いつもありがとうございます。
心理カウンセラーの服部希美です。
今日は、感情の「光と影」についてお話ししたいと思います。
光があるところには、必ず影がある
光があるところには、必ず影があります。
太陽の光が差し込むからこそ、影ができる。
真昼の日差しが強いほど、影は濃くなる。
影のない世界は、ただのまっ白な世界で、かえって何も見えなくなってしまいますよね。
実は、私たちの心も、同じなんです。
喜びがあるから悲しみがわかる。
安心があるから不安を感じる。
光と影は、どちらかだけが存在することはなく、必ずセットで私たちの心の中に宿っています。
感情にも、必ず2つの側面がある
私たちの心にも、同じように「2極の感情」が存在しています。
・絶望の裏には、希望がある
・悲しみの裏には、喜びがある
・別れの寂しさの裏には、出会えたことへの喜びや奇跡がある
・失敗の悔しさの先には、成功の喜びがある
「嫌だな」「感じたくないな」と思う感情の裏側には、
その反対にある感情が隠れていたりするんですよね。
たとえば、大切な人との別れがつらいのは、
それだけその人との出会いが豊かで、かけがえのないものだったから。
失敗したときの悔しさは、それだけ真剣に向き合っていた証です。
ネガティブに見える感情は、ポジティブな感情の「根っこ」でもあるんですよね。
「嫌な感情」を感じきれないと、何が起きるか
でも、「感じたくない」感情をずっと押し込めていると、どうなるでしょうか。
悲しみを感じないようにすると、同時に喜びも感じにくくなっていきます。
怒りを封じ込めると、情熱や活力まで薄くなっていく。
感情は、ひとつだけ選んで感じることができないんですよね。
嫌な感情を感じないようにしようとすると、良い感情まで一緒に遠ざかってしまう
これが、感情を抑え込むことの代償です。
カウンセリングでも、「なんだか感情が動かなくなった」「喜べなくなった」とおっしゃる方の多くが、
長い間、つらい感情を感じないようにしてこられた方だったりします。
感情を抱きしめると、ギフトが現れる
だからこそ、どんな感情も嫌わずに、ただ、抱きしめてあげることができると
その反対にあるギフトも、手に入れることができます。
「抱きしめる」というのは、無理に前向きになることでも、感情に飲み込まれることでもありません。
「ああ、私は今、こんな気持ちなんだな」と、ただ気づいて、そっとそばにいてあげること。
それだけでいいんです。
悲しければ、悲しいと感じていい。
寂しければ、寂しいと感じていい。
悔しければ、悔しいと感じていい。
その感情をジャッジせず、ただそこにあることを認めてあげる
それが、感情を「抱きしめる」ということです。
悲しいことや傷つくことを避けたいと感じることは当たり前だし
寂しさなんて、まっぴらごめん。
悔しい思いなんてしたくない。
その気持ちもすっごくすっごく分かるのです。
むやみやたらに、感じる必要性もないと思うのです。
でも、そう感じる状況を
避けて、避けて、封じ込めて、ばかりやっていると
ときに本当に辿り着きたいところに、辿り着けなかったりもします。
失敗や傷つくことが怖くて、チャレンジができない。
そのことで、成功の可能性がゼロになっちゃう。こういう感じでしょうか。
*
感情はそのまま抱きしめてあげると
不思議なことに、ゆっくりと動き始めて、
その裏側にある温かさや喜びに変わっていくこともあります。
あなたが今感じている感情は、どんなものであっても、あなたの心が正直に反応してくれているサインです。
あなたの感情、大切にしてあげてくださいね。
参考になれば幸いです。
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