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服部希美
心理カウンセラー/講師
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パートナーから誉められるとプレッシャーを感じて苦しくなってしまう・・その裏側にある愛に気づく

彼が自分のことを「君は優しいよね」って誉めてくれたんです。

お友達が困っているときに、親身になってあげるし
自分にもいつも怒らずニコニコしてくれるし。

本当に君とお付き合いできて良かったよ、と。

言われた直後には嬉しかったんですよね。
あぁ、そんなふうに彼がみてくれているんだなぁって。

でも、ひとりになって冷静に考えてみたときに、ふと不安になったんです。

彼が好きになってくれているのは、優しい女性で
なにかのきっかけで「優しくないな」とガッカリされるようなことがあったなら
彼に嫌われてしまうのではないか、と。

そのうちに、楽しかったデートが
「彼にどうみられるか」が気になって仕方がなくなってしまったんです。

こんなことを言っちゃったら、優しくないと思われちゃうかな。
優しい人だったら、こういうとき何て言うんだろう。
ちょっとしたことでイライラしちゃう私って、優しくないな。

デートが終わったあとには、ひとり反省会。

「あんなこと言っちゃって、ガッカリされていないかな」
「今日は大丈夫だったけれど、いつか、ガッカリされちゃうんじゃないか」

その繰り返しが辛くて、
いっそのこと、早くガッカリしてくれないかなと思ってしまう自分もいます。

そうしたら、気が楽になるのに・・って。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
カウンセリングサービス服部希美です。

先週末は東京出張。
今日は名古屋の自宅でこの記事を書いています。

ルームでの面談が再開となり
お久しぶりにお会いできた方もいれば
面談再開待ってました!はじめまして!という方もいらっしゃったりして。
直接お会いできる喜びを、じわじわと噛み締めた週末でございましたよ〜。

オンラインはオンラインの良さがあり
ルーム面談にはルーム面談の良さがあるんですよね。

お好みで選んでいただけるようになったことが、まず嬉しい。

どうぞ、あなたのご都合に合わせてご活用くださいね。
お待ちしております。

東京ルームの近くの銀杏。綺麗でした!
目次

誉められるとプレッシャーに変わってしまうのは何故なんだろう?

さて、今日は「誉められるとプレッシャーになってしまう」というお話。

大好きな人に褒めてもらえることって、誰だって嬉しいものだと思うのです。
自信につながったりもしますね!
誰かに期待してもらえることが励みにもなることも多かったりします。

心の中で小さくガッツポーズしちゃったり
自分って捨てたもんじゃないよねと思えたりもしますね。

ですが、誉められたことがプレッシャーになってしまう。

優しいね、って誉められてしまうと
優しい人だと思われ続けないといけないとプレッシャーを感じてしまう。

料理がうまいね、って誉められてしまうと
毎日手の混んだ手料理を出さなきゃいけない、とプレッシャーを感じてしまう。

自分が感じたこと、というよりも
無意識に、相手にとって望ましいリアクションをとってしまう。

こんな方も少なくないようです。

実は恐れの奥には
「いい子」でなければ愛されない、といった思い込みが眠っていることがあるのですね。

「いい子」でなければ愛されないという思い込みが生み出す「悲しいすれ違い」

「いい子」でいなければ愛されない、という思い込みが眠っていると
自分の幸せや喜びよりも、自分の身近な人に対して「いい子であること」を優先してしまいがちです。

とくに、好きな人ができたとき、
好きな人を大事にしたいという思いが
相手の期待に応えるという形ででてきやすく
無理をしすぎてしまったり

本来の自分と、パートナーといるときの自分が離れすぎてしまい
パートナーから受け入れられているという実感を感じられず
心の距離ができてしまうことも多いようです。

でもね、冷静になって考えてみると

パートナーはあなたに喜んでもらいたくて
あなたに愛を伝えたくて、あなたの素敵な部分を誉めたり
感謝を伝えているのだと思うのですよね・・。

あなたを追い込みたくて、伝えているわけではないと思うのです。

あなたが逆の立場だったらどうでしょう?
大好きなパートナーを誉めたり、感謝したりするごとに
パートナーに重荷がのしかかっていくとしたら・・ちょっと悲しいと思いませんか?

