いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日は職場の対人関係について書いてみたいと思います^^
何度も同じことを教えているのに覚えてもらえなかったり。
こちらが気を遣って伝えているのに、あまり響いていないように感じたり。
「自分で考えてほしいな」と思う場面でも、すぐに答えを求められたり。
後輩指導がしんどい。
そんなふうに感じている方は、少なくないのではないでしょうか。
気がつけば、後輩そのものというより、
「どう関わればいいのかわからない」ことに、疲れてしまっている。
そんな状態に、イライラしてしまうこともあるかもしれません。

「昔の自分」と比べていませんか?
では、どうしてそんなに後輩にイライラしてしまうのでしょうか。
実は後輩指導がしんどいとき、後輩本人だけを見ているのではなく、
無意識のうちに「昔の自分」と比べていることが多かったりします。
たとえば。
「私はもっと頑張っていた。」という思い。
私は先輩に迷惑をかけないよう必死だった。
私は分からないことがあっても、自分で調べていた。
そんな経験が多いほど、後輩の姿にイライラしやすくなってしまうのですね。
厳しすぎるマイルールがありませんか?
ただ、あまりに後輩にイライラしてしまうときには、
「私はもっと頑張っていた」——その動機が、会社や社会のルールだけでなく、
〈頑張らなければ、認めてもらえない〉
〈迷惑をかけては、いけない〉
〈怒られないように、しなければ〉
そんな、自分にずっと課してきた「マイルール」から来ているのかもしれません。
だからこそ、それを当たり前のように守らない後輩を見ると、心がざわついてしまう。
「ずるい」とまではいかなくても、「どうして、あなたはそれでいいの」という、行き場のない気持ちが湧いてくるのかもしれません。
そういったマイルールは、たいてい、これまでの経験の中で身につけたものです。
いつも、ちゃんとしていなきゃと思ってきた。
迷惑をかけてはいけない、と気を張ってきた。
周りの機嫌をうかがって、場のバランスをとってきた。
あなたが自分なりにがんばって身につけてきたルール。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、後輩が同じルールを持っているとは限りませんし、
それが本当に今の職場に必要なのかは、一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれませんね。
感じている苦しさの正体は、優しさ
そして、後輩指導でしんどいのは、単純に仕事が増えるからだけではなく
「イライラしてしまう自分」にも、苦しくなっていることが多いのではないでしょうか。
本当は優しくしたい。
あとで困らなくて済むようにしてあげたい。
そう思っているのに、何度も同じミスが続くと、つい強い口調になってしまう。
そんなとき、私たちは自分を責めてしまいやすいですよね。
「こんなことでイライラするなんて、心が狭いよね」
「私の教え方が悪いのかな」
育てることと、背負うことは違う
たしかに、後輩を教える立場としての責任はあります。
分かるように伝えること。
質問しやすい雰囲気をつくること。
必要なフィードバックをすること。
そういったことは、とても大切ですね。
でも、その先。
実際に学び、行動し、成長していくのは、後輩本人です。
相手の成長まで自分の責任にしてしまうと、後輩がつまずくたびに、自分も苦しくなってしまいますからね。
「私にできることは、やった」
そう思える視点も、同じくらい大切なのかもしれません。
頑張ってきた自分も認めてあげよう
もし今、後輩指導がしんどいと感じているなら。
それは、あなたが真面目に向き合っている証拠です。
相手のことがどうでもよければ、考え続けることもありませんからね。
だからまずは、「私はちゃんと向き合っているんだな」と、認めてあげてもいいのではないでしょうか。
価値観の違う相手と協力していくには、どちらがいい・悪いではなく、相手の価値観を認めると同時に、自分の価値観や頑張りも、同じように認めてあげることが大切です。
後輩の成長を願う気持ちも。
イライラしてしまう気持ちも。
これまで周りのために頑張ってきた気持ちも。
全部ひっくるめて、あなたなりに一生懸命関わっている証拠です。
どうか今日は、頑張ってきた自分自身にも、ぜひ、労ってあげてくださいね。
参考になれば幸いです。




