私たちは、過去の経験や周りの環境、そして性格など、様々な要素によって、無意識のうちに物事をとらえがちです。
そして、ときに「とらえ方」は私たちの行動や感情を制限し、幸せを遠ざけてしまうことがあります。
でもね、これらの「とらえ方」は、必ずしも真実ではありません!
そして私たちの「とらえ方」は、固定されたものではなく、いつでも、どこでも、柔軟に変化することができるものでもあるのですよね。
今回の1DAYワークショップでは、自分の持っている「とらえ方」に気付き、新しい考え方を取り入れたり、より客観的な視点で自分自身を見つめることで、自分らしい生き方を見つけるためのヒントを提供します♪


とらえ方ひとつで世界は変わるとしたら
私たちは「起きた出来事」や「目の前にあるもの」を、そのまま見ているわけではなく
無意識に、自分なりの「とらえ方」を通して意味付けてしまうところがありますよね〜。
たとえば・・
「恋愛は我慢するもの」
「私は女性らしくないからモテない」
「私は人から嫌われる」などなど・・
どこか心に・・チクンと引っかかるような言葉たちも、
実は真実というよりも「そんなふうに、自分がとらえてしまっている」ことで
現実が作られてしまっている、という場合も多かったりするんですよね。
こんな「とらえ方」していませんか?

たとえば・・
「恋愛はパートナーに合わせなくちゃいけない。我慢の上で成り立っているものだ」
恋愛に対して、こんな思い込みを持っている時。
恋愛に前向きになることって、難しいと思うのですよね^^;
恋愛なんてする意味ある?って感じてしまったり
結婚は義務だから、なんて「やらされ感」の中で頑張らざるを得なかったり
好きな人ができた途端、無意識に我慢ばかりをしてしまったり
「結婚が視野に入り始めた途端、お別れがやってきてしまう」なんてことが起きることもあるかもしれません。
でもね。
たしかに世の中には、恋愛でご苦労されている方いらっしゃるかもしれません。
悲しい思いを体験しちゃったことは、本当に切ないことでもあると思います。
私にも辛い経験があるので「恋愛ってそういうものでしょ」って思いたくなるのも・・分かるんです。
でも。でもね。
「辛い失恋も経験したけれど・・今の人とは、とっても気楽に過ごしているよ」
「パートナーがいるとね、悲しみは半分こ・楽しさは二倍以上だよ」
「恋愛ってね、心がポカポカ、あたたかい気持ちになれるんだよ」
「あの人と出会えたおかげで、私の人生がより楽しくなったよ」
そんなカップルやご夫婦も山ほどいらっしゃるし、
悲しい思いをたくさんしてきた・・それでも、愛し合える関係を築きたいと願うあなたにこそ、
「ああ、出会えてよかった」って感じられるような幸せがぴったりじゃないかなって・・私は思うのです。
でね。もし、もしもね。
あなたの「恋愛」に関する”とらえ方”を、少し変えることができたなら・・どうでしょう?
「恋愛は、お互いを尊重し、成長し合える喜びを分かち合うもの」
「等身大で付き合える人とだからこそ、結婚や恋愛ができる。それでいい。」
もちろん、恋愛をする・しないは別として
すこし肩の力が抜けたり、前向きになれたりして
日々の、あなたの笑顔が増えるかもしれませんよね。
出会いの場に出ていこう、という気持ちになれたりもするかもしれませんし
目の前にやってきた良縁を逃さず、つなぐことだってできるかもしれません。
心の奥にしまってしまった「本当に欲しい幸せ」に素直になることもできるかもしれませんよね。
*
また、自分自身に対してのとらえ方を変えてみると、
人生の幅がひろがったり、自分を楽しんで生きるきっかけになることも多かったりしますよ〜。
たとえば・・「私は女性らしくない(男性らしくない)」
自分が魅力的じゃないから、恋愛や対人関係がうまくいかない。
そんな目で自分を見ているとしたら・・・どうでしょうか?
こんなことを感じるかもしれませんね。
人の目ばかり気にして、自分らしくいられない。
「幸せそうにしている人と仲良くなんてなりたくない。でも、そんなふうに思う自分が嫌だ。」と感じてしまったり
「自分には似合わないよね」と、気になったファッションやメイクを試せなかったり
「こんな自分のことなんて、好きになってくれる異性なんていない。」と感じて、出会いの場に行くことすら辛くなったり
ことあるごとに「誰も私の方、全然見てくれてない」なんて思うような出来事に遭遇しやすくなったりするかも、しれません。
でも、それって・・・本当でしょうか?
自分に意地悪な目を向けすぎちゃっていませんか?
あなたには、あなたの良さがある。
そして、長所もあれば短所もあって。
ひとより出来ないこともあれば、得意なこともある。
日々の中で、人知れず
なにかに感動して、なにかに涙して、なにかに微笑んで、なにかに優しい気持ちになって・・
時に転んで、悲しみに溺れて、恨んでみたり憎んでみたり
地中深くまで落ち込んじゃって、なんて日があったって。
日々をひたむきに生きているあなたが、魅力的じゃないわけがないのです。
つまらない人間なんてこと、ないんですよね。
もし、もしもね。
あなたの「自分自身」に関する”とらえ方”を、
少し変えることができたなら・・どうでしょう?
「女性らしくない」という部分ばかりにフォーカスするのではなく
女性の良さももちろんのこと、あなたの良さに目を向けられたら・・どうでしょうか?
「自分は自分でいいんだな」
「世の中のスタンダードに合わせなくていい。自分は自分らしく輝くことができる」
「人の好みなんてそれぞれ。自分のことを好きな人もいれば好みじゃない人もいるよね」
自分を肯定的にとらえられるようになって
より、自分らしくいられる時間が増えたり、押さえ込んでいた魅力をのびのびと発揮できるようになるかもしれませんよね。
他の誰かになろうとしなくたって、
本当になりたかった自分に近づくことができるのではないかな〜?って思うんです。
「とらえ方」は、どこから来ているの?
で、ここからが本題。
でもですね。私たち。
多くの場合、頭で考えて「とらえている」わけじゃなかったりしません・・?
無意識に、自分なりの「とらえ方」を通して意味付けてしまっていることが多いと思うのです。
知らず知らずに思っているし、それが当たり前だとも思っているし、
なんなら「だって、そうじゃん」って、頑なになりたくなっちゃうような感じ。
実は、とらえ方って、頭で考えているのではなく・・自分が心の奥底で感じているものからきているのですね。
今回のワークショップでも、「とらえ方を変えてみる」というアプローチの中で、「心の奥底で自分は何を感じている?」というところにフォーカスをしていきますよー。
ちなみに心理学では、こんな心理的影響を受けていることが多いと言われてたりします。
すこしご紹介しますね。
1:過去の経験が感情に影響を与えているケース
かつて経験したことで感じたつらい感情が未完了のままになっていることで、それに関わる出来事やとらえ方がネガティブになってしまうケース。
たとえば・・子供の頃に両親から「失敗はダメだ」と厳しく叱られた経験があり、新しいことに挑戦するのが怖いと感じている。
そんな過去の失敗体験が、新しいことに挑戦するのをためらわせる原因になることがあります。
失敗するくらいなら挑戦しないほうがいい。
成功しなければ意味がない。
自分は誰の役にも立てないし、できない奴なんだ、などなど・・
また、厳しかった両親を喜ばせたくて「いい子」を演じてきた。
大変そうな両親の間でバランスをとってきた。義理の母との折り合いが悪い母の味方を一生懸命していた。
そんな方であれば「自分の意見を言うことはワガママなことだ」「期待を裏切ってしまったらどうしよう」と感じて、恋愛や結婚に対して「悪いことだ」と無意識に感じてしまうこともあるかもしれません。
大きな失恋の体験や喪失の体験なども「もう、こんな思いをしたくない」と思うがあまり、自分に制限をかけてしまうケースも多かったりします。
こういった場合は、感情を癒していくアプローチであったり、あらためて、その出来事に向き合ってみたり、小さな成功体験を積み重ねていくことが近道になることも多いようですよ。


