楽しかった、彼とのデートの帰り際。
なんだか、ささいなことがきっかけで彼と口ケンカをしてしまった。
せっかく、楽しかったデートが台無しじゃない!
こんなだったら、デートしなきゃよかった!!って悲しいやら、腹が立つやら。
でも、家に帰ってしばらく経つと、
「私、なんであんなこと言っちゃったんだろう」って、すごくすごく、後悔している私がいるんです><
そんな状況が、けっこうある!
というあなたは、もしかすると
とっても「さびしがりやさん」なのかもしれません。
![](https://www.hattori-nozomi.jp/wp-content/uploads/2020/01/dayne-topkin-Pl7Cs2z4Lsc-unsplash-640x360.jpg)
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。
「冬」ってなんだか、寂しさを感じやすい季節なんじゃないかな~?
と思うのですが、これって、私だけでしょうか?。
クリスマスや年末年始。
盛り上がるイベントは多い分・・
終わった後の寂しさに耐えられない・・みたいな^^;
ということで今回は「寂しさ」について
書いてみたいと思います。
*
寂しさ、って誰でも持っているものなんですが、
無意識に、抑圧している方ってけっこう多かったりするんですよね。
実は私も、相当「寂しさ」を抑圧してきた人でして・・
自分がこんなにも「寂しい」って感じているんだ、と知ったのは
カウンセリングを受け始めてからだったんですよ~。
当時は気が付きませんでしたが、
相当なさびしがしやさんのくせに、めいっぱい抑圧してきたことで、いろいろな問題が起きてたんですよね。
ふと気が緩むと、なぜか、涙が出てくる・・とか。
バラードとか、感動する話、とか、涙腺を刺激するようなものが、とにかく苦手・・とか、
分かりやすいものもあるのですが、
彼とのお付き合いにおいて、こんなことが起きちゃってたんですよ。
*
たとえば、
待ちに待った、大好きな彼とのデート。
嬉しかったはずなのに、楽しみにしていたはずなのに、
直前になると・・・途端に気が滅入ってくる><
そのもやもやが嫌で、
今回は、キャンセルしようかな><なんて感じ始め、
「いやいや、でも、せっかくだし!」と気持ちを切り替え、デートに向かうけれど、
デートが、はじまったばかりなのに、帰るときのことばっかり考えている><
結果、気持ちが半分もっていかれていることで、満たされた感じがないままに、デートが終了。
お家に帰って、デートの時のことを振り返り・・
私って、彼のこと好きなのかなぁ、なんて不安になる。
こんなことが、起きたりしていました。
また楽しかったデートのパターンだと、
もうそろそろ帰らなきゃいけないなって思う時間になると、急にイライラしてきてしまう><
自分の気持ちの余裕がなくなり、彼のしぐさや行動が、いちいち気になって、
すごくツンケンしてしまったり、やつ当たってしまったり。
酷いときには、別れ際に彼の顔がみれない・・なんてこともありましたね(笑)
これ、何が心で起きているかといいますと・・・
「あの手この手を使って、あふれ出そうになる「寂しさ」を抑圧しようとしている」
と捉えることが出来たりするんですね。
「デートが終わった後、寂しさを感じるぐらいなら
最初から、デートしないほうがいいんじゃないの?」
「彼と過ごす時間が楽しければ楽しいだけ、
バイバイしたあとに寂しくなっちゃうから、あまり、近づきすぎないようにしよう。」
「寂しい、って思っちゃダメ。感じちゃダメ。でも、寂しい」
この葛藤が苦しくて、心の余裕がなくなってしまう。
・・・・・本人は、無自覚だったりもするんですけどね。
実は私たちは「寂しい」ことを抑圧していると、
「日頃、寂しさを感じている」って、自覚できなかったりするんです。
そんな状態の方が「ああ、寂しいなぁ・・」と感じるとき、というのは、
自分が誰かと「人とのつながり」の温かさを感じたあと、だったりするんですよね。
人とつながる温かさを感じたことで、
日頃の寂しさを、より感じる、って感じでしょうか。
ですから、いっしょにすごすことが楽しいなぁと感じれば感じるだけ
日頃感じているけど抑圧している「寂しさ」を、感じやすくなってしまうので、
「あえて、つながらないように」することで、寂しさを抑圧している、というわけなんですね。
![](https://www.hattori-nozomi.jp/wp-content/uploads/IMG_5737-640x426.jpg)
こんなときには、
「私、寂しいんだ」って自分の感情を認め、
ちゃんと感じてあげたり、彼に素直にコミュニケーションを取れるといいですね。
「私、あなたとバイバイするのが、とっても寂しい」
「それだけ、私は、あなたのことが大好きなの。」って。
(まぁ、これがなかなか出来ないから、怒りを使ってしまったりするんですけどね。)
あまりに、寂しさが大きすぎる場合は
彼にぶつけてしまう前に、誰かに聞いてもらって、
たまってしまった感情を癒して適切な量にしてみたり、
セラピーなどを取り入れたりしながら、根本的な部分にアプローチしてあげることも有効です。
とくに「寂しさを抑圧してしまう」という部分に対しては、
「期待して裏切られるぐらいなら、人なんて、あてにしませんから!」
過去、そんな風に感じた出来事があり、
心が傷ついたままになっている場合があったりしますからね。
心のケアを取り入れてあげることで、楽になれる部分も大きかったりしますよ。
寂しさ、というのは「人とつながるため」に、大切な感情です。
ぜひ、毛嫌いせず、自分の一部として、大切に扱ってあげてくださいね。
参考になれば幸いです。
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