恋人がいても胸の奥の寂しさが消えない…そんなあなたへ。
心の距離感の癖や過去のパターンが原因かもしれません。
自分を責めず、安心できる距離感を育てるヒントを心理カウンセラーが解説します。
いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。
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お付き合いしている彼との間で
私たちが「寂しさ」を感じるときには
さまざまな理由があるんですけどね～
周りに相談してみたとき
「う～ん、彼なりに歩み寄ってくれているんじゃないの？」って
言われちゃうような距離感でも「私は、寂しい」と感じてしまう。
そんなときには
お互いの「心の距離感」の違いが
影響していることが、けっこう多いのですね。
で、ですね。
もちろんケースバイケースではあるのですが
今回は「あまりに私の距離感が近すぎる」パターンから、ひも解いてみたいと思います。
私たちは、みんな寂しさを知っている
突然ですが、、、
私たちはみんな「お母さん」から生まれていますよね。
ある日、突然
木の股から生まれてくることはないわけです。
ですから、私たちにとって「お母さん」は、はじめて出会う他人であり
「親密感」のシンボルであったりします。
ですから、お母さんと私の心の距離が、
今の対人関係に影響してくることは少なくないんですね。
例えば、お母さんは
とても良く自分の世話を焼いてくれたし、いつも親身になってくれた。
何でも話せるし、自分の気持ちを察してくれた。
私とお母さんは、まるで一心同体のよう。
この「お母さん」との距離感が
いくら居心地が良かったとしても、です。
パートナー相手に、同じ距離を作ろうとするとですね
ちょーっと「近すぎる」ことが多いのですね。
お母さんと同じ距離感じゃなきゃ、愛されていると感じられない
お母さんと子供、と言うのは
基本的に「癒着」の状態で子供時代を過ごします。
いっぱい面倒みてもらって、
心理的にもサポートしてもらって、ようやく私たちは大人になれるわけです。
癒着しているのが悪いのではなくて
安心感を育むために大切なことだったりします。
でもね、お母さんとの距離が恋愛で出てきているとき、
パートナー側からすると
彼女が納得してくれる距離感だと
「彼女のことは大好きだけど、なんだか距離が近すぎるな」と感じるので
重たく感じてしまったり、距離を取りたくなってしまう。
さびしがっている彼女に罪悪感を感じて
「俺じゃないほうがいいんじゃないかな？」って身を引いてしまったり。
「俺って彼女から信頼されていないのかな？」
って誤解をしてしまうことが出てきたりします。
彼女側にしてみると
大好きな彼と、心の距離が遠く感じちゃうわけですから
とても寂しい思いを抱えてしまうことも多いですし、
「私って、彼から愛されていないのかな？」って誤解しやすくなってもしまうのです。
つまり、お互いに大好きなのですが
思いがすれ違っちゃうわけですね。
「僕は君のお母さんじゃない」
こんなことを言われちゃったことがある方は
あなたがワガママだったからでも、思いやりがなかったわけでもなく・・
もしかすると、あなたの心が
「お母さん」と「彼」を重ねていただけなのかもしれませんよ。
（もちろん、悪気なく！ね。）
とはいえ、そんなあなたが悪いのよ、なんて
私は、お伝えしたいわけじゃないんですね。
それほど、あなたにとって
お母さんは親密で、大切な人であったということでもありますし
正直なところ、心の距離感の問題は、
お互いに探ってみないと分からないところでもあるのです。
適切な距離感に慣れていく
ですからね。
もし「私、このパターンかも！」と感じた方は
自分を責めたり罰したりするのではなく
「適切な距離感に慣れていく」といいと思いますよ！
その距離感でも、私はちゃんと愛されているんだよ～って
自分に教えてあげることが大事になってきますね。
私たち女性は、どうしても
愛されていないなと感じると、自分の価値を疑ってしまいますからね
きちんと自己価値を受け取ることで
適切な距離感を作っていくことも有効ですよ。
とはいえ、このパターンからの脱出プロセスは
とってもとっても「寂しさ」を感じやすいですからね
ガマンや犠牲のように
ぐぐぐっと、ひとり寂しさを抑え込むのではなく
信頼できるお友達などの援助を受けながら、
自分を大事にしつつ、取り組んでみてくださいね
カウンセリングでも、もちろん！
お手伝いいたしますよ～～
あなたが本当に欲しい幸せを
手に入れるための参考になれば幸いです♪
