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服部希美
心理カウンセラー/講師
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それほど大好きだった彼を、自分を罰する材料にしていませんか?

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

今日は過去記事ピックアップです。

別れた彼が忘れられないんです。
昔好きだった彼のことが忘れられないんです。

こういった「忘れられずに前に進んでいけません問題」をご相談いただくことは多いです。

今の恋愛がうまくいっていません、長続きしません
そういったお悩みの中に隠れていることも多い「元パートナーを忘れられない問題」

こういったご相談って「その彼」だけをみていても
自分なりに納得して前に進む、ということが難しいことも多いのですね。

なぜならば・・「執着している理由が、彼ではない」ことも多いからです。

たとえば、こんな方がいらっしゃいました。

(これは許可をいただいたお話です。)

学生時代に数ヶ月間だけお付き合いした彼が、忘れられません。
10年ほど直接会ってはいないけれど、友達の噂では結婚をしたらしい。

その事実を見たくなくて、SNSも開けない。
このままじゃいけないと思うのだけれど、彼を忘れられなくて
ずっとずっと「あのとき、こうしておけば」という後悔ばかりをしているんです。

そんなことをしているうちに、私ももういい年で
周りの友達もどんどん結婚し、子供を作っていたりする。

置いていかれたくないという恐れ、でも忘れられない。
でも、前に進みたい。

そんな、健気なご相談。

こういったご相談って、
ご相談いただくにも、勇気いりますよね。

だって、「いい加減、手放したほうがいいですよ」って言われちゃうんじゃないかって
いつまでも執着しているあなたが悪いんですよ、って
カウンセラーにも責められちゃうんじゃないかって感じると思いませんか?^^;

(え?私だけ?)

私自身、元彼に執着してきた人なのですが
やっぱり、、、恋愛を相談する時に、悩みましたもん。

それはあなたが悪いんでしょ、って言われるだけだったら辛すぎる、、って。

でもですね、私たち心理カウンセラーってね。
「手放せないあなたが悪い」そういった視点で見てはいなかったりするんですよ^^

では、どんなことを考えてお話をお伺いしてるのかというと・・
もちろんケースバイケースではあるのですが、

「どうしてクライアントさまは、こんな状況を作り出しているんだろうか?」
「こんなに苦しいのに、寂しいのに・・どうして、手放せないんだろう?」
「どんな理由があるのかな?」
「どうしたら、本当の幸せを手に入れていくことができるかな?」
「過去の人ではなく、いま、目の前にいる人と幸せな関係を築いていけるかな」

で、こういったケースの場合の
ひとつの可能性としては・・

つまり「元彼」をつかって「私は愛されない」という自分責めをし続けている。

なんか変だなと感じる方も多いかもしれませんが、こういう場合もあるんですね。

こんな私は愛されないよね。
元彼だって、こんな私を捨てたんだもの。
こんなひどい状況が、私にはお似合いなの。

もしもあなたが、心のどこかで
そんなふうな気持ちがあるとするならば・・
自分に優しく、聞いてあげてほしいなって思います。

どうしてそんなに、自分をちっぽけに扱っているの?
どうしてそんなに、自分を罰する必要があるの?

あなたは、こんなに素晴らしくて、素敵な人なのに・・・
どうして、幸せになっちゃいけないって思っているんだろう??ってね。

彼が幸せにしてくれなかったから、と彼に軸を置くのではなく、
私が私を幸せにしない理由はなんだろう?という視点で見てみる。

するとね、、思いもかけない理由が出てきたりするのです。
もちろん、誤解なんですけどね。

その人なりの「自分を責める理由」をみつけて
誤解だと理解し、認識が変えていったり・・

罪悪感の元になっている「やり残していること」や
「やっていないこと」を取り組んだり、

感情などの心の大掃除を取り組んでいくとですね

自分が幸せになるということを自分に許せるようになり
過去を手放していけるようになってきたりするんです。

本当に執着しているものを知り、
現実を作り出しているネガティブな信念を書き換えていくわけですね。

こういった部分は、ケースバイケースですし
心のは見えないので、きちんと取り組みたいという方は
カウンセリングもお気軽にご利用いただけたらと思うのですが

もし、忘れられない人があなたにいて
時間がそのまま止まっているとしたら・・

「こんな現実が、私にお似合い」なんて思ってないかな?って
「それほど大好きだったあの彼を、自分を罰する材料にしてないかな?」って・・
ちょっとチェックしてみていただけたらなと思います。

最後に・・

もしもね、私たちが自分を罰する材料を選ぶとしたらですよ。
自分にとって「どうでもいい人」を材料になんてしないと思いませんか?

一番、自分をこっぴどーく罰することができるのって・・
「自分が心底、大好きだった人」「自分にとって特別な人」だったりしません?

あなたは、その彼のことをどれだけ大切に思ってきたのでしょうね。

そろそろ2022年の春がやってきますね。
なにごとにも「出会い」の前には「卒業」があります。

止まった時を動かすのは、いまがいいタイミングかもしれませんよ。

今年の春を、あなたが楽しく幸せに過ごせますように。

応援していますよ!

参考になれば幸いです。

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