実は「自己価値」って、
恋愛や対人関係を、良好にするために
とっても重要なポイントなんですよね。
ですから、カウンセリングの現場では、
クライアントさんの魅力や才能をお伝えすることが
とってもとっても、多いのですが、
なかなか、受け取れないものなんですよね><
(それでも、ちょっとづつ貯まっていくんですけども)
その中で、例えば大好きな彼がいるんだけれど、
私は、「自分には愛される価値がないだろうと、思っている」とき。
本当の自分を隠して「彼好みの女」や「いい彼女」になろうとして
彼から愛される努力をしてしまったりすることってあるんですよね。
また、人によっては
「彼の期待を裏切ったら、彼を傷つけてしまう」
「彼が離れていってしまうのでは?」という怖れから、
だったら・・・最初から期待されないほうが良いよね。
と考えて、敢えて「ダメダメな私」ポジションにいるパターンの場合もあります。
これも実は、期待に応える心理と根っこは同じなんですよね。
と、書かせていただいたのですが
![](https://www.hattori-nozomi.jp/wp-content/uploads/26NJ_loveahiru_TP_V4-3.jpg)
>これも実は、期待に応える心理と根っこは同じなんですよね。
という部分が、よく分からなかったので
もうすこし説明して欲しい、というご要望をいただきましたので、
当ブログで、補足させていただきたいと思います。
どうか、こんな私に期待なんてしないでね・・という心理
たとえ話で説明しますね。
それほど料理が得意じゃない、
・・・・どちらかというと、苦手!な女性がいたとしましょうね。
でも、彼とのデートでピクニックに行くことになり
クックパ〇ドを駆使して(笑)、
日頃作らないような「お弁当」を用意することにしたんです。
なぜなら、彼は日頃から
家庭的な子が好きだ、って言うから・・・。
デート当日。
お弁当は大好評、彼は大喜び!
そして、こう誉めてくれたんです☆
「君って、料理が上手なんだね~!すごいね!」って。
・・・・ここで、
「ありがとう!喜んでくれてうれしいな~☆
でも私、実をいうと・・・あんまり料理が得意じゃないんだよね(笑)
でも、あなたのために頑張ったんだよ~!」
って素直な気持ちを表現できたら、
等身大の私を彼に見せれている、と思うんですよ。
彼の褒め言葉って、今後の励みにもなりますよね!
でも
「ありがとう~」と、彼には応えるものの
心の声:
【うわ・・・ハードル上がっちゃった><
もう、料理あんまり好きじゃないなんて言えないわ><
次のお弁当、何にしよう・・・ヤバいわ・・・】
な~んて、
プレッシャーに感じてしまう場合もあったりするわけですよ。
(実はこれは、私のイタタな経験でもあるんですけどね。)
このプレッシャーって・・・・辛いんですよね。
しかも、彼をだまし続けているような罪悪感も感じるし。
そして、期待に応えれば答えるだけ、
本当の自分(だと、自分で思っている自分。)と
期待に応えた自分との差が出来てしまうので、
今度は「バレちゃうんじゃないか?」という怖れが出てくるわけですよ。
本当の自分がばれちゃったら、
彼を傷つけちゃうんじゃないかな?
がっかりされちゃうんじゃないかな?
・・・彼に、捨てられちゃうんじゃないかな?って。
人によっては、この「期待される怖れ」から
そんなことになるんだったら・・・
最初から、期待させないほうが良くない??
だって私なんて、何やったってダメな女だし
と考えて、期待に応える、ではなく
敢えて「ダメダメな私」ポジションに入ってしまったりするわけですね。
・・・本当は、魅力も才能もたくさんもっているのに、
それを隠して、ダメな私を演じてしまうわけです。
(無意識の場合も、おおかったりしますけどね)
期待されない分、楽といえば楽かもしれませんが。
自分らしさを封印しているので、窮屈さを感じちゃったりしますし、
結局「本当の自分を隠して生きていかなければならない辛さ」って、同じなんですよね。
ですから、
「期待に応える」心理と
「期待されないダメポジションに入りたくなる」心理って、根っこは同じなんです。
![SplitShire_IMG_4788](http://livedoor.blogimg.jp/cs_nozomi/imgs/7/6/76be4027.jpg)
ちなみに、ここの抜け道は
「自己受容(自分で、ありのままの自分を受け入れる)」なんですよね。
今の状態って
本当の自分と、自分が評価している自分と
ものすごく差がある状態なんです。
人から誉められる言葉が受け取れない状況ならば
まずは、自分で自分のことを丸ごと受け入れてあげましょう。
自分に声をかけてあげてくださいね。
出来ないことも、勿論あるけれど、
ちゃんと出来ているところもある。
ダメダメなところも、
いいかんじ〜なところも、
両方、愛される価値がある。
私には私の、魅力や才能がある。
それは誰かと比べるものではないよ。
自分では劣っている、ダメだと思っていても
周りはそうは思っていないかもしれない。って。
他者からの「誉め言葉」を受け取ってみよう、
と思うことで、自己価値が上がることもありますし、
自分への声掛けで、上がるときもあります。
離れ業としては、
自分が「誰かを誉めてあげる」ことで、
自己価値が上がっていったりもするんですよね!
どれでも、お好みで。
取り組みやすいものから取り組んでみてくださいね!
参考になれば幸いです。