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服部希美
心理カウンセラー/講師
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お返ししなきゃ、と思って苦しいとき。

自分が誰かに、なにかをしてあげることは嬉しいけど、
自分が誰かに、なにかをしてもらうことは苦手。

カウンセリングの現場では、よくお聞きします。

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例えば、人にプレゼントをあげることは好き。
でも、貰うのはとても罪悪感を感じて、申し訳なく思ってしまう。

・・・こんなとき。

「迷惑をかけて申し訳ないなって感じるから」
「お返しをしなきゃって感じて苦しくなってしまうから」

いろいろ理由が出てくると思うのですが、
今回は「お返しをしなきゃって感じて苦しくなってしまうから」
と感じてしまう心理を、紐解いてみたいと思います。

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厚意に対して「お返しをしたい」と感じる心理は、
「助け合い」の精神から来ています。

私たちは誰でも「お役にたちたい」という気持ちを持っていますから、

誰かからもらった厚意が嬉しければ嬉しいほど
「あの人になにか恩返ししたいな~」って、感じるのですね。

つまり「お返ししたい」と思う気持ち自体は
誰で持っている感情ではあるのです。

ではでは、どうして
「お返ししなきゃ」という気持ちで
こんなにも苦しくなってしまうのでしょうか。

その心理の奥には・・
「私には、お返しできるものがない」と感じている可能性が高いのですね。

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実は私もこのパターンを持っていました。

だから、相手から何かを貰ったり、
助けてもらうことが苦手だったんですね。

すごくすごく有難いな~と感じる反面、

「申し訳ないなぁ・・。何を返したらいいんだろう?」って感じて、
内心戸惑いを感じていました。

でも、あげることに対しては、さほど考えてないんですよね。

自分のペースで与えられるので、
ある意味、主導権も握れるし、気楽なわけです。

そして、自分があげたものに対して
お返しをもらうことに「寂しさ」を感じたりしていました。

自分では「もらったら、お返ししなきゃ」って思うのに

別にお返しなんていいのに・・
そんなつもりで、あげたわけじゃないのになぁ・・
って。

実は、自分と相手との間に「遠慮」が入ってしまうと
心の距離を作ってしまい、寂しさを感じてしまうんですよね。

「お友達との距離がなかなか縮まらない・・」
「職場の人との心の距離が遠く感じる」

そんな風に感じるとき。
この、「遠慮」が問題解決のキーポイントになることも多いです。

そんな私でしたが、
心理学を学び始めた頃、もう3年ぐらい前でしょうか。
先輩にこんなことを教えてもらったことがきっかけで、物の見方が少し変わったんですね。

人から何かしてもらった時にはね、
いままであなたがしてきた「厚意」が、返ってきているだけなんだよ。
だから、そのお返しを無理して返さなくていいんだよ~

笑顔で「ありがとう!」って受け取ってあげたら、
それだけでもいいんじゃないかな?

だってさ、誰だって
「してあげたいな~」って思う人にしか、してあげたいって思わないじゃない!
それだけ、周りの人はあなたに感謝をしているってことなんだよ。

その時の私は「自分には、相手を喜ばせる力なんてない」と感じて、
お返しするためには「自分が頑張って」何かをしなくてはいけないと感じていました。

それでも、大したものがお返しできるとは思えなくて、
いつもいつも、恩返しできなくてごめんなさいって、感じていました。

なんでこんな私なんかに、みんな優しくしてくれるんだろう・・とか。
そんなことまで考えていましたが。。。

でも、どうやら逆みたいです。

「欲しいものは、まず与えましょうね」って、言われたりしますよね。

こんなときには、逆転して考えてみましょう。

あなたが誰かに与えてもらえる、ということは、
既に、自分が誰かに与えているということじゃないでしょうか?

だからムリにお返ししなきゃとプレッシャーを感じなくても、
相手の厚意に感謝して、受け取っていいものだったりするんです。
そしてお返し出来るときには、してあげたらいいんですよね。

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自分にあたえてあげられるものがない、と感じてるとき。  
大切な人に与えてあげたい気持ちがあればあるほど、
好意を受け取ってしまうことが、とても怖く感じてしまうかもしれません。

私にはもったいないです、と辞退したくなることもあるかもしれません。

あまりに苦しすぎて 「押し売り」されているような感覚になってしまうかもしれません。

そんなときには、 自分が「すでに与えている」かもしれない、と意識を向けてみましょう。

「自分といることで、相手がいい影響を受け取っている」
「あなたがいるだけで、まわりは勝手に助かっている」
「あなたが何気なくしたことが、まわりはとても嬉しかったりする」 かもしれないなぁ?って思って、

相手の厚意と、自分の価値を受け取ってあげてくださいね♪  

それは、あなたの笑顔かもしれません。
毎日を楽しんで生きている姿なのかもしれません。
役に立たせてくれてありがとう、かもしれません。
生まれて来てくれてありがとう、かもしれません。
出会ってくれてありがとう、かもしれません。

あなたが周りの人に与えているものに、どうしても気が付けない場合は、
周りの人に「私のいいところって、どこですか?」って、聞いてみてくださいね。

参考になれば幸いです♪

「頭では分かっているけれど、心がついて行かないとき」どうしたらいいの? 
周りの人が、自分に優しくしてくれることが辛い・・そんなとき。 

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