MENU
服部希美
心理カウンセラー/講師
カウンセリングサービス予約センター
受付時間 12:00~20:30
◎服部希美のカウンセリングを受けるには >>

等身大で生きる方法|自己犠牲をやめて「今の自分」を出発点にする心理学的アプローチ

ちゃんとしている私。
感じのいい私。
重くならない私。

本当は、緊張しているのに。
本当は、うまく話せるか不安なのに。
「大丈夫です」と、にこやかに笑う私。

かと思えば、
素敵だなと思う相手の前では、

「私なんて選ばれるわけないですよね」と
心の中で、先に自分を引っ込めてしまうこともあったり。
劣等感を勝手に感じて、惨めな気持ちなったり。

こういうことって、ありませんか?

大きく見せる日もあれば、
小さく自分を消してしまう日もある。

自然体でいたいのに、
どこかでいつも少しだけ力が入っている。

そもそも、自然体な自分ってどんな自分だっけ・・・?

そんなふうに迷いながら、毎日を過ごしている。
そんな方も少なくないのではないでしょうか。

今日は、そんな「心のサイズ調整」が起きる理由を、心理学の視点から一緒に考えてみたいと思います。

目次

心はなぜ「サイズを変える」のか

心理学では「人間には安全な関係の中につながっていたい」という
根本的な欲求があると考えられています。

乳幼児期に親や養育者との関係の中で育まれる、
この「つながりへの欲求」を愛着(アタッチメント)なんて呼んだりもしますが、

まー、難しいことは横に置いといて!

小さな子供だけでなく、私たちはみんな、
人との間で安心して、いっしょにいたいな〜と思っているわけですね^^

大切な人に受け入れてもらいたい。
関係を壊したくない。
愛されていたい。

それはごく自然なことなんです。

ところが、成長する過程でさまざまな経験を積む中で、心は学んでいきます。

「このまま、ありのままの自分でいると、大切なつながりが揺らぐかもしれないぞ!?」 って。

そのとき心は、「このままでは、いけない!」と対策を練るわけです。
それが、「大きく見せる」か「小さくなる」か、という行動パターンだったりするのですよね。

「大きな自分」を出してしまうとき——過剰適応というクセ

弱いところは見せない。
期待には必ず応える。
「大丈夫です」と即答してしまう。

たとえば、自分の能力やキャパ以上のことを引き受けてしまう。

これはある意味「大きな自分」を出してしまう、と言えると思うのですが
これを心理学では「過剰適応」と呼ぶことがあります。

周囲の期待や要求に過度に応えようとし、自分の本音やニーズを後回しにしてしまうパターンですね。

その奥にあるのは、こんな信念かもしれません。

・役に立てなかったら、価値が下がるかもしれない。
・無力な私を見られたら、がっかりされるかもしれない。
・だから能力を前に出す。成果で自分を支える。

傲慢でも虚勢でもなく、

そのぐらいやらないと、大切な人とつながれないだろう。
そういった恐れから、無理をしすぎていたりするわけですね。

あわせて読みたい
自分を追い込んでしまう心理とは?「愛されたい」気持ちと自己肯定感の関係 自分を追い込んでしまうその理由、実は「愛されたい」という思いが深く関わっています。誰かを愛してきたからこそ、つい自分に厳しくしてしまう。この記事では、自己愛...

「小さな自分」に隠れてしまうときー回避したい心のクセ

一方で、褒められても素直に受け取れない。

前に出る場面で、すっと引いてしまう。
私なんて、といつも自信が持てない。

こちらには、回避という心の動きが関係していることがあります。

・目立つと叩かれる。
・出すぎると嫌われる。
・望みを言うと空気が変わる。

そんな経験を重ねてきた心は、
「存在を小さくしていれば、傷つかずにすむ」 ということを、いつの間にか覚えてしまうのですね。

あわせて読みたい
「本当の自分では愛されない」と思ってしまうときに 「本当の自分では、愛されない」「期待に応えられないと、価値がない」「完璧じゃなきゃ、認めてもらえない」「失敗は許されない」「本音を言えば、嫌われる」 あなたは...

