なぜか、自分のことをあまり大切にしてくれないパートナーばかりを選んでしまったり
なぜか、お金の問題がつきまとったり、肝心なところで体調を崩してしまう。
なぜか、トラブルを起こしやすかったり、トラブルを起こす人に好かれて巻き込まれやすい。
こんなとき。
カウンセリングでは、すこし変わった視点から
解決へのヒントを見つけていくことがあります。
それは・・「その不幸が、私を守ってくれているとしたら・・・?」
どうして、いつも「トラブル続き」なんだろう?
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー 服部希美です。
トラブル続きな状態から抜け出して、望む人生を生きるために
少し代わった視点からの心理アプローチをご紹介したいと思います。
トラブル続きで大変そうな、大切な人を助けてあげたい。
そんなときにも有効な視点でありますので、良かったら最後までお読みくださいね。
あなたの努力や優しさが
あなたと、あなたの大切な人の幸せにつながりますように。
こうすれば優しくしてもらえるだろう、といった学び
たとえば、子供の頃に
足を怪我してしまったという経験があったとしましょう。
そのとき、普段はとっても厳しいお母さんが
学校まで送り迎えをしてくれたり、やさしく自分の世話を焼いてくれた。
こういうことって、ありますよね。
そんなふうに助けてもらえたのが嬉しかった、という経験は
人に対しての優しさにもつながっていたりします。
誰かが熱を出した〜、なんてときに、
スポーツドリンクを差し入れしてあげようかなって思ったり。
病み上がりは無理をさせないようにしよう、って、仕事をすこし代わってあげたり。
「優しさの連鎖」そんなご経験がある方も少なくないと思うのです。
たとえば、失恋をしてしまったときに
お友達が「飲みに行こう!」「美味しいものを食べに行こ!」と誘ってくれた。
その優しさに、心底救われた。
そんな経験をしたことで
お友達やパートナーが落ち込んでいるとき
同じように誘いかけてあげるようになった。
とかね。
誰かから助けてもらえた経験というのは
誰かへの優しさにつながっていたりもするのですが・・
ここからが本題です。
自立をしすぎて、
「私は優しさを受け取るだけの価値がない。申し訳ない。迷惑がかかる」
「人の施しなど、受け取らぬ!誰も頼りになんてならないわ!」
みたいな状態になっていると
自分が人に頼りたいと感じたとき
誰かに助けて欲しい、と感じているとき
心細かったり、疲れて余裕がなくなってるとき
無意識に、自分が困った状態になることで
「人から優しさを受け取らざるを得ない状況」を作り出してしまうことがあるのですね。
えー、それって構ってちゃんじゃないですか?(泣)と感じる人ほど、きちんとした形で「人に頼る」ことが大事。依存を嫌っていませんか?
こうやって書くとね
すこし誤解される方もいらっしゃるかもしれません。
「えー・・私、そんなに構ってちゃんってことですか(うんざり)」
「ほら、あの人は、構って欲しいからワザとやってるのよ!」
「だからダメなのよ。もっと自立しなさいよ」
でもね、本当のところは、依存的なのではなくてむしろ逆。
「そうでもしないといけないぐらい、ひとりきりで頑張る限界がやってきている」
ことが多かったりするのです。
ですから、このパターンを手放していくために必要なプロセスは
「この不幸が、私を守ってくれていたとしたら?」
自分の心が発しているSOSに気づいてあげて。
「上手に人に頼れる私になる」
「必要な時に、ちゃんとSOSを出せる自分になる」
「自分が信頼できる人だけでもいいから、自分らしくいられる場所を作る」
など、一人で生きる→人と共に生きるに
すこしづつお引越ししていくといいのですね。
困っているときには、人に相談してみる。
余裕のありそうな人から、頼る練習をする。
なんでもないことから、人に甘えてみる。
こんなこと、人には言えない・・
そんなふうにひとりで抱えているのが辛いことがあれば、信頼できる誰かに分かち合ってもらう。
このあたり、結構有効だったりします。
また、ひとりきりで生きるようになった理由や、依存心を嫌ってしまった理由
「そうでもしなければ、私は優しくされない」といった観念が出来上がったには、
その方なりの大切な理由があると思います。
心理的な理由から紐解きたいなと感じた方は
カウンセリングなどを活用していただいて、自分の本音に気づいてあげるといいかもしれませんね。
「そうか。だから私は、自分の身を使ってSOSを出していたんだな」
「本当にやりたかったことは、これなんだな」
と腑に落としてあげるといいと思いますよ。
それだけでも、ふっと軽くなってパターンを手放せることも多いです。
人は、自分の身に起きていることの本当の理由が腑に落ちると
自然と必要がなくなったパターンを手放すことができますからね。
自立しすぎを手放して、優しさを受け取るエクササイズ
あなたの前に、ずっと辛さを我慢してきたもう一人の自分がいるとイメージしてみてくださいね。
その私を、ただただ抱きしめてあげましょう。
そしてできるなら、寂しさや辛さに耳を傾けてあげましょう。
きっと、あなたなら、その気持ちは誰よりも分かるはずですね。
*
自分で自分を慈しむ。
自分で自分を労わることも大切ではあるのですが
このパターンをお持ちの方は「ひとりで、自分のやり方で生きる」限界にきていることも多いです。
ここから先は「誰かと共に」歩むステージ。
自分で自分を労るのと同時に
すこし、心の支えになりそうな信頼できそうな人
「SOSを出せる人」を作って「つながり」を作っていけるといいですね。
まぁ・・このパターンをお持ちの方は
「自分が人に依存すると、ドバッと甘えすぎて相手を潰してしまう」
「もう、ひとりで立てなくなりそう」
なんて感じてしまうかと思いますが
できるところから、すこしづつ。
近づいたり、離れたり
相手のことも大切にしながら、自分を見せていく。
そうやって、人や世界に「つながり」ができてくると
もっと、あなたらしく、あなたが本当にやりたいこと、欲しい幸せに向かって進みやすくなりますからね。
また、不特定多数の人の前で、大切なお話をしたくないな。
言葉にするにも勇気がいる。
そんな方も多いと思います。
そんなときには、どうぞ、カウンセリングもどうぞご活用くださいね。
服部も応援していますね!
参考になれば幸いです。
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