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服部希美
心理カウンセラー/講師
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「耐える」ことは愛だけど、「耐えることが当たり前にならない」ほうが、自分の心が優しい気持ちで大切な人を愛せるということ。

無理をしなきゃ続かない関係、を手放して、
自分の幸せを本当に願ってくれる人から、まず、大事にしていこう。

今日は恋愛だけでなく
職場や対人関係にもお役立ていただけるかな?と思う
「耐えること」が当たり前になってしまった心のパターンについてと、
頑張り屋さんのあなたも幸せになる方法を書いてみたいと思います。

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 心理カウンセラー服部希美です。

本当は、しんどいんだけど・・・
本当は、腹が立ったんだけれど・・・

ぐっと気持ちを飲み込んで、笑顔を作る。

大人になればなるだけ、
そんな状況を迫られることって、
正直、、、、あったりしますよね。


本当は投げ出したい!って思うけれど、
あと少しだから、がんばろう。

そんな風に自分を奮い立たせて、乗り切る。


怖いな、不安だなと感じているけれど
ぐっと堪えて、一歩づつ進む。

こういう生き方をされている女性って
とても多いのではないかな?って私は思います。


確かに、自分の感情に赴くままに
社会で人と生きていくというのは
なかなか難しいことだと私も思うのです。

今日は、気分が乗らないから仕事に行かなーいとか。
やりたくないから、やーらない!とか。
嫌いな人には絶対に話しかけませーん、とか。

まぁ、出来る状況の方も
いらっしゃるのかもしれませんし、
無理をする必要はないのですが^^;

大人で社会の中で生きていると
なかなか、自分の気分だけ押し通して生きていくというのは、
難しかったりしますよね。


特に日本人は

「大人になる」=「自分の感情に飲み込まれず、耐えること」

そんな公式が
インプットされている方も多いんじゃないでしょうか?


とはいえ
こんなことを人に相談すると

別にさ、耐えなくてもいいじゃん。
自分の人生なんだから、好きに生きたらいいじゃん。
相手だって、そんな思いまでして合わせて貰いたくないと思うよ〜

って言われたりしませんか?汗

中には
「それ、相手に嫌われたくないから、やってるだけじゃないの?」
なーんて、言われちゃったりして。  

あぁ、なんか この感覚を分かってもらえないんだなぁ
ただ、不満を言ってるように 聞こえちゃうんだなぁ

そんな風に悲しくなって、余計に耐えることが辞められない。

そんな方も多いのではないでしょうか?


正直ですね 「耐える」って

犠牲、とか、ガマン、とか
そういう言葉で割り振れない「愛」のニュアンスが
含まれているような気が、個人的にはしたりするのです。

こういうお仕事をやっているから、尚更でしょうね。

私がこの状況を乗り切れれば、
大事な人に迷惑をかけずに済む。

この人を守りたい。
そのために耐えきりたい。

そんな思いで ひとり、耐えている。
そんな女性のお話をお伺いすることが いかに多いことか、、。

・・・それだけ、大事なんですよね。
目の前の人が、その場所が、仲間が、家族が。

縁の下の力持ち。
サブポジションで誰かの夢を支える。

そういう愛し方をされる方の中には
「耐える」ことが「愛する方法」のひとつになっていることも多いです。

ですからね、耐えることがダメだよ、
悪いことだよ、ってお伝えしたいわけじゃないのですね。

でもですね~

「耐えること」はあくまで
「イレギュラー」であるべきだなと・・私は思ったりするのですね。

それはなぜかといいますと。

自分でいうのもなんですが、
「耐える」愛し方をやってきた服部としては

「耐えること」が当たり前になってしまったことで出てきた弊害に、
ずいぶんと長く、しんどい思いを抱えてきたように思うから、なんです。

うまくいかない恋愛パターンや、
いろんなことが起きたとき、
自分の心が優しい気持ちでいられない原因のひとつが

「耐え続けている」

私の心のパターンから来ていることに気づいたとき
置かれている状況は変わっていないに関わらず、
私の人生がふっと、楽になったのです。

なんていうんでしょう、
無理をしている時って、周りにも同じことを求めちゃうのですよね。

「あなたもそのぐらい、耐えれるでしょう?」って。
「愛があったら、犠牲ぐらいできるでしょう?」って。

相手の愛を疑っちゃうというか。

でもね、犠牲や我慢・・
大切な人にしてほしくないと思うのも
犠牲や我慢が辛いと知っているから、なのですよね。

だから、私が全部背負うよって、やっちゃう。


でもね、その連鎖を繰り返しまくっていた私は、気づいたわけです。
「私を本当に大切に思う人は、私に犠牲になんて、なって欲しくない」ということ。

「服部さんも、幸せでありますように」

カウンセリングやワークショップで、自分のために泣いてくれた先輩。
メッセージを送ってくれる後輩さん、クライアントさんが
いっぱい私を応援してくれたのですね。

そうか。私が大切な人に思うように、
私のことを思ってくれている人もいるんだよな。

そこからですね、私は本気で!
自分のことも大事にしようって思ったのです。

そしてね、誰を大切にしていこうか、って考えることにしたのです。

時間も有限。体もひとつしかない。
だったら、自分の幸せを本当に願ってくれる人から、まず、大事にしていこう〜って。

それでね、たくさん犠牲を手放していきました。
もちろんねー「いままでやってくれたのに?!」って言われることもありましたよー。

どうして面倒みてくれないの!?
どうして思うように動いてくれないの?

私が無理をしなきゃ続かない関係、というのは、
結局、私が手を離すと、続いていかないことも知りました^^;

そうして手元に残ったものは、本当に大事なものだったりするわけですね。

お仕事も、対人関係も、好きなものも。

もしもね、あなたが何かに耐えていて
もう限界を迎えているとしたら・・よく頑張ったのだと思います。

あなたの愛は、本当に素晴らしい。
誰がなんと言おうとね。私はそう思います。

でね、あなたも幸せになる方法もね
ちょっと考えてみて欲しいなとも思うのです。

まずは、誰かに助けてもらう、でもいいです。
弱音を聞いてもらうことでもいい。
あなたの功績を、誰かと分かち合うことでもいいのです。
この状態を一時的なものにするために、一緒に知恵を絞ってもらえる人に相談するもいいと思います。

犠牲をすること、耐えることは愛から始まっています。
あなたの愛は、それほどまでに深いのです。

でもね、やっぱり「一時的なもの」のほうがいいのかな?って思いますよ。

カウンセリングもご活用くださいね。

参考になれば幸いです。

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