どちらのパターンも、根っこにあるものは同じです。

共通する怖さは・・「このままの私では、つながりを失う」というところ。

どちらにも、共通する怖さがある

大きくなってしまう人も、小さくなってしまう人も。

本当に怖いのは「失敗すること」でも「認められないこと」でもなく、

このままの私では、大切なつながりを失ってしまうかもしれない。

その感覚が、すべての奥にあるのだと思うのですね。

・役に立てる私でいれば、関係は壊れない。
・目立たない私でいれば、傷つかずにすむ。

どちらも、あなたが大切な人との関係を、ずっと守ってきた証です。

そうやって、あなたは誰を守ってきたのでしょうね。
誰との関係を、必死に、つなぎとめてきたのでしょうね。

・・・・・・大切な人たちの顔が浮かぶ方も、多いんじゃないかなぁ。

あなたがとても優しく、思いやりのある人だということは、間違いないこと。

ただ——その調整をずっと続けていると、こんなことが起きてきちゃうんです。

好きと言いたいのに、言えない。
不安だと言いたいのに、笑ってしまう。
さみしいと言いたいのに、強がってしまう。
大切な本音が、だんだん出せなくなっていく。

これは、自分が何を感じているのか、何を望んでいるのか、だんだんわからなくなっていく状態とも言えますね。

そして、周りの人も「この人って、本当は何を感じているんだろうな?」って
ある意味「謎な人」になってしまうこともあったりします。

この人の本音って、どこにあるんだろう。
本当は自分のこと、好きじゃないのかもしれないな。
我慢させているんじゃないかな、そばにいないほうがいいのかなって。

周りのことを大切に思う優しい方だからこそ、この関わり方から変えられない。

そんな方も少なくないと思うのですが
その誰かを思う優しい気持ちを「本当のつながり」に変えていきましょうね。

あなたもいっしょに、笑えるように。

あわせて読みたい
「本当の自分では愛されない」と思ってしまうときに 「本当の自分では、愛されない」「期待に応えられないと、価値がない」「完璧じゃなきゃ、認めてもらえない」「失敗は許されない」「本音を言えば、嫌われる」 あなたは...

等身大に戻るための、3つの練習

頭ではわかっていても、「じゃあどうすれば?」と思いますよね〜。

等身大に戻るために、といっても、いきなり大きなことをしなくていいんです。
よかったら、日常の中の、小さな練習から始めてみてくださいね。

① 自分の「今の状態」に名前をつける

「なんか疲れてる」
「ちょっとさみしい」
「うれしかった」

そんな小さな感覚を、誰かに伝える前に、まず自分自身が気づいてあげることから始まります。

自分の気持ちに気づく練習が、等身大への第一歩です。

ポイントは「うれしいって思ってもいいよ」「怒ったっていいよ」って、自分に言ってあげること!

小さく見せる癖がある人は、いいことがあっても「よろこんじゃだめだ」
大きく見せる癖がある人は、腹が立っていても「こんなことでイライラしちゃいけない」って、無意識に抑圧しやすいですからね。

気づいたら「そうだよね」って自分が認めてあげてくださいね。

② 「大丈夫」以外の言葉を、一つ持っておく

「大丈夫です」と即答してしまう癖がある方は、ほんの少しだけ立ち止まってみてくださいね。

「大丈夫……なんですけど、少し疲れてます」
「ありがとうございます、正直ちょっと不安で」

完全にさらけ出さなくていいんです。
ただ、本音を少しだけ混ぜてみましょう。

それだけで、心はずいぶんと楽になっていきますよ^^

③ 安心できる人と、小さな本音を練習する

等身大でいられるかどうかは、「相手との関係性」にも大きく影響します。

すべての人に本音を言わなくていいんです。
まず一人、「この人の前なら少し正直になれるかな」という相手を思い浮かべてみてください。

そこから少しずつ、安心してつながる体験を積み重ねていくことが、等身大の自分を取り戻す道になっていきますよ。

今の日常にそういう人がひとりもいない、そんなときには私たち心理カウンセラーの出番!^^

どうぞ、お話にいらしてくださいね。

あわせて読みたい
「大嫌いな自分」が出てきた時に、本当に大切なこと〜自己受容の観点から 人に嫉妬しちゃう、自分。ズルいことを考えてしまう、自分。つい、見栄を張っちゃう自分。意地が悪い自分。目立ちたがりな自分。可哀想ぶっている自分。うじうじ、めそ...

