昔の私は「ホームコメディ」とか
「感動モノの映画」とか、アットホームな感じの物語が、なんだか苦手でした＾＾；
ただ見てるだけなのに
なんだかよく分からない焦りや、
不安がこみ上げて来て、
いても経ってもいられなくなっちゃったり。
怖くて怖くて、仕方がなかったり。
なぜか、涙があふれてきたり。
何かがこみ上げてくるようで、
気持ちが悪かったり・・。
半面、そういう作品に
強烈に心惹かれる自分もいたんですけどね。
当時は、なぜ自分がこんな状態にあるのか？
さっぱり分かりませんでしたが、
どうやら、すっごく「さびしかった」みたいです。
いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。
今日は、お久しぶりの直球！
「寂しさ」の記事を書いてみたいと思います＾＾
先ほども書いたように昔の私は、
ほのぼのしたもの、あったかいもの、
日常生活を切り取ったような
アットホームな作品が、なんだか苦手で
子供向け番組をみるだけでも、
しんどくなっちゃってた時期があったんです。
その原因は、たまりにたまってしまった
「寂しさ」だったというのは
カウンセリングに出会い、知ったんですけどね。
・・・ちょっと不思議じゃないですか？
寂しい曲を聴いたり、
あきらかに「寂しい」シチュエーションが
しんどいなら、まだ分かるけれど・・
「あったか・ほのぼの・アットホーム」を感じるのが
何故これほど、しんどく感じちゃうのか？
実は、これ
心の一番奥にある
「私も、これ欲しい！」とか
「私もこういう風に感じてたことが、あったよね」
とかいう思いが
ぐぐぐっと湧き上がってくるので
その上にある、
今までたまってしまった
「寂しさ」が押し上げられて、
表面に、出てきやすくなっちゃうから
だったりします。
「人とつながりたい」
「人が好き」
「人を愛したい」
という気持ちが
「アットホーム感」をみたときに刺激されちゃうんですね。
とくに「寂しいって感じちゃダメ」って我慢するのが当たり前の状態って
ある意味、わかりやすい「寂しさ」に対しては耐性がついちゃってるのです。
寂しさは感じてはいるんだけど、あんまり、実感がないって感じでしょうか。
反面、一見「寂しさ」とは関係なさそうな
アットホームなシチュエーションのほうが、
心の奥から揺さぶられるので「寂しさ」を感じやすかったりするんですよ。
みなさんは、いかがですか？？
＊
ということは。
寂しさの根っこには・・
「私が、本当に欲しいもの」や
「私にとって、大切なもの」隠れている
可能性が高いわけですね。
寂しさって、
できれば感じたくない感情の
ひとつだと思うんですけどね～
寂しいな、って感じちゃったときには、
ちょっと立ち止まり。
あなたの「寂しさ」は
何を教えてくれているのか？
ちょっと、探ってみていただけたらな～って思います。
そこに目を向け、欲しい！と手を伸ばすことが
この、途方も無い寂しさを癒すキーになりますからね。
良かったら私にも、
あなたが本当に欲しいもの、聞かせてやってくださいね。
ぜひ、応援させてくださいませ。
参考になれば幸いです。
