いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。
今日は「失恋からの回復プロセス」について
忘れられない私はダメですか?
大好きだった彼と
お別れすることになってしまった。
そんなとき、どんな別れ方になろうとも・・・
悲しい気も日なってしまうのは、仕方がないことですよね。
ご飯がのどを通らなくなったり
ふとした瞬間に、涙が出てきたり
仕事に集中できなくなっちゃったり・・。
そんな中、
人を愛したい人ほど
「元カレのことは忘れて
はやく次の恋愛に行きたい!!」
って願うモノ、なのかもしれませんね。
でも・・・
お別れしてもう何年も経っているのに「忘れられない」
もう、過ぎたことなんだって分かっているし、
元彼も前を向いて進んでいる。
でも・いまだに涙が出てきちゃう。
なんか次に行く気になれない、
でもこのままじゃだめだよね・・。
そんな風に、長く引きずってしまう失恋も、あったりします。

こんなときには、
「忘れよう」「忘れよう」としても
なかなかうまくいかなかったりするのですね・・。
というのも、長く引きずってしまう場合
「忘れたくない」という気持ちも、
一緒に眠っていたりするから。なんです。
あの人のことが、大好きだった。
ずっと愛するって決めていたのに。
「この恋愛を忘れて、次に行ってしまうだなんて
違う人と幸せになりたいって思うだなんて。
・・・なんて私は薄情者なんだろう」
忘れなきゃ
次に行かなきゃ
そんな思いの裏側に
こんな思いが眠っていることって多いのですよ。

忘れない、と誓った大切な恋愛だったということを、まずは認めてあげよう
きっとそれだけ・・・
大事な恋愛だったということだと思うのです。
いろんなことがあって
それは、かけがえのないもので
本当は失くしたくなかったもの。
それなのに、私は
忘れてしまっていいのだろうか。
誠実な方であればあるほど・・
感じてしまうモノ、なのかもしれませんね。
こういう場合は
こんな風に自分に言ってあげるといいかもしれません。
「忘れたくないんだね」
「もう、充分よくやったよ」
「もう、忘れてもいいんだよ」
「次に行っても、いいんだよ」
「それで、いいんだよ」
忘れていくこと、上書きされていくことは
けして悪いことではありません。
忘れる、と言っても
大好きだった人フォルダに
うつしてあげる、ということであり
なくなるわけではありませんしね!
あなたが一生懸命、人を愛した経験を活かして
幸せに生きていくためには
ちゃんと「忘れていく」ことも大事なこと。
いっぱい泣いて、
いっぱい悔しがって・・
もう一度、誰かを好きになることを
もう一度、人を愛することの喜びを・・
楽しめるようになれたらいいですね。
応援しています!
参考になれば幸いです。



