いつもお読みいただき、ありがとうございます。
心理カウンセラー 服部希美です。
今日は、服部のコラムです。
最近あった出来事から気づいたことを、お話ししたいと思います。
よろしければ最後までお付き合いくださいませ^^
記憶の蓋を、ふたりで開けてみた話
先日、昔からの友人とお話しする機会がありました。
カウンセラー関係ではない、もっとずっと古い友人で
実は、共に声優を目指していた時代を共有した人なんですよね。
同じ養成所に通っていたこともあって、自然と当時の話になっていったんですよ。
いろいろ話しているうちに気づいたのですが、
私と友人とで「記憶が違う」部分がたくさん出てきたんですよね。
「こんなことを勉強したね」
「いっしょに練習したよね」
そう言われても、私にはほとんど記憶がなくて
私の中に残っていた印象は、こんなことばかりだったんです。
・結果が出せなかった
・頑張りきれなかった
・認めてもらえなかった
自分よりもできている人
ステキな人
認められている人と、自分を比べて・・
「けっきょく、なんにも身に付かずに終わった」
そういう感覚があったのもあって
いま、いくら声を誉めていただいたとしても
すごく申し訳ない感じがしていたのですよ^^;
「いやいや私、なんにも学んでこなかったので・・」
そんなことを言っていただく価値なんてないです、みたいな・・。
でもですね、
ふたりで記憶の蓋を開けていくうちに、
すっかり忘れていたことが、少しずつよみがえってきたんです。
「ダメだった」記憶の陰に、隠れていたもの
たとえば・・
身についたか、つかなかったかは横に置いておいて・・^^;
実は、いろんなことを学ばせていただいていたこと。
もりだくさんのレッスンや復習だけでも精一杯の中、
生活のためにバイトも頑張っていたこと。
「いやいや、のぞみちゃん頑張ってたじゃん」
「自主練習に付き合った記憶あるよ」
「あのときさ、お互いに、よくやってたよね」
そんな友人の言葉の助けを借りながら、いろんなことを思い出していきました。
それにともなって、当時の自分の気持ちも、鮮明に思い出されてきたのですよね。
慣れない東京で、ひとり、頑張っていたこと。
夢を叶えたい、実家が苦しい、という思いで離れると決めたはずなのに
家族と離れて上京するのが寂しすぎて、悲しすぎて
家族の顔が見れなかったこと。
もう後戻りできない、という思いで、ひとりで泣いた夜のこと。
それでも一歩、踏み出した勇気。
「ダメだった」という記憶の陰に隠れていた
「それでも、そのときの自分なりに頑張っていたんじゃないか」という自分の記憶もね、
蘇ってきたんですよね。
そして・・
採用までは、いかなかったけれど
「私はあなたとお仕事がしたい」と声をかけてくれた人がいたこと。
厳しくも根気よく、教えてくれた先生たち。
発表会で、いい役に選んでくれた先生たちがいたこと。
私の気づかない良さを伝えてくれた同級生たち。
そして
連絡が取れなくなると困るからと、
家族に内緒で電話代を援助してくれていたお父さん。
「もう夢を諦めますので、バイトをたくさん入れてください」と伝えたときに、
「オレには止められないけれど、正直、もう少しやってみたらいいのにって思うな」って言ってくれたバイト先の店長。
「結果が伴わなきゃ意味がない」とばかり思っていた私が封印してしまった大切な記憶が、すこしづつ、蘇ってきたのですね。
結果だけが、頑張りの証じゃない
結果が出なかったとき、
私たちはそれに関わるすべてを
「頑張っていなかった証拠」として記憶に刻みやすかったりします。
そして、その一連のこと。
まるっと心の奥にしまい込んでしまうことって、けっこうあったりしますよね。
でも、結果が出なかったことと、頑張っていなかったことは、イコールじゃないんです。
結果が出なかっただけで、あなたは一生懸命だったかもしれない。
あなたは、誰かを、せいいっぱい愛したのかもしれない。
最終的には、うまくいかなかったけれど、誰かに愛されていた瞬間もあったかもしれない。
それは・・嘘じゃない。
たとえば、手痛い失恋。
私にも経験があるのですが・・
「最終的に別れちゃったんだから意味ないじゃん」って、
いろんな記憶を根こそぎ封印してしまうことって、あると思うんです。
辛すぎますものね。
でもそこにこそ
それほどまでに、誰かを愛した自分であったり。
いっときだったかもしれないけれど、相手からもらった愛であったり。
嬉しかった出来事だったり
不器用ながらも共に過ごした時間の尊さであったり。
「私、、、、よくやってたじゃん」
そんなふうに思える自分も、必ずいると思うんですよね。
それほどまでに思えた、愛だったりね。
あなたの「あのころ」にも、同じものが眠っているかもしれない
うまくいった出来事だけでなく
「あのころの自分はダメだった」と思っている時代の中にも、むしろ「自分が責めてきた時代」の中にこそ
気づいていなかっただけで、よく頑張っていた自分がいたかもしれない。
あなたなりの、精一杯があったかもしれない。
ネガティブな記憶で埋めてしまった「大切ななにか」こそ、
あなたにとって、とっても大事な記憶、だったりするかもしれません。
「あのころの自分はダメだった」で終わらせるには、もったいない時代が、あなたの中にもありませんか?
正直ね。
「私には、何もできなかった」
「私は、うまくできなかった」
正直なところ・・そんな記憶は、忘れてしまいたくなると思います。
なかったことにしたい。
もう、2度と触れたくない。
私もずっとずっと、そう思っていました。
でも、そういうところにこそ、大切なものが眠っていたりするみたいですよ。
もしも「私もそうだな」って思われた方はね
心の準備ができたときでいいので
よかったら、過去の自分にも、もう一度会いに行っていただけたらなって思うんですよね。
きっと、そこには・・頑張っていた自分が、ちゃんといます。
あなたなりに精一杯だった自分が、必ず、いるはずですからね。
その自分に「よく頑張ったね」と言ってあげられたとき、
あなたの中の何かが、少しずつほどけていくかもしれません。
*
ひとりじゃ心細いな、辛すぎるな、つらいことばっかり出てきそう、という方はね
私もお供いたしますので、カウンセリングもお気軽にご活用くださいね。
あなたの頑張り、愛。
私にもぜひ、教えてやってくださいね。
参考になれば幸いです。


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