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服部希美
心理カウンセラー/講師
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彼に「高収入」を求めてしまう心理の裏側

婚活をしているときや、
「誰かいい人紹介して!」と友達にお願いするとき。

“どんな人がタイプなの?”
と聞かれること、ありますよね。

背が高い人、穏やかな人、よく笑う人、仕事に真面目な人…
人の好みって、本当にいろいろあります。

でも、その中で
「まずは稼ぎが安定している人じゃないと」
と経済的条件をいちばんに挙げる方も、決して少なくありません。

もちろん、それが悪いわけではありませんよ。
生活の基盤ですし、とても大切な要素のひとつですから。

ただ
「条件ばかり見ているうちに、自分の“好き”がよく分からなくなる」
そんなときには、少し心の奥を覗いてみるとヒントが見つかることがあります。

目次

■ 経済力に敏感になるとき、「お金=安心」になっていることがある

「相手の収入」が気になって仕方がないとき。
実は、見ているのは “収入そのもの” ではない ことがあります。

お金が絡み過ぎているとき、というのは 具体的な収入というよりも
その収入があれば私は何が手に入ると思っているのだろう?
というところがキーになることが多いんですね。

心理学では、
私たちが強く求めてしまうものの裏には、
「かつてもらえなかったもの」への願い が潜んでいると考えられています。

たとえば──

お金=安心感
お金=頼りがい
お金=守ってくれる
お金=見捨てられないという保証
お金=家族の笑顔

もし心がこう感じていたら、
お金自体というよりも、

お金がなくちゃ、 こういうものが手に入らないでしょー! って感じている可能性があるのですね。

■ その感覚のルーツが「お父さんとの関係」にある場合も

ということは、です。 ひっくり返すと
あなたが育ってきた過程で これらが手に入らなかった時期がある
ということを意味するのですね。

ガマンしたり、諦めたり、自分で頑張るしかなかった。
仕方がない事情が、背景にあることが少なくないのです。

実は、お金に絡んでいなくても
不安いっぱいで 誰にも頼れなくて、寂しい思いや悲しい思いをしてきていて
まだ、その思いが残ったままになっていることで

パートナーの経済力に 求めすぎてしまうケースって、結構多いのですよー。

基本的に私たちが 「求めすぎてしまうとき」というのは
「かつてもらえなかったもの」を欲しがっているときが多い。

特にこのラインは 自分の心の中の「お父さんとの関係」を整理してあげると
感じ方が変わることが多いですよー!

相手にお金を求めてしまう。
お金で人の価値を計ってしまう。
そんな自分のことを あまり良いものじゃないなぁと 感じていらっしゃる方も多いかもしれませんが

実はとても控えめで 優しい方が多いのですよね。
だからこそ、その方の心の中に たくさんの寂しさが、 眠っていることが少なくありません。

良かったら、カウンセリングもお使いくださいね

参考になれば幸いです。

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