「やりたい」と「怖い」が共存してしまうこと、ありませんか?
「やりたいことがあるのに、どうしても一歩が踏み出せない」
「動きたい気持ちはあるのに、なぜか前に進めない」
そんなふうに、“やる気がないわけじゃないのに動けない自分”を責めて、苦しくなっていませんか?
実はそれ、あなたの心が“あなた自身を守ろうとしている”サインかもしれません。
*
こんにちは。心理カウンセラーの服部希美です。
カウンセリングの現場でも「やりたいのに怖い」「頑張りたいのに進めない」というご相談はとても多くいただきます。
頑張りやさんほど「思いがあるけれど動けない」ということが、苦しかったりもしますよね。
私自身も、怖がりさんな人なので
「やりたいけど怖い」という状況で悩んでしまうこと、結構あったりするんです。
今回の記事では、心理学と私の経験も踏まえて・・
「なぜ人は動けなくなるのか?」という心理的な背景と、
「自分を追い詰めず、安心して前に進むためのヒント」を、
カウンセラー視点からやさしくお届けしていきます。
焦らなくて大丈夫。
“変わりたいのに怖い”と感じているあなたにこそ、届きますように。

なぜ、私たちは「動けなくなる」のか?
何か新しいことに挑戦しようとするとき、
私たちの心は「見えないリスク」にとても敏感になります。
たとえば――
・過去に似た場面で傷ついた経験
・「ちゃんとしなきゃ」と思い込んできた習慣
・家族や周囲との関係性から身についた“遠慮”や“配慮”
これらが無意識に心の中で「ブレーキ」となり、
新しい行動をとろうとするあなたの背中を引き留めるのですね。
さてさて。
この記事を読んでくださっているみなさまは、どんな「悪い想像」をしちゃいます?
服部は・・そうですね〜。
新しいことにチャレンジしようとしたときや、
目立つポジションに立つことになると
そこまでは、ごまかせていたけれど
ついに、無知や無能さがバレて「みんなが自分にがっかりして離れていく」なんていう想像は、よくやっちゃいます^^;
ちゃんとしなきゃ、で生きてきた歴も長いですしね。
「また、あのときのように失敗するかもよ?」
「こんなことをしたら、あの人はなんていうだろうか」
「もう二度と、辛い思いはしたくない」
「うまくいくかわからないんだから、やめておこうよ」
「下手に変わってしまうより、このままのほうがいいよ」
「もっと悪くなってしまうより、いまのままのほうがマシだよ」
*
これは、心理学で言う「無意識の抵抗」や「回避のメカニズム」。
つまり、“動けない”という状態は、あなたの意志が弱いからではなく、
あなたの心が、過去の経験から「きっと、このまま進んだら危険だろう」と判断し、守ろうとしているからなのですね。
本当に変わりたいなら、「まずは自分を安心させてあげよう」
で、ですね。
動けない時、多くの方が「勇気を奮い立たせるには、どうしたらいいか」と考えると思うのですよ。
たとえば・・
「いま動かないと、もっと恐ろしいことが起きるよ」という”恐れを使った方法”
「あなたが動くことで、あの人が幸せになれるよ」という”人のため”という動機づけ
「捨て身にならないと、人生なんて変わらないよ」など、自分を鼓舞する方法・・
私もね、自分をものすごい「できないやつだ」と追い込んで奮い立たせたり
みんなに迷惑をかけているのだから、このぐらいで折れていてはいけないとか
恐れを使って、動かそうとしていましたねー^^;
どれも、悪いわけではないのですが
今回オススメするのは、まず「怖がっている自分を安心させてあげる」こと、なんですよ。
「え?落ち着いちゃったら、よけいに頑張れないのでは?」って感じちゃいますよね^^;
でもね、私たちは不安が強いとき、
脳の“防衛モード(扁桃体優位)”に入ってしまい、
合理的に考えたり、冷静な判断をしたりする力が低下しちゃうんです。
つまり・・防衛モードに入りっぱなしで無理やり動こうとすると
視野がめっちゃくちゃ狭まってしまったり、エネルギーロスをしてしまって
どうしたら、うまくいきやすいかな?
自分なりの進み方って、どんなものだろう?
いま、なにをするといいのかな?
そういった建設的なことよりも
「どうしよう」「動けない」「このままじゃだめだ」「でも失敗したくない」「うまくいかなかったら、もう立ち直れない」など・・
焦りばかりが湧きやすくなってしまうのです。
そして視野が狭まってしまう分、チャンスを見逃してしまったり
応援してくれている人の存在が見えなくなってしまったりもします。
この状態で無理に行動しようとしても、
逆に心が守りに入ってしまい、ますます「動きたいけれど動けない」という状況を作り出してしまうのですね。
小さな行動から、“心にゆとり”を取り戻す
ですからね。
もしもあなたが、「どうしても前に進めない」と感じているならば、
前に進もうと頑張っている自分を認めてあげながら「自分が安心する環境」を整えていきましょう^^
たとえば、以下のような、小さな行動から始めてみるのも一つの手です。
・やりたいことを「安心できる人に話してみる」
・ノートに、やりたい理由と不安を書き出してみる
・成功よりも、「やってみた自分」をほめてみる
・結果を期待せず、「試すこと」を目的にしてみる
・できるだけ小さなステップを踏むように心がける
ただ、やみくもに自分を追い込むのではなく
「自分をよく知ってあげたり」「安心して進めるようにサポーターを見つけてあげたり」「失敗しても成功しても見捨てないよ、という気持ちで自分を見守ってあげる」ことで、安心してチャレンジができる場を作ってあげるわけですね。
「そうか、そうやって思っているんだね」
「ひとつづつでいいよ、できない日もあってもいいよ。でも、応援しているよ」
そうやって、自分を安心させてあげるとね
心の緊張がゆるんで「ちょっとやってみようかな」という気持ちが、少しずつ育っていくことがあるのですね。
また、こうした行動は、自己攻撃をゆるめるだけでなく
「自分を信頼していく」という大きなプロセスの第一歩でもあります。
自分で自分を信頼できるようになってくると
やりたいことへ、一歩、踏み出しやすくもなりますから
よかったら、試せそうなところから試してみてくださいね。
最後に:「動けない」という状態は、けして弱さや怠けではありません。
“やりたいことがあるのに、動けない”。
それは決して、弱さや怠けではありませんよ。
「自分の人生を、ちゃんと大切にしたい」
「よりよくなりたい」
「本気で向き合いたい」
あなたのなかに、そんな想いがあるからこそ、葛藤が生まれるのです。
そんなあなたは既に素晴らしいし
きっと、時がくれば動き出すことができるはず。
いまはその準備期間でもあり・・
ぜんぜん進んでいないように見えても、進んでいたりもするんですよ。
ですからね。
意欲も不安も丸ごと、自分の中にある気持ちを受け止めてあげてくださいね。
あなたがあなた自身にかける優しさが、次の一歩を支えてくれますからね。
そして、もしも「ひとりで向き合うのがしんどいな」と感じたら、
信頼できる誰かに、応援してもらってくださいね。
私たちも応援しています!
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