鼻歌歌っちゃったり。
シャンとした洋服を着ると、気持ちが引き締まったり。
・・・まぁ、正直なところ。
オシャレが嫌いだった当時の私は、可愛い服を着たとしても、
なんだか、いたたまれない気持ちにしかならなくて
すぐ脱ぎたくなっちゃったりもしていましたけどね!
でも、心の奥の奥を探って行ったら
やっぱり、羨ましいなっていう気持ちはあったんじゃないかな?と思いますね。
私も、可愛くなりたい。
というわけで
自分らしいオシャレを楽しむためにも。
毎日を、より楽しむためにも。
「自己価値を正しく認識する」ことは、とても重要になってくるというわけですね。
自己価値を正しく認識するためのアプローチ
自己価値を認めるアプローチ自体は、
以前の記事でも、ちょこちょこお伝えしているのですが
今回は「オシャレ(自分の外見)」の自己価値を認めるための
外側からのアプローチをいくつかご紹介したいと思います。
今回はですね〜
実際に私が試してみて、拒絶反応が起きなかったものをチョイスしました(笑)
みなさんにあった方法を試してみていただけたらと思います♪
![](https://www.hattori-nozomi.jp/wp-content/uploads/2018/03/d509302a.jpg)
いまの自分をそのまま認めてあげよう
例えばあなたが友達から
「あなたって、優しいよね」って誉められても、
あなたが自分でそんな魅力はないと思っていると
「そんなことないよ」って言いたくなってしまいますよね。
自己価値が低くなっている時というのは、
外から見えている「あなたの価値」と、自分が思っている「自己価値」に差がある状態です。
私たちは、自分のことは自分で分からないもの。
心と同じように、自分の顔や身体も同じことなんですね。
たいがい、自分に厳しい目を向けています。超、厳しい!
実は「こんな私は、オシャレなんて似合わない><」と思っている時も
「自分で思っている自分の外見」と「本当に外から見えている自分の外見」の認識が、
大きくずれていたりすることって、結構多いんですよね。
で、このシリーズでご紹介する
「外から見た自分を知る方法は」2つです!
①鏡を使う
②人に聞く
では、ひとつづつご紹介していきますね。
①「姿見(全身鏡)」を取り入れてみよう
まずは「外から見えている自分の外見」を認めてあげるために・・・
今回、私がオススメしたいアイテムは「姿見」です。
![l_03](http://livedoor.blogimg.jp/cs_nozomi/imgs/8/1/81910a6f.gif)
洗面台に設置されているような半身しかうつらないものや、
お化粧用の顔がうつる大きさの鏡ではなく、
ちゃんと全身がうつる鏡、というのが、ちょっとしたポイントです!
まずはその鏡を使って、
洋服を選ぶときなどに、毎日、自分の全身をチェックして見て欲しいんですね。
そして、自分の姿が見慣れて来たら、
『私のこの部分は、なかなか捨てたもんじゃないぞ?』って思える
パーツ(ここ、すごく重要!)を探してみましょう!
(つまり「自分のいいとこ探し:外見版」です。 詳しくはこちらの記事へどうぞ)
ちなみに姿見を推奨しているのは、
コーディネートなどのバランスを見る事が出来るという利点だけではないんですね。
日頃から、顔がうつる鏡だけを使っていると、
どうしても「顔のパーツ」だけに、意識が集中してしまいがちなんですよーーー。
ただでさえ顔って、コンプレックスを感じやすい部分だと思うので、
全身に意識を向ける癖をつけて、
顔のパーツだけに、こだわり過ぎないようにしてあげるのも大切なんですね。
また、「オシャレが苦手」って感じていらっしゃる方の中には
鏡を見ることすら辛いという方も多いと思うんです。
私自身も、オシャレをすることが苦手だったとき、
自分の姿を鏡でマジマジ見ることに、とっても抵抗がありました。
なんだか「欠点だらけの自分」を認めなきゃいけない・・そんな感覚があったんですよね。
自己価値が低い状態で鏡を見ると、
どうしても「欠点探し」をしてしまうので、欠点ばかりが目についてしまいがち。
そしてその多くは、誤解だったりするんですよね。
その心の仕組みを理解しておくだけで、すこし見方が変わります。
ですからね
自分らしいオシャレを楽しむための、第一歩目として、
「私の全身」を、丸ごと受け入れてあげてみるといいですよ。
鏡を見ながら「私の体さん、いつも一緒にいてくれてありがとう」
なんて、感謝を伝えてあげるのもいいかもしれないですね〜♪
自分の体を受け入れてあげることが出来るようになると、
あんな服を着てみようかな?こんな髪型は似合うかな?なんて、思えるようになってきたりもします。
今の自分に似合いそうなものを身に着ける許可が出たりすることも多いですよ〜。
②人に聞く
ようするに「第三者の視点を取り入れてみよう」ということです。
はい、一気にハードルが上がった〜!と感じた方も多いかも^^;
うんうん、「人に聞く」って、けっこうハードル高いですよね。
即座に「私には無理!」って思われた方も多いと思います。
