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服部希美
心理カウンセラー/講師
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いい出逢いが欲しい時には、自分と人の「好き」を大切にしてみる

素敵なパートナー。
友人や職場の仲間。
ご近所さん。

できれば、いい出逢いに恵まれたい。
人といい関係を築きたい。
そんなふうに願う方は多いと思います。

とはいえ、

そういう「いい出逢い」は運でしかない、

相手の性格次第、自分ではどうにもできないよね・・
なんて感じる方もいらっしゃるのかなと思います。

もしくは、自分を抑え込んで
相手に合わせ続けなきゃ、やっていけないよね・・とかね。

でも、周りを見渡してみると
いつも、いい人に囲まれていたり、
困っていると、周りからスッと助けの手が伸びてくる人っていません?

どこにいっても、なんだか好かれる人。
いい出逢いに恵まれる人。

果たしてこの差って・・運だけなのでしょうか?

実は、かつての服部はですね〜
そういった「どこに行っても愛される人」をみては・・ずるい!とコッソリ嫉妬をしておりました。

「いいよねいいよね」
「どうしてあの人ばかりエコ贔屓されるの!」そんな気持ちにもなっていましたし

・・・・

「結局、自分にはそれだけの価値がないってことだよね」
「あの人よりも劣っているってことでしょ」と、どーんと落ち込んでもおりました。

でもですね、心理学を学んだり
周りにいる「いい出逢いに恵まれている人」を観察していくうちに
いい出逢いに恵まれている人がやっていることが、いくつか見えてきたのです。

それは、私がそれまで思ってきた

「私がダメな奴だから、価値がないから・・いい関係を築けなかったのかな」では、ありませんでした。

今日はそのひとつをご紹介してみたいと思います。

よかったら参考にしてみてくださいね。

***

「自分や人の”好き”を大事にしよう。」

人にはそれぞれ、好きなものや好み、
大切にしたいものがあったりします。

それは、趣味だったり
スポーツだったり、料理の味だったり
好きな国だったり、色だったり、洋服だったり
家族だったり、友人だったり、過ごし方だったり
お茶の温かさだったり、寝る時間だったり・・多岐にわたるわけなのですが

出逢い運がいい人、というのは
そういった「好き」を、自分のも、人のも、
とっても大切にしていたりします。

ちなみに、私の今の「好き」のブームは「文房具」!!

それほど詳しくはないのですけどね

文房具のことを語れと言われたら、いくらでも話せちゃう。
文房具売り場で、時間を忘れちゃうぐらい、ぐるぐるぐるぐるみて回ってたり
動画サイトで「ノート 使いやすい 方眼」とかで検索して、
次はどれ買おうかなーなんて考えている時間が好きだったりします。

なので、「私も文房具興味あります〜」とか、人から声をかけてもらえたら嬉しいのですよね^^

「文房が好きっていいね」「どういうところが好きなの?」なんて関心を持ってもらえたら
なんだか「自分のことを受け入れてもらえたような気持ち」になってしまうし
馬鹿にしないで話を聞いて貰えるのは、本当にありがたいなと思う。

「いやー、いい人だなぁ」って思っちゃったり。

少なくとも、何にも興味持ってくれていないな、無反応だなって思う人よりも数倍!
居心地はいいし、気持ちを許すことができるかなって思うのです。

だからこそ、そんなふうに自分の好きを大事にしてくれる人と出逢えたらいいな。って思うし
そういう人と出逢えている人のことを「運がいいな」と思うわけですよ。

で、ですね。
出会い運がいい人、というのは、この

「自分の好きを大切にしたい気持ち」

を知っているので
人の「好き」も、とっても大切にしてあげたりするみたいなんですね。

自分と同じ「好き」の人に「私も好きなんです」と伝えて、共感することもそうですが
たとえ、自分には興味ないなーと思う分野であっても
知らない分野であっても・・「興味を持つ」みたいなんですよね。

