今日は「強い女性」に見られがちな繊細さんの
どうしてそう見られてしまうのか?の理由と、
人と共に生きていけるために心がけるといいことについて、
心理カウンセラー服部の視点で書いてみたいと思います。
私は普通にしているつもりなんですけど
周りの人から、
「あなたは、勇気あるよね」とか
「強いね」って言われることが多いんです。
でも本当は、
不安もいっぱいだし
悩みもあるし、打たれ弱いところもたくさんあるし
強いどころか、
私って、ウジウジしてるよねって思うんです。
でも、そうやって見た目、
強そうにみえるからか
人以上に、仕事を任せられちゃったり、
ちょっと、構えられちゃったりして。
恋愛も、なんか上手くいかないし・・。
だんだんと
見た目、か弱そうな人って得だよね~とか
どうして、
私のこと分かってもらえないんだろう?とか
私はいつまで、
強くないといけないのかな?とか。
思えてきちゃって
しんどくなってきちゃいました。
いつもありがとうございます。
心理カウンセラー服部希美です。
「本当の私」に気づいてもらえない中、
頑張り続けることに疲れてきてしまった。
それはとてもしんどい状況だと思います。
「強い女性」というと
いろんなイメージがあると思うんですけどね~
「この人は、手助けしなくても、ひとりで生きていけそうだな」
って感じさせちゃう、 そんな強そうにみられがちな女性。
びしびし意見も言えて、周りに流されなさそうな、
芯の強さを感じさせる女性。
周りの人にこう思われているイメージでしょうか。
でもですね、そういう方に限って、
本当は、不安がいっぱいの中
踏ん張って生きていらっしゃる女性って、
多かったりするんですよね。
周りから見ると、そう見えない分、
ちょっと近寄りがたく感じられてしまうことも多いので
孤独を抱えていらっしゃる方も
少なくないかもしれませんね~・・。
この「本当の私」と
「周りから見られる私」のギャップって、
いったいどこから出てくるのか?といいますと
あなたが強いとか、
そういった問題ではなくて・・
「自分の身を守るため」の鎧が、
周りに、いかつく(強そうに)みえるから(汗)だったりします。
(・・・いかつい、って方言ですかね?)
人間は「生命を維持していくために」
「怖れ」という感情を持っています。
危険予測できないと、命に関わってきますからね~。
私たちが生きていく上で
怖れ自体は、なくてはならないものなのですが
怖れを過剰に感じていると・・ 私たちは、周りを警戒し過ぎてしまいますよね。
そして、
外の世界に怖れを感じれば感じるほど
対比として、自分のことを弱く感じますし、
助けてくれる存在がいないと思えば思うほど
自分で自分の身を守らなきゃ!という
「防衛の心理」も過剰に働きます。
そうすると、
外敵から身を守るために
「鋭いトゲトゲの付いた、いかつい鎧」を着ちゃうんですね。
もちろん、この鎧は
自分を守るためであり、
周りの人に迷惑をかけない、という
愛のカタチであったりもするのですが・・
そんな「いかつい鎧」を着ている人が街中を歩いていたら
ちょっと・・近寄りがたいですよね。
すごく強そうにも見えるし、
あんまり人に近づいて欲しくないのかな・・?
という誤解を与えてしまうかもしれません。
うっかり近づいたら
トゲトゲに刺さっちゃうような怖さもあるし。
そうすると「共感にしくい人」になってしまうんです。
結果、本当は助けてもらいたいのに
周りの人に、自分のSOSが伝わらない。
SOSに気づいた周りの人も
助けたくても、助けられない・・・
みたいなことが起きちゃったりするんですね。
もちろん、当人は
人を傷つけたくもないし、
怖がらせたいわけでもないので、
こういったやり取りの中で、すごく傷ついてしまい・・
「人なんて、あてにならないわ!」な~んて
更に鎧をいかつく、
バージョンアップさせちゃったりも・・するかもしれません。
ちなみにこの鎧、女性の場合は
「ブランド物、第一主義」
「完璧なオシャレ」
「理論武装・理詰め、論破してしまう」
「資格・学歴・企業などステータスにこだわる」
「平気なフリが、金メダル級」
といった形に表れることも多いですよ~。
隙がない、みたいなイメージですかね・・・。
みなさんはいかがですか??
こういうパターンをお持ちの方って
もっと、強くならなきゃ!
なんでも、一人でやれるようにならなきゃ!
って、ついやっちゃいがち、なんですが。
実はそのやり方よりも、
自分のその弱さを受け入れ、周りに表現し
「人と共に生きていくこと」を受け入れた方が、
対人関係も恋愛も、うまくいきます。
このパターンをお持ちの方は、
ここ、むっちゃくちゃ怖いと思いますけどね!!(汗)
出来たら今頃やってるよ!という方が
ほとんどかもしれません・・。
そういう場合は、まず
その鎧を着るきっかけになった
過去の傷つき体験を癒すこと。
そして、一人からでかまいませんからね、
安心・信頼できる人と、
「心の安全基地」を作ることから
はじめると良いと思いますよ。
世界はそんなに怖くないよ。
大丈夫だよって、教えてあげられると良いですね
こういうアプローチは
カウンセリングも得意分野ですのでね。
お気軽にご利用くださいね。
あなたが大切な人と
より、幸せな関係性を築くための
参考になれば幸いです。
<名古屋・鶴舞>
4月13日(金)、15日~16日(日月)
4月20~21日(金土)
<東京出張>
4月22~23日(日月)
☆名古屋(鶴舞)カウンセリング
→(名古屋ルームアクセス・地図)
◆東京出張カウンセリング(駒場)
→ (東京ルームアクセス・地図)
<ついに今週末!>
※出入り自由の1DAYフリーパスです。
名古屋/東京(出張) 所属カウンセラー
服部希美(はっとりのぞみ)
■ ご予約方法
*******
<取材協力>
■小学館Menjoy!にてインタビュー
①「父親が嫌いだった女性」の心理と恋愛へ与える影響は?
心理カウンセラーに聞く
②恋愛に深刻な影響も!?
心理カウンセラーに聞く「父親嫌い」の克服法4つ
■読売テレビ「かんさいネットten!」VTR出演
夏の風物詩 花火のカラクリ