私も思いました、思いました。時間もかかりました^^;
それでもオススメするのにはわけがあるわけです。
本当は、オシャレに慣れていないときこそ、
洋服屋さんの店員さんや、美容師さん、信頼できるお友達などに
「私って、どんなものが似合いますかね?」って質問したりして、
「他者からみた、私のイメージ」を取り入れていくのが効果的なんですよね。
だって、自分で自分の良さって分からないですよね。
ぜったい欠点ばかり見ますし、
自分の知っている範囲の情報しか持っていないからアイデアだって持っていない。
自分で工夫するパワーが残っているのなら、頑張り屋さんのあなたなら自力で乗り越えていると思うのです。
それでも、やっぱり・・ってときには
自分以外の人の力を借りると言うのが大切なんですね。
![](https://www.hattori-nozomi.jp/wp-content/uploads/sumi2-640x427.jpg)
それでもねー、やっぱり怖れが出てくると思います。
どうせ私なんて・・と思っている時って、どうしても
「こんなことを聞いたら、バカにされちゃうんじゃない?」
「笑われちゃうんじゃない?」って、怖れが出て来ちゃったりすると思うんですよね。
あまりに怖れが強すぎるときには、まず
「自分のいいところ探し」で自己価値をあげながら、
最初は「周りを観察する」だけでも、良いとおもいます。
それでも充分に「他者の視点を取り入れる」ことになりますからね!
ファッション雑誌、意識して遠ざけていませんか?
はい。これも過去の私ですね。
「オシャレが苦手だわ」って思っている時って、
自ら、オシャレ関係の情報を避けちゃったりするんですよね。
オシャレな人を見ると、なんだか惨めになって目を背けたくなったり。
ファッション雑誌を手に取れなかったり。
お友達に「こういうのが似合うんじゃない?」って言ってもらっても、
「私には無理!」って聞き流してしまったり・・・(私だけでしょうか。)
自覚がない場合も多いのですが、
実は、「どうせ、私には無理だし」と思っている時って
情報が入ってきにくい状態が多いので、自分の中に「オシャレの選択肢」が少なかったりするんですね。
この状態だと、どうしても自分でできる範囲って限られてしまいますよね。
ですからまず
「どうせ私なんて、どんなもの着たって似合わないよね。」
「どうせ私なんて、こんなのしか似合わないよね。」という視点から
「私らしいオシャレってどんなものだろう?」
「私って、何が似合うのかなぁ~」という視点にシフトしてアンテナを立て、
「オシャレの選択肢」を増やしてみましょう!
雑誌やネット、動画などから
「メイクの仕方」や「こんな風になりたいな、と思うモデルさん」「お化粧品の種類」「今年の流行」などを調べてみたり。
街で見かけたオシャレさんをみて、
「私もこんな服が着たいなぁ」って思うものをチェックしたり。
さまざまなところから、情報を得つつ、
まずは、自分でやってみるというのもいいと思いますよ。
それに慣れて来たり、
自分ではなかなか難しいなぁと思った時には
「私ってどういうのが似合うと思う?」って、一度、周りの人に教えてもらいましょう。
たとえば、洋服屋の店員さんに
「私、太ももが太くてコンプレックスなんですけど、どんな風にコーディネートしたらいいですかね~?」って、ズバリ聞いてみたり。
美容師さんに「私ってどんな髪型が似合いますかね~?」って聞いてみたり。
自分が「いいなぁ」と思うオシャレをしているお友達に買い物に付き合ってもらって、
あなたに似合う洋服を、選んでもらったりもいいですね。
案外、オシャレが大好きな方って
「あなたにアドバイスが欲しいんです」って頼られるのは嬉しかったりするみたいです。
だって「あなたのファッションセンスを尊敬してます」って言われているのと同じですからね。
周りからみた「私のイメージ」や、自分ではなかなか気づけない魅力を受け取ることで、
自分らしいオシャレの方向性が見えてきたり、自分に自信がついてきて
ちょっとづつ、オシャレが楽しいものへと変わっていくことも多いです。
よかったら、お試しくださいね!
*
さてさて思いの丈を書き綴ったら
いやに長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
私も正直、いまでもオシャレさんには程遠い人なのですが、
それでも自分のことを可愛がってあげようと思えるようになって
着たい服を着れるようになったり、笑顔が増えてきました。
私もものすごく悩んできたからこそ、
あなたのお力になれたら嬉しいなぁと思います。
参考になれば幸いです。
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名古屋/東京(出張) 所属カウンセラー
服部希美(はっとりのぞみ)
(これは2021年の私^^ いまでもオシャレは苦手だけど笑顔は増えました)
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