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服部希美
心理カウンセラー/講師
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「ごめんなさい」が人との距離を作る?!罪悪感と逃げ癖の関係とは?

なんだか、うまくいきそうな予感がしたとき。
心の距離が少しずつ近づいてきたとき。
ふいに「逃げたい」と思ってしまうこと、ありませんか?

恋愛でも、仕事でも、友人関係でも。
うまくいっているように見えるのに。

「このまま続けて大丈夫かな?」と不安になってしまったり、
いきなり関係を手放したくなってしまったり。

「私は逃げ癖があるな…」
そんなふうに感じる方も、いらっしゃるかもしれませんね。

でも実はこの“逃げたい気持ち”には、
ただの甘えや怠けではなくて――
心の奥深くにある「罪悪感」や「寂しさ」が関係していることが多いのです。

いつもおよみいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー 服部希美です。

目次

人との距離を縮めるのが、こわい理由

逃げ癖があると、人との関係を築くことにブレーキがかかります。

本当はもっと近づきたいのに。
もっと心を開きたいのに。

でも、どこかで「どうせうまくいかない」「きっと迷惑をかけてしまう」

「ごめんなさい」そんな思いが顔を出してしまって、距離をとってしまうんですね。

だからこそ、逃げ癖を持っている方の多くは、
人とのつながりの中で、いつもどこか「寂しさ」を感じています。

表面的には関係があっても、心の奥で「わかり合えない」「どうせ続かない」と感じてしまう。

本当は、人が好きで。
優しくしたい気持ちがあるのに。
傷つけてしまうくらいなら、自分が身を引こうとする…。

そんな不器用な優しさを持っている方なのです。

罪悪感が「逃げたい」気持ちを引き起こす

逃げ癖の背景にあるもの。
それが「罪悪感(ごめんなさい)」であることも多いんですね。

たとえば、仕事でミスをしてしまったとき。
「申し訳ないな」「どうしよう」と反省するのは、もちろん大切なこと。

でも、自分を過剰に責めてしまうと
「私はもうこの職場にふさわしくない」
「みんなに迷惑をかけた。いなくなった方がいいかも…」
と、心が限界を迎えてしまうことがあります。

恋愛でも同じです。

「俺(私)じゃない方が、あなたは幸せになれると思う」
そんなふうに身を引いてしまったり、
突然音信不通になってしまったり――。

その背景には、「自分なんかが関わると、相手を傷つけてしまうかもしれない」
という、強い自己否定や罪の意識が潜んでいることがあるのです。

「逃げたくなるのは、ダメなこと」じゃない

こういうとき、本人としては
「なんかもう、面倒くさいな…」
「自分って冷たい人間なのかも…」と感じてしまうことが多いのですが、
実は心の中では、必死に「人を傷つけたくない」「自分は迷惑かもしれない」と戦っているんですよね。

逃げたくなってしまうのは、
あなたが弱いからじゃありません。
無責任だからでも、冷たいからでもないんです。

人に優しくしたい気持ちが強い、がんばりやさんで。
自分に対して、ちょっとだけ厳しすぎるだけなんです。

「ミスは、訂正すればいいだけ」

私自身、ずっとこのパターンを繰り返してきました。

関係が深まるのが怖くて、
失敗するのが怖くて、
自分の中に生まれた罪悪感から逃げ出したくなってしまう。

でも、カウンセリングを通して、少しずつその感情の正体に気づけるようになってきたんです。

そんな私の心を支えてくれた、カウンセラーさんからの一言があります。

「ミスは、訂正すればいいだけ」

たったこれだけの言葉なのに、
何度も心を救ってくれました。

私はこの言葉を付箋に書いて、見えるところに貼っていました。
しんどくなったときに、何度も見返して、
自分の心を整えていたんです。

もし、あなたにもそんな言葉が必要なら
そっと、この言葉を贈らせてくださいね。

まとめ 〜逃げたくなったときは〜

もしあなたが「逃げたい」と感じているなら、
その気持ちを責めずに、まずは受け止めてあげてください。

そして、心の中でこうつぶやいてみてほしいのです。

「私は、もしかしたら自分を責めすぎているのかもしれないな」って。

ごめんなさい、でいっぱいになっていないかな?って。

そのうえで、
「自分のためにも、相手のためにも、いま出来るベストを尽くしてみよう」
と、ほんの少しだけでいいので、気持ちを外側に向けてみてください。

それだけで、心が少しずつほぐれていきますからね。

自分ではなかなかどうにもできないときは、
どうぞ、カウンセリングも頼ってみてくださいね〜

優しさゆえに傷つきやすいあなたが、
もっと自分に優しくなれますように。

参考になれば幸いです。

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