たとえば「へ〜。どういうところに魅力を感じていらっしゃるんですか〜?」とか
「どうして、好きになっちゃったんですか?きっかけは?」とか。
自分なりに「こういうことなのかな〜?」って分かろうとして、お話を聞いていらっしゃったりする。

そういった心の姿勢が
「私はあなたを受け入れますよ」というメッセージにも繋がり・・

「大切に扱った人から大切に扱われる。」

その積み重ねが「人柄」に現れ、いい出会いの連鎖が起きているようなんです。

しかも、そうやって誰かの好きを大事にしていくとですね、
お相手から信頼されるので、相手の好きな人(大切にしている人)につなげてくれることも増えてきたりします。

「私の知り合いに、あなたにピッタリの人がいるんだよね〜。よかったら紹介するよ」とか

お仕事で「次に誰をステップアップさせようか」なんて会議になった時に、
「俺の後輩のOOはどうでしょう。人柄もいいですし、しっかりもしてますよ。」なんて、名前を出してもらえたり。

人の好きを大切にすることで、いい出会いがつながっていく。

こういうことが、多いみたいなんですよね。

**

でね、私がこのことに気づいた時

「そうか、、、いままでの私は、自分の好きも相手の好きも
本当の意味で大事にできていなかったのかな」って思ったのですね^^;

自分が大好きになった相手。嫌われたくない、失いたくないと思う相手には、
自分の好きを投げ出して「あなたの好きを優先させますから、どうか私を捨てないで」ってやっていたり

そして、自分の好きをぞんざいに扱っているように・・

「私だってあなたの好きを大切にしたのだから、あなたも私の好きを大切にしてよ!」
「私の好きを大切にしてくれるのなら、あなたの好きを大切にしてもいいよ」
「私のことを大切に思うなら、最終的には、私の好きを優先させてくれるでしょう?」

本当は、人一倍・・相手の好きを大事にしてあげたいって思っていたのに。

**

で、ですね。
こういうバランスを取るときに大事なのは

「自分で自分の好きを大事にしてあげよう」とちゃんと決めること、

そして、その上で「人の好きも大切にしてあげよう」と思ってみることかな?って思います。

我慢して人のことばかり優先していると
その分だけ、相手に求めてしまいますからね〜^^;
自分をまず大切にした上で、人の好きに興味を持ってあげるといいと思うのですね。

ちなみに、興味の持ち方はひとそれぞれですが

簡単なのは「どうして?」って聞いてあげること。

どういうところが好きなの?そうなんだ。なるほどね。
どういうこだわりがあるの?そうなんだ!よく知っているね〜!
どういった経緯があったの?へー、そういうことだったのね。それは好きになっちゃうね。

基本的に、人は自分の好きなことは共有したいと感じますから
上手に聞いてあげてくださいね^^

とはいえ、相手の好きがあなたにとって理解不可能だったり
とても共感ができない、なんてこともあると思います。

たとえば・・相手が納豆が大好きだった。でも私は納豆が苦手。
そんなときに「私も納豆が好きなんです!」なんてウソをつかなきゃいけないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、納豆が好きだとウソをついたり、
「納豆を好きになるよう努力します」なんてしなくても大丈夫なのですよね^^

相手の好きを大事にするとはいえ
「一緒の気持ちにならなくてもOK」なんです。

「あなたが納豆が好きな理由は、そういうことだったんですね。なるほど〜」
「あなたにとって、それだけの魅力があるんですね。納豆への愛が深いですね〜」

相手の感じていることに、興味を持って^^反応していく。

そして、自分のことも大事にしながら、できる範囲でやっていく。

こういうことでバランスが取れ
いい出会いが増えてきたり、連鎖が起きてくることが多いみたいですよ^^

よかったら、お試しくださいね。

また、自分のやりたいことや好きが分からない
そんなときには、自分の気持ちを押さえ込み続けてきたのかもしれませんね。

そんなときには、自分を労いながら

自分の好き、自分は何を感じている??

心の声に耳を傾けてあげてくださいね^^

カウンセリングもお気軽にどうぞ。

参考になれば幸いです。

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