怒られるのが怖くて「人が怖い」

「人が怖い」と感じちゃう心の原因、というのは
ひとそれぞれ、いろいろなものがあるのですが

今日は「怒られたくない」という思いから「人が怖い」パターンについて
ちょっと書いてみたいと思います。

誰だって、怒られたくはないですからね＞＜
怒られて、いい気分になる方って少ないと思うのですが、

過剰に反応してしまって、
自分のことを否定されちゃっているように感じたり、
人の顔色を伺って生きていく、というのも苦しいものです。

過去、怒られることが多かった、とか。
身内に感情的に怒る人がいた、とか。

誰かが怒られているのを見ることが多かった、などなど
原因はその人によって、違うのですが、

「こんなことして、怒られないかな？」
「いつ怒られるか分からない」

という不安や心配を常に抱きながら生活していると
「怒られないように」人と距離を取りたくなります。

ビクビク、怯えて生活しているような状態にもなりますね。

人によっては、先制攻撃！をしたくなり、
人にガブガブかみついてしまうことも・・・。

「バカにされている」「軽く見られている」

と感じやすい人も、根っこにこの
「私は怒られる人」という思い込みがある場合も多いんですよ。

＊

カウンセリングでは、過去の出来事を遡って
お話をお聞きしながら、悲しみや怒りを開放させてあげたり、

イメージで自分を助けに行ったり、

カウンセラーと関わることで、
心に安全地帯を作っていったりしながら

（実は人は、これがないから「怖い」んですよね。）

この「怒られる怖れ」を扱えるぐらいに減らしていくアプローチや、
「怒り」のメカニズムを学んだり、
印象に残っている「おこりんぼうさん」の心理を紐解き
「理解」に変えていくことをご提案したりするのですが、

どちらにせよ、「怒られる」という、
被害者の立場に居続けている私、を手放して

「被害者でもなく、加害者でもない私になること」
「私と、他人にちゃんと線を引くこと」

がテーマになる事が多いんですよね。

＊

お家でできるエクササイズとしましては、

「私は、わるくない。私は私を許します」と、
何度も繰り返して、口に出して唱えてみること。

１日に何度唱えていただいてもいいのですが、
何でもないときに唱えるのは勿論のこと、

怒られちゃうかも、と怖くなった思った瞬間には、
小さな声で呟いてみるクセをつけてみるといいと思いますよ。

不安が落ち着いて来ることも多いですよ。

ちなみに、この「口に出して唱える」という癒しの手法は

浸透させたい言葉を口に出して、
自分に言い聞かせていくことで、

自分では自覚できない、
深い心の部分、根っこの部分に
アプローチすることが出来るんですね。

思い癖、は
だいたい３か月ぐらいで変わって来ることが多いみたいですので、
チョットづつけてみて頂けたらと思います。

自分で言い続けるのは、続かない。
とてもそうは思えない、自分への疑いが強い、というときには、
きっと「人の力を借りて進む時期」です。

人から「あなたは悪くないよ」と言い続けてもらうこと。

自分の味方になってくれる人がいる、ということが、
人生をガラリと変える、キーになってくることって多いです。

ぜひぜひ、カウンセリングもご利用くださいね。

私もずっと抱えていた悩みですので、
お力になれたら嬉しいなぁ思っています＾＾

＊

応援していますね。
参考になれば幸いです。

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