等身大に戻るとは、どういうこと?

等身大で生きるとは、「すべてをさらけ出すこと」でも
「我慢をやめること」でもない、と私は思うんです。

いろんなことがありますもの。人生。

無理しちゃうこと、ひっこんじゃうこと。
正直なところ、時と場合によっては、そうしておいた方がいい時だって、あったりしますもの!

でもね、今の自分の状態を、
まずは自分が、正直に扱えるようになること。

そして、そんな自分を受け取ってくれる関係性を、少しずつ育てていくこと

ここがね、すごく大切じゃないかなって思うんです。

「この人の前では、弱くても大丈夫」
「本音を言っても、この関係は壊れない」

そういう体験が積み重なっていくと、心はだんだんと、鎧を脱いでいくことができますからね。

等身大で生きることは、今の自分を、出発点にすること。

周りに合わせて、大きくなったり、小さくなったり。
それはあなたが、大切な人とのつながりを守ろうとしてきた証です。

そんな自分を丸ごと肯定しながら
等身大で過ごせる時間や、人を増やしていけるといいですね^^

あなたも心から笑えるようにね!

今回の記事が、あなたの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

あわせて読みたい
そのままのあなたに、人は惹かれる。癒される。 いつもお読みいただき、ありがとうございます。心理カウンセラー 服部希美です。 突然なのですが・・私は、その人らしさが垣間見える時間が大好きです。 その方の持っ...
あわせて読みたい
役割をおろして、等身大の自分に戻る時間のつくり方 仕事では、できるだけミスをしないように気を張る。職場の人に、失礼のないように気を配る。家族には、できる限り優しくありたいと心がける。 その場に求められているこ...

3月8日の1DAYワークショップのテーマは
「等身大の自分で、等身大の自分で、安心してつながる」
安全な場所で、いっしょに「自分らしくつながる」練習をしてみませんか?

あわせて読みたい
【オンライン】等身大の自分で、安心してつながる1DAY ワークショップ【3月8日(日)開催】 大切な人のために。 大切なものを守るために。 気づいたら・・いつも誰かのことばかりを考えて、 自分のことは後回し。 ちゃんとしなきゃ。しっかりしなきゃ。いつもど...

一対一のほうが話しやすいよー
という方は、個人カウンセリングがオススメです

直近の面談カウンセリングスケジュール

服部のカウンセリングは、全ての日程で、スマホやPCでご利用いただけます「オンラインカウンセリング」をご利用いただけます。
はじめましてさんも、お気軽にご活用くださいね。

オンラインのみ(ZOOM)
3月6日(金)13時、16時、19時
3月7日(土)満席
3月14日(土)13時、16時、19時
3月15日(日)10時、13時、16時、19時
WEB予約もご利用いただけます

名古屋(金山)Orオンライン
2026年3月29日(土)10時、13時、16時
写真付き会場アクセス
予約センターにてご予約くださいね。

東京(代官山)出張
2026年3月22日(日)10時、13時、16時、19時
2026年3月23日(月)10時、13時、16時、19時
予約センターにてご予約くださいね。
写真付き会場アクセス

名古屋(金山)ワークショップ(5人限定)
3月29日(日)19時〜20時30分
詳しくはこちら

オンライン1DAYワークショップ
3月8日(日)10時〜
詳しくはこちら

ご予約は・・
予約センター06-6190-5131
営業時間:12時〜20時30分
休日:月曜、他

詳しいスケジュールと、ご予約方法

画像をタップ♪
  • URLをコピーしました!
目次