2:学習経験からくるケース
親や教師から教わったこと、学校や友人関係で学んだことから「これは、こういうものだ」と無意識のうちに思い込んでしまうこともあります。
「社会に出たら、誰も助けてくれないわよ」
「あなたは、何にもできない子ね」
「こういうことができないと、人から好かれないわよ」などなど・・
また「ニュースでネガティブな情報ばかり見てしまい、世の中が全て悪いように感じている」など、不安を煽るワイドショーなどテレビの影響も、案外、侮れなかったり
育った土地や文化によって価値観や常識が異なるため、それに馴染めなかった自分を「私は周囲と馴染めない人で、はぐれものだ」ととらえてしまっているケースも・・
このケースの場合は、いろいろな価値観や生き方をしている人から話を聞いたりして、自分以外の人のとらえ方を取り入れてみたり、自分にとって有益ではない情報から離れたりしながら「今の自分に合う感覚」を育てていくといいかもしれませんね。


3:いま置かれている状況や環境からきているケース
周囲の環境や今の自分の状態も、実は、私たちの「とらえ方」に大きな影響を与えると言われています。
例えば、周りにネガティブなことばかりいう人と一緒にいると、同じように染まってしまったり。
体調が悪かったり(疲れすぎてバーンアウトしていたり)、抱えきれないほど大きな悩みを抱えていたり、不安や恐れが強い状態だと、さまざまなことをネガティブにとらえやすくなってしまったりします。
このパターンの場合は、精神的に安全な環境を整えたり
心を休めたり、心の中に安心感を築くところからアプローチすることも多いですよ。


4:性格や価値観からきているケース
たとえば・・・楽観的な人は、物事をポジティブな側面に、悲観的な人は、ネガティブな側面に注目する傾向がありますよね。
とくに日本人は「ものごとをネガティブにとらえやすい」傾向があるようです。
それ自体が悪いわけではなく、そうやって命を守ってきていたり、和を大切にしてきたのですね。
ただ、性格面の場合は「悪いから変えましょう」ことではなく、自分が持っている傾向を丸ごとOKを出してあげて受け入れていくことが大切だったりします。
その上で、他の人のとらえ方を取り入れながら・・どんなふうに「自分を幸せにするために」活用していこうか?が最大のポイント!
また、とらえ方を見直していくと「自分にとって譲れないもの(価値観)」を見つけることができたりもしますから、自分を深く知って、幸せに生きていくヒントにもなるのですよー。



あなたを幸せに導く「とらえ方」を見つけていこう!
でね。
ここで大切なことは・・
その「とらえ方は真実じゃないよ」ってことなんですよね。
そして、いまのとらえ方というのは
これまで生きてきた中で、あなたなりに生きていくために学んできたこと。
どんなとらえ方だって、責めたり恥じたりすることは、まったくありません^^
もし、あらたな見方が出来るようになったとしたら、
それはあなたが、ひとつ成熟した証拠。
ひとつ、自分を愛してあげられた証拠です。
よかったら、あなたも、わたしたちといっしょに
「より、自分を幸せにする”とらえ方”」みつけてみませんか?
自由であなたらしい世界にお引越ししてみませんか?
正解はない、この世の中^^
あなたにとっての喜びを、大切にしていけたらいいですね。
応援していますよ。
参考になれば幸いです。