そんなつもりはなかったのに、って感じちゃう方が多いのではないかと思うのです。

ですから、パートナーの愛が
プレッシャーに変わってしまわないように。

誉め言葉は褒め言葉として、感謝は感謝として受け取っていけるといいですよね^^

「いい子でいなければいけない」と感じてしまったルーツを探ってみる

ケースバイケースではあるのですが
「いい子でなければいけない」という思い込みには、そう思い込んでしまったきっかけがあることが多いです。

たとえば子供の頃の私たちは
大人の言動(とくに両親)がすべてだと感じがちです。

たとえば、お母さんが教育熱心で
100点満点のテストで100点を取らないとダメ、という価値観を持っていて
95点のテストを見せたときに「もっと頑張りなさい」と言われて、悲しくなってしまった。
こんな経験があったとしましょう。

客観的に考えてみれば
その時のお母さんが厳しすぎただけであったり
勉強という点において厳しすぎただけで
子供自体を否定していたわけではなかったりすることもあるのですが

お母さんを喜ばせたい、と思う分だけ
お母さんの期待に応えられなかった自分を責めてしまったりするのですね。

がっかりさせちゃってごめんなさい。
期待に応えられなくてごめんなさい。って・・。

そして大人になった時

「期待に応えられなかった私を、お母さんはガッカリしていたに違いない」が
「期待に応えられなかったら、彼はガッカリするに違いない」に置き換えられ・・
「期待に応えなきゃ」「もっといい彼女でいなきゃ」とプレッシャーがかかりすぎてしまうことがあるのですね。

自分を責めていませんか?

こんなときには
「期待に応えるという形で、私は周りの人を喜ばせたいと思ってきたのだな」と
あなたの中にある愛に気づいてあげることからスタートしてみてください。

誰の期待に応えたかったの?
誰を喜ばせたかったの?

いい子でありたいという思うの中に
どれだけの愛が、あったのでしょう。

そして、ちょっと思い出してみてください。

周りの価値観や、ルール、言いつけをちゃんと守ったり
周囲の期待に応えようとすることは、並大抵の努力ではなかったはずです。

そして、そんなあなたの努力のおかげで、
救われた人や、あなたに感謝している人もきっといると思うのです。

周りの目を気にしてしまう方の多くは
そんな自分は弱い、情けない、と自分を責めていらっしゃいますが
私はそうは思わないのですよ。

どれだけ、あなたは愛の人だったのでしょうか。

いい子でいようと頑張った自分を労って^^
今度は「自分の価値観も大事にしながら、人を大事にする」という生き方にシフトチェンジしていきましょうね。

「〜すべき」・・それって本当?

最後に「期待に応えるいい子のパターン」を実際に手放していくエクササイズをご紹介します。

頭の中で「〜すべき」とか
「優しい自分じゃないとパートナーから見捨てられてしまう」と浮かんできた時には
「それって、本当?」って自分に一度問いかけてみましょう。

それって、本当にそうすべき?
パートナーは、あなたの優しいところだけが好きなの?
パートナーはあなたにプレッシャーがかけたくてそんなことを言ったのかな?
どういう意図で、あなたを誉めたのでしょう。

自分の中の恐れを見つめて
客観的にみて「そうじゃないな」と感じられたとしたら
「そんなことはないかもね」と、つぶやいてみる。

これだけでも、自分の中に取り込んでしまった価値観から抜け出たり
恐れから行動してしまうことが減ってくると思いますよ。

それでも恐れが強すぎる・・そんなときには
どうぞ、カウンセリングもご活用くださいね。

私たちカウンセラーと一緒に取り組んでいきましょう。

最後に・・

人の期待に応えたい
誉められることがプレッシャーに感じてしまう、そんな方は
周りを喜ばせてあげたい、という思いがいっぱいの、とってもとっても優しい方です^^

あなたがあなたらしく、愛を表現していくだけで
周りの人を喜ばせることは簡単にできますし、
すでにあなたは、たくさんの人を喜ばせていますよ。

気づいていますか?

褒め言葉や感謝を、2人の絆に変えていけるといいですね^^

応援していますよ。

参考になれば幸いです。

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