彼は「構ってくれなくて寂しい」といいますが、私は束縛されているような気がして嫌な気持ちがします。

「私はまったく悪気はないし、
彼のことが大好きなのですが
なぜか彼が、寂しがります」

今日は、彼に束縛されているような気がする、というお悩みについて、書いてみたいと思います。

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス　心理カウンセラー服部希美です。

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カウンセリングで

「俺っている意味あるのかな？」とか。
「あまり、人に興味がないんでしょ？」とか。

私はそんなつもりはないのに、
こんなことを言われてしまい
悲しい思いをされたことのある方の
育ってきた環境をお聞きしているとですね

どうも傾向があるみたいなんですよ。

それは、子供時代・・

「干渉されることが多かった」り
「不安」な環境の中で「おりこうさん」として育った優しい方。

まぁ、干渉といっても程度はいろいろですし、
ケースバイケースではあるのですが

自分と親との価値感は違うんだ、と感じ始め
自分らしさを確立していく段階で、

親とぶつかってしまうことはイヤ！
でも、自分らしく生きたい！

という相反する欲求の葛藤が
あまりにしんどすぎるとですね

自分の欲求を分かってもらうこと、 すなわち 「人とのかかわりあいの中で、 自分らしく生きる」

ということを諦め

自分ひとりの安全な世界を作り出し、
その中で「自分の好きなことをする」という生き方を
選んでしまってたりすることがあるのですね。

誰でも自分だけの世界は持っていますし
ひとりの時間は、大切です。

自分の世界を持っていること自体は
けして、悪いことではないのです！

でも、このパターンを強く持っていると
まるで外部を遮断する透明なシェルターの中で生きているように
周りの人からは見えてしまうので

「人のことに興味がない」ように思われたり、
「オレのこと、見てもらえていない」

という寂しさを感じさせちゃうことが多いみたいなのですよね。

本当は、、、
自分の欲求に周りの人を巻き込まない
という愛し方を選択しているだけなんですけどね。

分かってもらいにくいのが、 切ないところ、だったりします。

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ですから、このパターンをお持ちの方が
大好きな人の気持ちに寄り添ってあげたいなと
思われる場合はですね

「そっか。今の距離感は、 相手にとっては寂しいんだな」

って自覚を持つとともに

自分も相手も、ちゃんと大切にしながら
もう一歩深く人と関わること

がテーマになってくるかと思います。
ようするに「あの時に諦めてしまった」ことを
あなたの大好きな人とチャレンジしていきましょうよ～
ってことですね～

とはいえ、このパターンを持っていらっしゃる方は、

相手の気持ちを尊重しようとすると
今度は自分の意見をすべて飲み込んで
自己犠牲してしまいがち。ですのでね あなたのことが大好きなんだけれど、
私は、ひとりの時間も大事なの。

でも、これから二人で
いい距離感を作っていきたいなって思っているから
あなたも思うことがあったら教えてね。
私も伝えるからね。

そんな風に、ちゃんと伝えたうえで、
チャレンジしていただけたらなって思いますよ

最後に・・。

このパターンを持っていらっしゃる方って、
本当に悪気はないのです。

この生き方も
自分の心と周りの人を守るために選んでいます。
いわば、みんなの平和を願うヒーローなんですよ

そして、このパターンをお持ちの方って
とてもクリエイティブな方が多いです。

自分の世界を持っていて、
自分の興味のあるものに没頭できる
天才肌の才能を持っていらっしゃったりします。

自分が表現したい絵や文章を書いたり、
研究をしたり、考察をしたりするのは大得意！

空想や面白いことを考えるのも
お好きな方が多いですのでね～

実は、モテモテな方が多いんですよ。

人はあなたに興味があり、
あなたと一緒に楽しみたいなって思っていますよ♪

すこし、心の扉を開いて
大切な人にも見せてあげてくださいね～

「とても怖くてできません・・」
「なんだか分からないけど、怒りが湧いてきました」

でも・・・
さびしがらせたくない、大事な人がいるんです。

そんなあなたを応援しています。

（「人と深くつながってみよう」と意欲を持った時、
自分の世界を作った時の悲しみが出てくることが多いのですよね。）

カウンセリングもご利用くださいね。
お待ちしております！

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