恋愛において「理想のパートナー像が高すぎる」と感じるとき、
その背景には自分の劣等感や不足感が影響していることがあります。
いつもお読みいただきありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
今日は理想のパートナーについて。
クリスマスに向けて
パートナー探し頑張っています!なんて方も多いですね。
肌寒さや、イルミネーション、年の瀬、、
ちょっぴりの寂しさと、
ロマンチックな気分が入り混じるこのシーズン。
恋がしたいなという気持ちが刺激されるのでしょうか、
確かに、いい出会いが多い季節でもあるんですよね^^
さてさて、「パートナー探し」を頑張っていらっしゃる方のご相談では
「なかなかいい人に巡り合えません」というお話をお伺いすることがけっこうあります。
出会いの場にも出て行っているんだけれど、
なかなか「ピン」と来る人がいない・・。
そんな方の中の「理想のパートナー像」をお伺いすると
すこし、理想が高くなっちゃってる方も少なくないのですね。
とはいえ・・・
単に「理想を下げましょう」では
私たち女性は、心がときめかないわけですよ^^;
妥協しているような感じがしちゃうのも、
お互いに、あまり気持ちがいいものではないですしね・・・。
では、いったいどうしたらいいのか?といいますと。
その「理想」がどこからきているのか?探ってみるといいんですね。

理想のパートナー=自分の劣等感?!
私たちはパートナーに「自分にないもの」を求める傾向があります。
最初、仲良くなる段階では「自分と似ているところ」に惹かれたりするのですが
仲を深めていく段階では「自分と彼の違うところ」に魅力を感じ始めることが多いのですね。
え?そんなことを考えるんだ。
私と全然違うなぁ。
へ~、すごいなぁ。
彼の行動や考え方に触れ、
そんな風に心が動いたとき、相手に興味が湧いてきたりするのです。
そして「彼にあって、私にないもの」「私にあって、彼にないもの」を互いに「補い合い」
支えあう関係性を築いていったりするわけなのですが・・
「理想のパートナー像が高すぎるとき」には、ここにちょっとした落とし穴があるわけです。
「私は人見知りだから、相手から積極的に話してくれる人じゃないとダメ。」
「私を楽しませてくれる人がいい」
「私をときめかせてくれる人じゃないと困ります!」
つまり・・
「私にはこういう欠点があるのだから
その欠点を補ってくれる人じゃないと、困ります」
という感じになってしまうと
「劣等感からの取引」の関係性になってしまうんですね。

劣等感は才能から来ている
こういうときカウンセリングでは、
こんな不思議な視点で、アプローチしたりします。
「今、自分にないと思っているものこそが「あなたの才能」であり
彼に与えてあげられるものである」としたら?
・・・・?
いやいや「自分にない」と思っているから、相手から貰いたいのでしょう?
パートナーシップは互いにないものを補い合う、って言ってたじゃないですか!
そんな風に思わず突っ込みをしたくなる方もいらっしゃるかもしれませんが
ちょっと、考えてみていただきたいのです。
パートナーからもらいたいものは
あなたがパートナーにあげるもの?!
たとえば「私は人見知りだから」という彼女の場合・・
人見知りさんが、どんな気持ちで人と接しているのか?
は、とてもよく知っていると思うのですね。
すごく勇気を出して、出会いの場に行慣れない会話を頑張っていたり
言葉がうまく出てこなくて、黙りがちになってしまったり・・。
実はそんな「うまくできない気持ち」を知っている方ほど、
コミュニケーションって上手だったりするのです。
ようするに人見知りな彼の気持ちを
「理解してあげられる側」にまわることもできるわけですね。
たとえば「私を楽しませてくれる人じゃないと!」という彼女であれば
楽しい!面白い!という感性が秀でているということ、でもあります。
楽しみの種を見つけるのが上手だったり、話題が豊富だったり。
だからこそ、会話をしていて「つまらないな」と思う相手につい厳しくなり、
「パスパス!私以上の人じゃないと!」ってなってしまったりもするのですが・・
その「楽しむ才能」こそ「パートナーに使ってあげるもの」なのかもしれませんよね。
また「ときめかせてくれる男性じゃなきゃ!」という女性こそ
男性を喜ばせてあげる才能がたっぷりだったりします。
男性は「心が動く」という経験が女性より少なかったりしますからね~
「そんなに素敵なことがあるなんて、知らない」ことが多いわけです。
ときめきが大好きなあなたこそ、
「私をときめかせてちょうだいよ」ではなく
もっともっと自分に「ときめくこと」を許して
「世界には、こんなにたくさん素敵なことがあるんだよ!」って、
彼に見せてあげることが
パートナーシップの醍醐味になってきたりするわけですね。

「パートナーがもってない」と感じるところは「私がもっているところ」
「なんだか、ぜんぜんいい人がいないなぁ」と思ったときには、
その「足りてないな」と思う要素は、あなたがもっている才能のことが多いのです
つまりあなたから「与えるもの」だったりするのですね。
そして、あなたのほうからパートナーにそれを与えてみると、
次はあなたがそれを与えてもらえることも、多いようですよ~。
このように「相手の足りてない部分を許し、
まず、自分のほうから与えてみること」を「愛のリーダーシップ」といいますよ♪
最後に・・・
理想が高すぎるんだよ、と言われちゃう・・
そんなみなさまは、とてもとても愛し上手さん・楽しませ上手さんです!
自分が積極的に、たくさんのものを愛し、楽しむことで
パートナーに楽しみを教えてあげることが出来る才能があるのですね。
ですからね~
ぜひぜひあなたから、愛のリーダーシップを取ってみていただけたらと思いますよ!
あなたが大好きな人と
心からの笑顔で過ごせる毎日がやってきますように☆
応援してますね!
参考になれば幸いです。

