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服部希美
心理カウンセラー/講師
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「飼い犬に腕を噛まれた」ように感じる失恋の痛みを、乗り越えるには?

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービス 服部希美です。

さてさて今日は、
私のイタタな経験から。

「飼い犬に腕を噛まれた」ように感じる失恋
について書いてみたいと思います。

目次

青天の霹靂。彼を振るのは私の役だったはずなのに!

「彼が付き合って欲しい、って言ったから付き合いはじめたのよね。」
「彼には、私がいないとダメなのよね。」

私は、彼に必要とされている。

そんな風に感じていたのに
いきなり彼に「もう別れよう。」と言われてしまった。

「もう、好きじゃなくなった」と、ハッキリと言われてしまった。

・・・こんなとき。

私たちは、普通の失恋以上に、
ショックを受けてしまうことがあるんですね。

「とても信じられない。」
「え?なんで、どうして?」

「・・・・・・裏切られた!」

まるで、奈落に突き落とされたような感じ。

そんなときに、無意識に感じている怒りは
「飼い犬に手をかまれた」感覚、だったりするんですよ。

この恋愛は私次第だと感じてしまう、自立側の恋愛の心理

私にも経験があるので
書いていて、胸がチクチクするのですが(汗)

実は、私たちが
「自立的」な立場で恋愛をしているとき。

どこか、ふたりの関係の主導権が「自分にある」と感じてしまうことがあるんです。

もちろん、悪気があるわけではないのですが、

この関係を続けていくのも
別れを切り出すのも、私次第。


みたいな感覚が、無意識にあることも少なくないんです。

ですから、彼側(依存側)から
「別れよう」「好きじゃなくなった」と言われた時、

「何言ってるのよ、約束が違うじゃない!
あなたは私を愛するって言ったじゃないのっ!!」

って、怒りが沸いてきちゃったりするんです。

でも、私にも選択権があるように、
彼には彼の、選択の自由があるわけなんですよね。

自立と依存がひっくり返るショックは大きい

ただでさえ、失恋って辛いのですが、
この手の失恋って世界がひっくり返ったような感覚を味わってしまうので、
めちゃくちゃショックを受けちゃうことが多いです。

それもそのはず。

「この恋愛は自分次第」と感じていた自立のポジションから
「この恋愛は彼次第だった」という依存のポジションに叩き落とされた感じがするからです。

最初こそ、

「最低な男よね!」
「分かれて正解よね」

って怒りモードがさく裂したり、
彼を一生懸命、悪者にしてたりするのですが・・・

内心は、ものすっごく凹んじゃってることがほとんどで

この失恋をきっかけに、
一気に自信を無くしてしまうことも多いんです。

愛することにも、自分自身にも・・。

自分にまったく悪気がなかった分、
訳が分からなくなっちゃうんですね。

だから、後悔ばっかりが出て来ちゃう。

「自分の何がいけなかったのか?」
「どうしてこんなことになってしまったの?」

を、ぐるぐる、ぐるぐる考えて
失恋を長引かせてしまったり。

防衛の心理から、
「もう、オトコなんて信じない!」
「人は裏切るのよ」なんて感じちゃったり。

別れたはずなのに、
あまりの辛さに、現実が受けいれられず
どこか現実味がなかったりして、
次の恋愛に進めなくなってしまうことも。

あんなに大好きな人だったのに、
精一杯、自分なりに愛してきたのに、

(ここに自覚ない場合も多いんですけどね)

すべてが、なかったことのように感じちゃったり。
無意味だったなと感じちゃったりもします。

なんだかとっても、
切ない話、ですけどね。

パートナーは相互依存。対等な関係を築いていくことが大切

パートナーの関係、というのは
「相互依存」(対等)が理想です。

ようするに、どちらかが
依存側や、自立側に傾きすぎるのではなく、

時にはいったり、きたりしながらも
パートナーと対等な関係を築こうという努力が、
お互いに必要なんですね。

パートナーシップはお互いさま、でもありますから
もちろん、自分だけに反省点があるわけではないのですが、
こういう状態から抜けだすために、大切なことは

「ちゃんと現実と向き合い、失恋を受け入れ」
「この恋愛で、自分は、何を学ぶか?」

に意識を向けること、なんですよ。
ものすごく勇気、いりますけどね・・。

「こんな私は許されないよね」とか

「きっと、こんな私なんて、
彼以外に、好きになってくれる人なんていないよ」とか、

痛みも、もちろん出て来やすいので、
そこは周りに支えてもらいながら、休憩しながら。

自分の心のケアも、取り入れながら。

いまだから、分かること。
これから出会う、大切な人のために活かしていけること。

ひとつひとつ、拾い上げていけると
次の恋愛に向かいやすくなったり
次の彼や、周りの人ともよりよい関係を築きやすくなったりします。

彼との経験を、
あなたや、あなたの大切な人へのギフトにしていくわけです。

あなたのことも大切にしながら、失恋の痛みを手放していこう

最後に一番、大切なことを。

どんな反省点が出てきたとしても、
そのときの私に、悪気はなかったと思うんですね。

当時の私の精一杯だった、
いたしかたがなかったということも、多々あります。

(恋愛において自立しちゃうにも、理由がありますしね~・・。
これを書くと長くなりますので、またいつか。)

ですから、
過去の自分を責めちゃうのではなく

「これからのために
この経験から、いっしょに学んでいこうね。

乗り越えられるよ、大丈夫だよ。」

って繰り返し、繰り返し
言ってあげて欲しいなって思います。

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・ダメンズさんだと、思っていた彼。
・ちょっと頼りなく感じる、年下の彼。
・相手から熱烈なアプローチをされて始まった恋愛。

このあたりの失恋で
出て来やすい心理かな~?と思いますので、

「失恋が長引いているな~」と思われた方は、
参考にしていただけると、幸いです。

応援していますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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